ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
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HAPPY NEW YEAR 2017 謹賀新年 ニワトリのカチーナと共に
       kowako.jpg

 新年あけましておめでとうございます。

私の名は「コワコ KOWAKO 」。ニワトリのカチーナです。
ホピ・カチーナの本の古典とも言えるJesse Walter Fewkes 先生が書かれた"HOPI KATCINAS"から、今、飛び出して来ました。
この本は、1903年に出版されたもので、ネイティブのアーティストによるカチーナのイラストが呼び物です。その無邪気な愛らしさがカチーナ・ファンを虜にしてきました。
詳しくは、後日、カチン・マナスによって紹介されると思いますので、楽しみにしていてください。

では皆さん、元気一杯、今年を良い年にして行きましょう!

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トウモロコシの豊作を祈るカチーナ「クオ」 QUO (Corn Kachina)
        QUO 6

日本列島は各地で梅雨が明けようとし、いよいよ夏本番です。
さて、ホピでは7月を「偉大な力の月」という意味を持つ「ナサン・ミュアオ」と呼んでおり、早生トウモロコシが収穫され、極めて重要なカチーナの儀式「ニーマン」が執り行われます。それは、2月に「ビーン・ダンス」と共に始まったカチーナの季節の締めくくりを表すもので、半年間、ホピの人々と共にいたカチーナたちが大地に恵みをもたらした後、故郷である聖なる山、サンフランシスコ・ピークスへ帰還する為のお祭りなのです。詳しくは、ここをクリックしてください。

さて、ご挨拶が遅れましたが、私の名は「クオ」。トウモロコシの豊作を祈るコーン・カチーナの仲間であり、歌とダンスが大得意です。ホピの人々の主食はトウモロコシ。その成長と豊作を担うのですから、大変重い役目であり、それだけに、とても人気のあるカチーナのひとつです。

              QUO 4 bis

私を作ったのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーの第一人者の一人であるマニュエル・シャヴァリアJr.さん。芸術的センス抜群の天才カーバーとして知られているお方です。アンティーク仕上げの白黒のトウモロコシを表したボディに、にっこり笑った蝶の顔(蝶族であるマニュエルさんのシンボル)が描かれたヘッド。そして後頭部には沢山の羽根を扇状に付けてもらい、申し分のないコーン・カチーナの姿に仕上げてくださいました。私の歌とダンスを日本の皆さんにも披露したいです。

身長は頭部の羽根飾りまで入れて約57cm。コットンウッドにミクストメディアにて彩色。更に、エイジング技法を駆使したアンティーク仕上げがなされ、独特の風格を備えています。壁面に飾り易く、インテリア効果に優れたコーン・カチーナに逸品。無条件に愛らしい蝶の顔も非常に魅力的です。

マニュエル・シャヴァリアJr.作 2007年

価格 お問い合わせください。


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HAPPY NEW YEAR 2016 謹賀新年  夜明けの少女とともに
          young dawn

         明けましておめでとうございます。

私の名は「ヤング・ドオン YOUNG DAWN」。
夜明けの少女を意味しています。
明けの明星を想わせるようなイエローの目と口。そしてエプロンにも星々のシンボルが描かれています。
実は、私、カチーナではありません。ナバホのアーティスト、シェルドン・ハーヴェイさんによって作られた木製の人形です。
私を日本へ連れてきてくれたカチン・マナ姉さんから「夜明けの神秘と女性のたくましさを感じさせるので、新しい年明けの日にふさわしい」と言われ、登場しました。
ホピのカチーナたちとは仲良し。みんなで日本のお正月をエンジョイしています。

どうぞよろしくお願いいたします。

2016年元旦
「ヤング・ドオン」&カチン・マナスTOKYO 渡辺純子

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パルヒク・マナ(続)
   palhikmana bis 1

前回登場しました「パルヒク・マナ」です。こんにちは。

今日はステキなお知らせがあります。
本の帯に私が出ている日本の有名作家・五木寛之さんの「新版 生きるヒント 5」(学研パブリッシング刊 1000円+税)が発刊されました。
只今絶賛発売中だそうです。
皆さん、ぜひ本屋さんで手に取ってみてください。

         palhikmana bis 4

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水を飲む娘「パルヒク・マナ」 PALHIK' MANA (Water Drinking Girl)
palhik mana by laro 1

ホピの3月は「オーソーミュヤ」(低い笛の音の響き)と呼ばれ、日増しに温かくなり、カチーナたちの活動も活発化してきます。

日本の皆さん、初めまして。私は「パルヒク・マナ」。水を飲む娘です。
以前、私の大先輩がこのブログに登場しているので、覚えておられる方もいることでしょう。
私はカチーナ(精霊)ではなく、ホピの女性たちの結社で行われる儀式のダンスに登場する娘です。私の役目は、雨乞いし、豊作を祈ること。それを示すように、私の頭飾り「タブリータ」(平たい板でできている頭部の飾り)は、雨を呼ぶ雲を象徴する形になっています。そして、口から顎にかけて放射状に描かれた線模様も特徴。又、コスチュームは、儀式用のローブにキルト。靴は履かずに裸足が普通であり、その足をイエローに塗ります。

      palhik mana by laro 2
                  後ろ姿 ↓
       palhik mana by laro 3

私は姿の華やかさから、時には「蝶のカチーナ娘」と呼ばれることもありますが、いずれにせよ、精霊のカチーナではありません。でも、ホピの人々から大変親しまれていて、ホピのカーバーたちのお気に入りのモチーフであり、彼らによって彫られる最も美しいカチーナ人形のひとつとして知られています。

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私を作ってくれたのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーであるレイナード・ラロさん。15歳の時からカチーナ人形を彫り始め、有名ミュージアムのショーで何度も受賞している実力派カーバーです。彼は、深い愛情と霊力を込めて私を生み出してくれました。

身長は頭部のタブリータの羽根飾りまで入れて約31cm。コットンウッドに主に自然顔料で彩色。羽根使用。
力強さと優しさが同時に感じられる深い表情。非常に丁寧なディテールも魅力のポイントです。全体的に密度が濃く、完成度の高い「パルヒク・マナ」の逸品と言えます。

レイナード・ラロ作 2013年
価格 : お問い合わせください。

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A HAPPY NEW YEAR 2015 新年のご挨拶
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新年あけましておめでとうございます。

今年はカチーナを代表して、この私「シオ・ヘミス」が日本の皆様へ新年のご挨拶をいたします。
現在、私は、東京のカチン・マナのところに逗留しており、先ほど近所の神社へ初詣に連れて行ってもらいました。
私たちホピの精霊であるカチーナは、日本の神気や精霊たちと連携しているなと、つくづく感じます。。

            Sio Hemis by Clark T 2

因みに、私「シオ・ヘミス」は、ホピ族の最も重要な儀式の花形カチーナです。
作ってくれたのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーの大御所として知られるクラーク・テナコングヴァさん。

では皆さん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2015年元旦

「シオ・ヘミス」カチーナ&カチン・マナスTOKYO 渡辺純子

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緑色の顔をした太陽のカチーナ「タワ・マナ」 TAWA MANA (Sun Girl)
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日本の皆さん、こんにちは。
私は「タワ・マナ」。太陽の乙女です。
以前に、私の姉がこのブログに登場したことがあるので、覚えていられる方も多いかと思いますが、ホピ語で「タワ」とは太陽を意味し、「マナ」は未婚の娘のことを言います。
ホピの世界観において、太陽は男性神なのですが、カチーナ(精霊)には、男性の「タワ」と未婚の娘である「タワ・マナ」というふうに、男女両方の神格が存在します。
「タワ」も「タワ・マナ」も空を旅し、優しく温かくホピの人々を助けますが、神格なので人々と交流することはありません。
日本では、太陽の神は「天照大神」と呼ばれる女性の神様と聞きました。私にとっては、不思議なご縁を感じます。日本へ来られてとても嬉しいです!

           tawamana ph 2

私の特徴は、太陽を表す丸くて大きな顔。その顔の周りには鳥の羽根が一杯飾られています。そして額は赤と黄色に塗り分けられ、長方形の黒い目と逆三角形の口が描かれています。
そして衣装は、キルトにサッシュ。赤いモカシンを履き、「マナ」(娘)であることを示す白地に模様の入った長いマントを羽織ります。

            tawamana ph 3

ところで日本の皆さんは、太陽と言えば赤い色を思われるでしょうけど、私の顔は緑色。奇妙に感じられるかもしれませんが、ホピでは昔から、太陽を表すカチーナの顔は緑色に塗られてきました。その訳は分かりませんが、「グリーン・フラッシュ」と呼ばれる太陽が緑色に輝く大変珍しい現象があるそうです。そして、それを見た人は幸せになれるという言い伝えが、ハワイやグァムにあるとか・・・・。ですから、私の顔を見た方も幸せになれると思ってください。そうすれば私もハッピー!!!

            tawamana ph 4

私を作ってくれたのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーの大御所の一人として有名なフィルバート・ホナニーさん。自然顔料の美しい色合いを駆使して、また、羽根飾りもたっぷり使い、私を最高にチャーミングな太陽の乙女に仕上げてくれました。日本の皆さん、どうぞよろしく。

身長約26cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根、毛糸も使用。誰からも愛される太陽のカチーナの逸品です。優しい笑顔と全身からみなぎるパワーは半端ではありません。所有される方を幸せにすること請け合いのカチーナです。
フィルバート・ホナニー作 2013年
SOLD



お知らせ
この「タワ・マナ」が表紙の帯に登場する五木寛之氏の本「新版 生きるヒント 4」(学研パブリッシング刊 1000円+税)が発刊されました。ぜひ、書店でお手に取ってご覧ください。


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クモ女の息子たち PÖ-ÖKANG-HOYA & PALÖ-NGAO-HOYA, Warrior Twin
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ハーイ!日本の皆さん、はじめまして。
ボクたちは双子の兄弟です。写真・向かって左、頭が緑色のが兄貴の「ポカングホヤ」、そして右の白い頭をしているのが弟であるボク「パロンガオホヤ」。だいぶ前、兄貴の仲間が単独で、このブログに登場したことがあるので、ご存じの方もいるかと思うのですが、ボクたちは、ホピの神話において地球を創った副創造神として知られる「クモ女」の息子たちです。それで、ざっくばらんに言うと、カチーナ(精霊)というよりは神様に近い存在。ボクたちの役目は地球に秩序を保たせることだと、母さんから言われて、小さいころから一生懸命に励んできました。そして最終的には、「ポカングホヤ」兄さんは北極へ、ボクは南極へ送られ、地球の軸を正しく回転させる仕事を担うことになったのです。これが実にハード!特に最近は、人間たちが地球をあまりにも痛めつけるので、軸がずれてきてしまっており、これを直すのが並大抵ではなく、ボクたち、過労死寸前です!それで、時折、ストレス解消のため、ボクたちは少年の姿に変身して、ホピの村へ遊びに行き、人々との交流をエンジョイします。でも、決して遊んでいるだけではありません。ホピの人々が困った時や、邪悪なものに攻撃された時など、母さんから教わった知恵を授けたり、敵を攻撃する方法を教えたり、又、実際、戦士として一緒に戦います。そんな訳で、ボクたちはホピの人々から「双子の戦いの神」なんて呼ばれることもあるのです。

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ボクたちの特徴は、黒い顔、両方のほっぺに戦士であることを示す白い2本の縦線が描かれ、頭には天へまっすぐ伸びた羽根飾りの付いた戦闘用のキャップを被っています。そして、目と口の周りも白く塗り、ボディも顔と同じく黒くし、胸と腕に模様を入れます。

                        後ろ姿↓
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人形のボクたちを作ったのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーであるフィルバート・ホナニーさん。現在、実力ナンバーワンと言われる人気カーバーであり、自らコロラド川へ素材のコットンウッドの流木を探しに行ったり、彩色にはあくまでも自然顔料しか使わないといった、こだわり派です。そのホナニーさんの入魂の作品がボクたち。どうぞよろしく!

身長約23cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根やワラ、スエードも使用しています。自然顔料による大変美しいカラーハーモニー、ワラによるねじり鉢巻も愛らしく、とても人懐っこい顔に安定感のあるボディスタイルなど、小さいながら魅力とパワー満載の名作です。
フィルバート・ホナニー作 2013年
SOLD


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渋めの「シオ・ヘミス」 Sio Hemis (Zuni Hemis)
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日本の皆さん、こんにちは。
私は「シオ・ヘミス」。本来、7月に登場する花形カチーナですが、今回、多忙を極めていたため、すっかり出遅れてしまいました。今や、秋の気配を感じされるこの頃ですね(苦笑)。
しかし、すでに何回か私の仲間たちが、このブログに登場しているので、「シオ・ヘミス」や「ヘミス」の名をご存じの方もおられるでしょう。そうした日本に上陸した「ヘミス」や「シオ・ヘミス」の中でも私は最も古びた渋めの体裁をしており、もはや「アンティーク」なんて呼ばれることもしばしば。その分、貫禄と存在感は若い者には負けません!

さて、専門的なことをお話しますと、そもそも、「ヘミス」カチーナというのは、その由来は、ニュー・メキシコのプエブロの一部族として知られる「ヘメス Hemez」から来たものと、研究者の先生方から言われております。
「ヘミス」カチーナの役目は、ホピの人々の為にトウモロコシが豊作になるのを助けること。そして、毎年7月に行われる「ニーマン」と呼ばれるカチーナたちがホピの村々から故郷である山「サンフランシスコ・ピークス」へ帰還する儀式において、姿を現す主役的なダンサーなのです。そして、「シオ・ヘミス」というのは、ズニから来た「ヘミス」という意味であり、その役割は「ヘミス」と変わりません。

sio hemis by howato 2 sio hemis by howato 3

私の特徴は、頭の上に「タブリータ」と呼ばれる大きくて平らな飾り板をつけていること。そのてっぺんの縁の部分は三つの半円形になっており、それらは雨雲を表しています。そして、タブリータの上部の左右に描かれているのは、発芽したスカッシュの種。、中央の半円形は虹のシンボルです。そして、その下方左右には向日葵を象徴した図が描かれています。
又、私の顔の部分は、左右半分ずつ異なった色(向かって右側は緑色の中に赤、そして左側は赤の中に緑色)に塗られているのも伝統的な特徴です。

「ニーマン」の儀式において、「ヘミス」や「シオ・ヘミス」のカチーナたちのダンスは、儀式に神々しさと厳粛な雰囲気をもたらし、観衆を圧倒します。このように私たちは、ホピの最も重要な儀式である「ニーマン」の花形スターなのです。

さて、人形の私を作ってくれたのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーとして、又、画家として活躍された故ウォルター・ホワトさん(1921年~2003年)。20世紀カチーナ人形カーバーの巨匠として知られ、古びた趣のある作風が特徴です。作品はアートとして高い評価を得ており、既にアリゾナ州のハード・ミュージアムに多数所蔵されているほどです。その彼が神業のような技法を駆使して、私を生み出してくれました。

身長41cm。コットンウッドにミクスト・メディアで彩色。一部の隙もないような圧倒的な造形力。神秘性に溢れ、又、日本の「寂び」の美学にも通じるような大変魅力的な作品であり、既に「アンティーク」の風格も具えています。
ウォルター・ホワト作 1980年代
価格:お問い合わせください。


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生きるヒント(3)とコオロギのカチーナ「スーシパ」
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日本の皆さん、コンニチハ。
ボクの名は「スーシパ」。コオロギのカチーナです。
7年前にカチン・マナスLAのサイトで既に紹介されているので、思い出してくれる方もおられるでしょう。

そう、ボクはランナーであり、キヴァ(半地下にある祈りの場所)のダンサー。かけっこで負けた人たちをムチ打ったり、時には競争に参加した人たちにギフトを配ります。
ホピでは足が速いのは強い男の象徴。ムチは制裁のムチではなく、励ましのムチ。
目の上の点でできた三角の模様は、雨、または湿気を表しています。

さて、このボクが、この度、日本の有名作家である五木寛之さんの本「新版 生きるヒント」(3)のナビゲーター役として、五木先生に見込まれ、本の帯に登場しました。

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内容は、癒しの力を得るための12のレッスンが書かれているそうです。
五木先生は、ボクの姿から癒しの力をイメージしてくれたのかな?皆さんはいかがでしょうか?
ぜひ、書店へ行って、ボクを目にしたら、手に取ってみてください!

「新版 生きるヒント」(3)
五木寛之著
学研パブリッシング刊
価格 1000円+税


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ナヴァホの男を表したカチーナ「タサプ」 TASAP, Navajo Kachina
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日本の皆さん、はじめまして。
私の名は「タサプ」。ナヴァホ族の男を表したカチーナ(精霊)です。
数年前にも、このブログに私の大先輩の「タサプ」が登場したので、覚えておられる方もいるかと思います。
それはそうと、何故、ホピの人々は、ナヴァホの男をカチーナ(精霊)にしたのか不思議に思われることでしょう。その訳ですが、彼らは、ナヴァホ族の持っている幸運やパワーを、カチーナを通して取り込みたかったからと伝えられています。なお、又、私たち「タサプ」は、雨や水分を表すカチーナともみなされています。何しろ、ホピは非常に乾いた土地なので、その生活に最も重要なのが雨の恵み。儀式の多くが、雨乞いに関係すると言われているほどです。そして、私たち「タサプ」カチーナは、儀式においては「アンクル」(叔父さん)の役割を担い、村のプラザで行われるダンスに姿を現し、ヘビーなビートに乗って、ゆっくりした動きで踊るのが特徴です。

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日本にやって来て、今、初めて雨期を体験しています。あまりにも豊かな雨量にビックリ!!!!
できることなら、この雨雲をホピの地へ届けてあげたい。

さて、人形の私を作ったのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーの大御所の一人をして知られるフィルバート・ホナニーさん。現在、実力ナンバーワンの人気カーバーです。
フィルバートさんは、全て自然顔料で私を彩色し、伝統に基づいたキルトの模様を絶妙に描いてくれました。そして、頭部には、三本の足場が高々と組まれ、てっぺんには羽根、その下には赤茶色の毛糸の束が飾られています。

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又、後頭部には、雨をもたらす大きな雲のシンボルと凝った羽根が付けられており、これらも見どころです。それと、両耳は、やはり水分の象徴である半分に割ったスカッシュ(ウリ)が表象され、その真ん中から羽根が付きだされています。
そして、何よりも注目していただきたいのが私のポーズ。頭部に対して、少々向きを変えたボディにより、とても表情のあるスタイルが演出されています。見れば見るほど、深い味わいのある私の姿を、どうぞ堪能してください。

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身長は頭部の羽根飾りまで入れて約35cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。
色遣いが非常に美しく、丁寧に描かれた模様やディテールのこだわりも魅力的です。フィルバート・カチーナの本領発揮と言える名作。
フィルバート・ホナニー作 2013年

価格:お問い合わせください。


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戦士のカチーナ「エウィロ」 EWIRO, Warrior Kachina
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日本の皆さん、こんにちは。
昨年、日本にやって来て初めての春。美しすぎてビックリです!そして紫外線も強くなってきましたね。
それでという訳ではないですが、サングラスをかけたような顔の私が登場しました。

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いや、申し遅れましたが、私はホピの人々から「エウィロ」と呼ばれている者で、古~いカチーナとして知られています。
その昔、私は、ホピの水源地を掃除したり、又、その他の雑用をこなす武官として姿を現しておりました。
しかし、最近では、儀式において、道化たちと敵対する戦士、あるいはガードマンとしての役目を担っておるんです。
因みに、ホピでは、4月から6月になると、野外でカチーナ・ダンスが盛んに行われるようになります。そして、そこに道化のカチーナたちも加わって、人間の悪い行いを演じてみせるパフォーマンスをパワー全開で展開。興が乗ってくると、彼らは観客にまで悪ふざけをするのです。そしてその度が過ぎた時、私「エウィロ」が、彼らめがけて突進し、取り押さえます。
こうした仕事柄、ちょいと睨みの利く強面でないと道化たちになめられてしまい、つとまりません。そして、儀式の最後には、おとなしくなった道化たちと仲直り。ホピの調和と秩序を守ります。
という次第で、自分で言うのも何ですが、「エウィロ」は男らしく、とても頼りになるカチーナなのです。
どうぞヨロシク!

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さて、人形の私を作ってくれたのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーの大御所の一人として有名なフィルバート。ホナニーさん。今、絶好調の人気カーバーです。
なお、「エウィロ」カチーナと言えば、その多くが、顔の斜めのラインがあり、星のマークが描かれていますが、この私は、それらの代わりに、イカシタ黒いサングラスと、ほっぺたに熊の足跡が描かれています。これはフィルバートさんならではの霊感とセンスによる力強い表現であり、私を一層存在感のあるカチーナに仕上げてくれました。
そして、ダイヤの模様が描かれた横長の口と長いアゴヒゲ、これらは古来からのスタイルです。
又、頭部に飾られた鋭い羽根飾り・・・・・、これらもやはり、フィルバートさんの霊感によるもので、宇宙と交信し、エネルギーをチャージするアンテナのようなもの。すごいでしょう!!!!

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更に、背中には、緑色の宝石のようなアワビの貝殻が付けられたスエードのマントも。至る所に、フィルバートさんの煌めく才能とこだわりが示されています。

身長は頭部の羽根飾りまで入れて約43cm。比較的大型の作品です。コットンウッドに自然顔料で彩色。
淡いイエローの顔にコントラストをつけた黒いサングラスをかけたような目の表現が、見るものに強い印象を与えます。やんちゃな雰囲気と圧倒的な存在感を見せるフィルバート・カチーナの傑作です。
フィルバート・ホナニー作 2013年

価格:お問い合わせください。



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生きるヒント(2)とカチーナ
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作家・五木寛之氏のベストセラー「生きるヒント」の新版第2弾が発売されました。
昨年12月に発売された第1弾と同様に、本の帯には五木氏ご自身が選ばれたカチーナ人形の写真が掲載されています。そのカチーナは、戦う女のカチーナ「ヘ・ヘ・ヘ」(ベンドリュー・アトクク作 Yoshio Hasegawa Collection)です。

内容ですが、12のレッスンという形で構成されており、人生がハードだと感じた時、心をホッとさせてくれるようなヒントが、各レッスンにちりばめられています。

私も早速、読みました。
個人的には、レッスン6に書かれているメーテルリンクの「青い鳥」の本当のストーリーに強い衝撃を受け、そして五木氏の解釈から、人生への大きなヒントを見出すことができました。とても良かったです。
皆さんも、ぜひ、書店で手に取ってみてください。(カチン・マナスTOKYO 渡辺純子)

「新版 生きるヒント」 五木寛之著 学研パブリッシング刊 価格:1000円+税

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幸運を運んでくるハバスパイの女の子「コニン・マナ」 KONIN MANA, Havasupai Girl
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日本の皆さん、コンニチハ。
私は、ホピの人々から「コニン・マナ」と呼ばれているカチーナです。
私の生まれは、グランドキャニオン。そこに800年以上昔から住んでいる「青緑の人」という意味を持つ部族「ハバスパイ」の女の子です。
その私が、なぜ、ホピのカチーナに?と不思議に思われるかもしれませんね。

実は、ホピの人々は、私たち「ハバスパイ」だけでなく、「ナバホ」や「ズニ」、「コマンチ」、「アパッチ」等、近隣の部族の姿をカチーナに変換しています。それは、それらの部族が持っている幸運やパワーを、ホピの人々が尊重し、カチーナにすることによって取り込もうとしているからなのです。そして、他部族を表象するカチーナたちは、ホピの多くの儀式において、役割を持ち、しばしばミクスト・ダンスやプラザ・ダンスに登場します。

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上のイラストは、ホピの儀式に登場したコニン・マナとハバスパイの男 HOPI KATCHINAS by Jesse Walter Fewkes より


まあ、つまり、私は自分で言うのも何ですが、ホピの人々に幸運を持ってくる女神のような存在。そして私自身、この役目が大好きで、日本の皆さんにも幸運を運んできました。
どうぞ、よろしくお願いします。

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さて、人形の私を作ってくれたのは、チャールズ・チメリカさん。伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーです。
チメリカさんは、伝統に基づいて、私の顔を白く塗り、小さな貝殻で装飾した赤いバックスキン製のヘッドバンドをつけ、大きな二本の角、そして頭に数種類の羽根を立ててくれました。そして、ハバスパイ族が昔着ていたようなバックスキン製の黄色いドレスを着せ付けてくれ、「青緑の人」を象徴するような緑色に輝くアワビの貝殻でできたペンダントをつけてくれたのです。手には、女の子らしくバスケットを持っています。
日本に来られて、今、とてもハッピー!
3月3日は「桃の節句」と聞きました。五人囃子の奏でる楽曲に合わせて、私のダンスを雛人形さんたちと日本の皆さんに披露したいです!

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身長は頭の羽根飾りまで入れて約24cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根、貝殻、バックスキン、アワビの貝殻など使用。自然顔料によるデリケートな色彩に、赤と黄色のバックスキンのヘッドバンドとドレスが映え、このうえなく愛らしい作品に仕上がっています。微笑んでいるような目と口の表現も素晴らしく、非常に魅惑的な「コニン・マナ」の逸品です。
チャールズ・チメリカ作 2013年
価格:お問い合わせください。



【お知らせ】
今回の「コニン・マナ」も含む新着のカチーナ人形の2014年スプリング・セールが始まっています。ご興味ある方には、カタログをお送りいたしますので、下記までご連絡ください。

sumikowatanabe@lime.ocn.ne.jp


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カチーナ人形カタログ2014
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カチーナ人形セール・カタログ2014を発行いたしました。
新着のカチーナ人形を数多く含む、魅力溢れる作品41点をご紹介しています。
因みに表紙を飾っているのは、「シャラコ・マナ」(雲を表徴した娘のカチーナ)です。
彼女については、カチン・マナスLAのサイトをご覧ください。

カタログをご希望の方は、カチン・マナスTOKYO の渡辺まで、下記メールアドレスへご連絡を。
皆様からのお問い合わせをお待ちしています。

sumikowatanabe@lime.ocn.ne.jp

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太陽と月のカチーナ「タワとムヤオ」TAWA & MUYAO, Sun and Moon Kachinas
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日本の皆さん、初めまして。
寒い日が続いていますね。ホピでも今頃は雪が降り、ホピの2月は浄化の月「ポワムヤ」と呼ばれ、カチーナ・ダンスが始まります。

さて、自己紹介が遅れましたが、私の名は「ムヤオ」。月の神のカチーナです。前回、新年のご挨拶に登場した太陽神のカチーナ「タワ」と共に、昨年、日本にやって来ました。

     Sun and Moon 2
        私が太陽神のカチーナ「タワ」です。↑

日本の皆さんは、太陽と月について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
因みに、ホピでは、太陽神「タワ」は、毎日空を旅する若くてハンサムな、人々に優しい、そして親切な、役に立つ神様と見做されています。一方、月の神である私「ムヤオ」は、空に住んでいて、暗い夜に光を与える偉大なパワーを持ったハッピーな老人と思われています。いやはやですな・・・。
また、太陽神「タワ」は、ホピの儀式において、12月に行われる冬至を祝う「ソーヤル」の儀式に登場しますが、私、月の神「ムヤオ」は、これまで一度もホピの儀式に姿を現したことがありません。それだけ、人々から神秘的な存在と思われているのでしょう。只、人形に作られることは稀ですが有り、この度、縁あって、東京のカチン・マナと出逢い、タワと共に来日。皆さんの前に初めて姿をお見せしました。どうぞお見知りおきください。

          Sun and Moon 3

ところで、私たちを作ってくれたのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーの大御所の一人として知られるフィルバート・ホナニーさん。普通は、太陽と月のカチーナは単独で作られますが、今、絶好調のフィルバートさんは、何と大胆にも、私たちを結合させて一つの作品に仕上げました。彼が特にこだわったのは、私たちの顔の表情と羽根遣い。タワには、4本の輝くような朱色の羽根をアクセントに、そして私には落ち着いたブラウンの羽根が用いられています。
私たちのパワーの相乗効果は絶大!嬉しそうなタワの顔をご覧ください。そして、このうえなくハッピーな私の顔も。
私たち、日本に来ることができ、とても幸せです。

身長約62cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。背中側は平らなフラットタイプの大型作品です。どちらの表情も素晴らしく、見ているだけで幸せな気持ちになれます。羽根の色遣いも絶妙!神々しさと芸術性を備えた傑作です。
フィルバート・ホナニー作 2013年 
価格:お問い合わせください。



おしらせ
2月上旬に、新着カチーナ人形を中心としたセールス・カタログを発行する予定です。
ご興味ある方は、下記までご連絡ください。

sumikowatanabe@lime.ocn.ne.jp


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新年のご挨拶
     Tawa Sun Kachina

        A HAPPY NEW YEAR 2014
            
            新年あけましておめでとうございます。

今年も、皆様に素晴らしいカチーナ人形たちをご紹介して行きたいと思います。

写真のカチーナは「タワ」。太陽のカチーナです。年初めのめでたい日にこれ以上相応しいカチーナはいないと思い、登場してもらいました。作ったのは、現在、最も油が乗ったカチーナ人形カーバーの大御所、フィルバート・ホナニーさんです。
詳しくは、次回の更新の時にお話しいたします。

2014年が皆様にとって幸多き年となりますことをお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2014年元旦

カチン・マナスTOKYO
渡辺純子 タワと共に


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ネズミのカチーナ「クァーラ」 QAALA (Packrat / Moon Kachina)
     qaala 2

日本の皆さん、はじめまして。
今日は冬至。ホピでは、村々に冬至のカチーナ「ソーヤル・カチーナ」が姿を現し、カチーナのシーズンが始まったことを告げて回ります。
この特別な日に、ここに登場できてとても嬉しいです!
先ずは自己紹介。私は、ネズミのカチーナで、ホピ語の名前を「クァーラ」と言います。

大きなギョロ目が特徴です。この顔で、意外と思われるかもしれませんが、私は「月」と関係のあるカチーナなんです。日本では、昔から「月」と言えばウサギの姿がイメージされると、東京のカチン・マナから聞きました。もし、ホピの人たちがそれを知ったら、きっと驚くことでしょう。民族によって月と繋がる動物もそれぞれで、面白いですね。

なお、私自身のことをもっとお話しすると、実は「月」だけでなく、「戦士」にも関わりがあり、そして「収穫」と縁のあるカチーナです。ホピのネズミにとっても日本のネズミにとっても、作物の豊作と収穫は願いですからね。

現在、私は、東京のカチン・マナのところに居候しています。彼女は新しい年を迎えるための大掃除に忙しいらしく、「ネズミの手も借りたい」とか言っていますが、私はお正月用のお餅の方に目が奪われて、それどころではありません。

日本の皆さん、月を見たら、ウサギがお餅をついている傍に、それを待っている小さなネズミの姿も思い浮かべてください。

        qaala 4

さて、人形の私を作ってくれたのは、伝統的スタイルのカチーナ人形カーバーの大御所の一人であるフィルバート・ホナニーさん。今、とっても油の乗り切っているカーバーとして絶大な人気を誇っている人です。因みに、ネズミのカチーナ「クァーラ」は、とても珍しいカチーナであり、現在、これを彫れるのは彼一人だけと言われています。彼は古い「クァーラ」のスピリットと繋がって、深い愛情を込めて、私を作り上げてくれました。

       qaala 1

        qaala 3
後ろに描かれている黒い模様は、雨の滴を表しています。

身長約18cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。鳥の羽根とワラも使用。身体に厚みのない原初的なフラットタイプの作品。
飛び出して大きな目が、ひときわ目を引きます。小粒ながら、非常にインパクトのある作品。大変珍しく、貴重な「クァーラ」カチーナです。
フィルバート・ホナニー作 2013年

SOLD


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「生きるヒント」
     ikiruhinto 1-1

五木寛之氏のベストセラー「生きるヒント」の新版シリーズ第1巻が学研より発刊されました。
「いま」を生きるためのヒントが、12のレッスンという形で紹介されています。
歓ぶ/ 悲しむ/ 買う/ 笑う/ 喋る/ 働く/ 飾る/ 飾る/ 贈る/ 泣く/ 眠る/ 想う/
各レッスンに勇気がわくメッセージが満載。

又、注目すべきは帯のデザインであり、カチーナ好きの五木氏自身が選ばれたサボテンのカチーナ「ユーニャ」(クラーク・テナコングヴァ作 Y.SAKATA collection)が登場しています。

本は、手のひらにピッタリ収まるスマートサイズながら、丈夫なハードカバーで、持ち運び易いのも嬉しいです。
価格は、1000円+税

ぜひ、書店で手に取ってみてください。

カチン・マナスLAのサイトでもご紹介していますので、こちらもご覧ください。

カチン・マナスTOKYO
渡辺純子


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ガラガラヘビのカチーナ「シトゥリリ」 SITULILI (Zuni Rattlesnake Kachina)
  Situlili 4

日本の皆さん、はじめまして。
私の名は「シトゥリリ」。ガラガラヘビのカチーナです。

日本では、ヘビを嫌う人も多いと聞いていますが、ホピでは昔から、私たちガラガラヘビを含む爬虫類のカチーナたちは重要な地位を占めていました。例えば、仲間の水ヘビのカチーナは、水の神様を表すカチーナとして非常に敬われています。そして、ガラガラヘビのカチーナはと言いますと、危険物を知らせたり、足が速いことが尊ばれ、ランナーとしても活躍します。

       Situlili 1 -2
   
私の第一の特徴は、顔にガラガラヘビの模様が描かれていること。それから、頭部に赤いアクセントの羽根が飾られた扇型の大きな冠羽をつけ、口から赤茶色の舌をペロリと出し、両手にユッカのムチを持っていることです。
なお、私の顔は黒い色をしており、ブラウンのガラガラヘビが描かれていますが、仲間には黄色の顔に緑色のガラガラヘビの模様を持つ者もいます。

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さて、人形の私を作ってくれたのは、太陽氏族のリヨン・ポレクァプテワさん。伝統的な古いスタイルのカチーナ人形を彫る実力カーバーです。彼は、昔のカチーナ人形をよく研究し、深い愛情を込めて私を作り上げてくれました。
日本の皆さん、どうぞよろしく。

       Situlili 3-1

身長28.5cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。鳥の羽根、馬の毛、スエード、貝殻、ワラ等を使用。
オレンジ色の羽根の束がアクセントになっている扇型の冠羽の美しさは見ものです。この「シトゥリリ」の表情も、彼の顔に描かれているガラガラヘビの顔も非常にキュート!シダの樹液から採られた自然顔料の黒い色を基調にしたソフトなカラーハーモニーも素晴らしくきれいです。左手に描かれたターコイズの腕輪に作者のセンスが感じられるよう。
ちょっとやんちゃな雰囲気を持つガラガラヘビのカチーナ「シトゥリリ」の名作と言えます。
なお、「シトゥリリ」はズニ由来のカチーナという説もあります。
リヨン・ポレクァプテワ作 2013年

SOLD



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BSフジの番組「小山薫堂東京会議」にカチーナ人形が話題に登場
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明日、10月12日(土)24時から放映されるBSフジの番組「小山薫堂の東京会議」にカチーナ人形の話題があがっております。チャンスがありましたら、ぜひ、ご覧になってください。

トップの画像は、私どもカチン・マナスの強力な協力者でLA在住の有名写真家・吉田太郎氏によるもの。
Photo (c) Taro Yoshida

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二本の角を持つ神のカチーナ「アロサカ」 ALOSAKA (The Two-Horned God)
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日本の皆さん、はじめまして。
私は「アロサカ」と申します。
「アロサカ」とは、ホピ語で「二本の角を持つ神」という意味があり、私は、人間や動物、そして植物の子孫繁栄を担う神として、ホピの人々から崇められています。
私の住処は地下です。普段は、そこで静かに暮らしていますが、毎年11月に行われる「ウウチム祭」と呼ばれる儀式の時には、地上に出て、人々の前に姿を現します。
私は、ご覧のように、どこか浮世離れした雰囲気を醸し出しているせいか、ホピの人々から近寄りがたいと言われていますが、本来、とても優しくて親切なのです。

       alosaka 2

私の特徴は、その名の通り、頭に二本の角をつけていることです。それと、額の上の半円形の模様。これは、虹を表しており、神が旅をする跡だと信じられています。つまり、私が、サンフランシスコ・ピークス(カチーナが住んでいると信じられている聖なる山)から、ホピの「アワトビ」という村にいる、一人の乙女に会いに行く為の旅の跡だという、そんな伝説もあるようです。

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さて、人形の私を作ったのは、伝説的カーバーとして知られる故ウォルター・ホワト Walter Howato (1921年~2003年)さん。彼は、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーとして活躍。20世紀のカチーナ人形カーバーの巨匠として認められているお方です。古びた趣のある作風が特徴で、アートとして高い評価を得ており、多くの作品がアリゾナ州のハード・ミュージアムに所蔵されています。又、画家としても有名で、ウォルト・ディズニーの為に仕事をしたこともあるそうです。

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     Photo (C) HOPI KATSINA 1,600 Artist Biographies

このホワト大先生が魂を込めて作ってくれたのが、私です。
日本の皆さん、私の深い味わいをじっくり堪能してください。

身長43cm。コットンウッドに自然顔料その他で彩色。素晴らしい造形性に加え、絶妙なエイジングの技法により、古びた趣のある作品に仕上がっています。グレーをベースにしたボディに、淡いアクアブルーの二本の角、淡い萌木色と淡いオレンジ色の額の上の虹、そして、淡い萌木色の左腕、対して淡いアクアブルーの右腕といった、溜息の出るような美しいカラーハーモニーも見どころです。ウォルター・ホワトの入魂の名作。1980年代。

価格:お問い合わせください。


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流星のカチーナ「ナンガソフ」 NANGASOHU KACHINA (Chasing Star or Meteor or Planet Kachina)
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猛暑お見舞い申し上げます。

厳しい暑さが続いている日本列島。私にとって、サウナのようなこの暑さは生まれて初めての体験です。
皆さんは、お元気でしょうか?

申し遅れましたが、私の名は「ナンガソフ」。追いかけ星とか、流星、あるいは又、惑星のカチーナを意味するものです。既に日本へ上陸している仲間がいるので、ご存じの方もいることでしょう。
私たち「ナンガソフ」カチーナの特徴は、顔の真ん中に星の印をつけていることです。
日本には、星を祭る年中行事として「七夕」があるそうですが、私たちカチーナには、天空の神をはじめ、太陽や月、星や流星など、宇宙と関係のあるものがいくつか存在しています。そして、それらはホピの太古の昔の物語と繋がっていて、現在も様々な儀式に登場します。

         nangasohu k 2 

         nangasohu k 4

人形の私を作ってくれたのは、ホピ族伝統派の指導者の一人であり、伝説的なカーバーとして知られるジミー・クーツ(1916年~1996年)さん。彼は、連邦政府やエネルギー会社による地球資源への破壊的な行為に生涯かけて抵抗。又、伝統派のニュースレター「テックワ・イカチ」(大地と生命)の編集者の一人でもあり、彼の人生は「あるホピの自叙伝」というドキュメンタリー・フィルムに収録されています。又、カーバーとしては、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形を復活させた立役者として知られ、1960年代から1970年代の最も優れたカーバーの一人として認められているお方です。そのジミーさんが、魂を込めて私を作ってくれました。


身長20cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。落ち着いた色調と美しい立ち姿が、作品に独特の趣を与え、拡張高いものにしています。ジミー・クーツのカチーナ人形はその多くがミュージアムや世界の有名コレクションに所蔵され、市場に出ることは滅多にありません。
本作品は1960年頃に制作されたもの。個人蔵


余談ですが、8月12日夜から13日にかけて、たくさんの「ナンガソフ」が見られそうです。それは、「ペルセウス座流星群」の流れ星たち。毎年この時期に現れますが、特に今年は観察に大変良い条件がそろっているとか。
古代のホピの人々も、きっとこの天体ショーに魅入っていたことでしょう。
皆さんも当日の夜、チャンスがありましたら、ぜひ夜空を見上げ、「ナンガソフ」に出会ってください。



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ジョージア・オキーフのカチーナの絵
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20世紀アメリカを代表する女性画家、ジョージア・オキーフ(1887年~1986年)は、カチーナ人形を愛し、カチーナをモチーフにした絵画作品を何点も残していることが知られています。私は、このことに大変注目していましたが、これまで実物はおろか、写真すら見たことがありませんでした。

ところが、つい1週間ほど前のこと、アメリカから1冊の冊子が届き、何と、その表紙にオキーフによるチャーミングなカチーナ人形の顔が!!!!!!!それがトップの写真です。
因みに、この冊子は、カチーナ人形コレクションで有名なアリゾナ州フェニックスにあるハード・ミュージアムHeard Museumの会員向けのニュースレター。Heard Museum earthsong JULY-SEPTEMBER 2013 HEARD. ORG

         okeeffe kachina 3

表紙を飾っているのは、「ポールのカチーナ」と題されたオキーフの油彩画で、20.32cm×20.32cm 1931年の作品です。Georgia O'Keeffe, "Paul's Kachina" 1931. (C) Georgia O'Keeffe Museum
黄色の顔にポップな目、そして赤や青、黒で描かれた星を象徴する十文字の模様から、おそらく、このカチーナは、"Ho-te" と呼ばれるガードマンのカチーナと考えられます。オキーフは、友人のポールさんが所有していたこのカチーナ人形に魅せられ、描いたことだったのでしょう。カチーナの愛らしさと絶妙なハーモニーを奏でるモノトーンのシャープな背景にオキーフ特有のタッチがうかがえます。

そして頁をめくると、更にもう1枚のカチーナの絵が現れました。

           okeeffe kokopelli
「ココペリと雪」と題された油彩画です。38.4cm×25.4cm 1942年の作品。Georgia O'Keeffe, "Kokopelli with Snow" 1942. (C) Georgia O'Keeffe Museum
「ココペリ」は、ご存じの通り、性的豊饒さや作物の実りを象徴する人気の高いカチーナです。
非常に美しく、幻想的な作品であり、オキーフがいかにこの「ココペリ」カチーナ人形を愛し、深い思いを抱いていたかが伝わってくるよう。

これらの絵は、ニュー・メキシコ州サンタフェにあるジョージア・オキーフ・ミュージアムGeorgia O'Keeffe Museumの所蔵品ですが、来る9月28日から来年1月12日までアリゾナ州フェニックスのハード・ミュージアムにおいて、"Georgia O'Keeffe IN NEW MEXICO ARCHITECTURE, KATSINAM AND LAND" と題されたオキーフの展覧会で公開されます。
なお、カチーナをモチーフにした絵は全部で15点展示され、そこには異なる8体のカチーナ人形の姿が描かれているそうです。

もし期間中、アメリカ・アリゾナ州フェニックスへ行かれるチャンスがありましたら、ぜひ、ハード・ミュージアムもお訪ねください。

今回の写真は全て、ハード・ミュージアムの冊子earthsong JULY-SEPTEMBER 2013 から引用させていただきました。

Photo (C) HEARD. ORG

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太陽を頭に戴く魔女のカチーナ「ヒリリ」 HILILI (Witch Kachina)
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日本の皆さん、私は「ヒリリ」という名のカチーナです。
既に私の仲間が日本に上陸しているので、ご存じの方もいるかと思います。

私は、元々はズニのカチーナだったのですが、その昔、ホピへやって来て、以来ずっと人々に親しまれてきました。人気者のカチーナです。
ホピへやって来た当初、私は「魔女」のカチーナとして姿を現しました。しかし、村の女の人たちに怖がられ、その後は儀式の時のガードマンとして活躍、又、キヴァ(ホピの男たちだけが入れる半地下の祈りの場所)で行われるナイト・ダンスのダンサーとして人気を博しております。

さて私の姿ですが、いくつかのバリエーションがありまして、渦巻き型の目をしたもの、あるいは顔に斜めのラインが入ったものなどが知られていますが、私のように頭の上に太陽のシンボルが描かれた杖(皆さんには、簪のように見えるかもしれませんね。)を乗せている「ヒリリ」も昔から存在していました。この姿で、ダンスを踊ると、キヴァの男たちから大喝采を浴び、皆、ノリノリになります。

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頭の後ろに描かれているのは雲を表す模様。雨を祈念するものです。

人形の私を作ったのは、イーグル族のジャスティン・ロマテワマさん。若干27歳の若者ですが、長老の父上から徹底的に伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形の彫り方を教わり、その腕とセンスは抜群。将来有望な若手実力カーバーです。彼は、この私をカラフルで純真な「ヒリリ」に仕上げてくれました。ワラの鉢巻にも気合が入っています。私のハッピーな笑顔を見てください。

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身長30cm。コットンウッドにミクスト・メディアで彩色。こけし型のボディ・底部は自然の木の状態です。輝くようなイエローに清々しいミントグリーンなど、色調も素晴らしく、非常に明るいイメージの「ヒリリ」です。頭に乗せた嬉しそうな太陽の顔が相乗効果を上げ、作品を一層無邪気で愛らしいものにしています。
ジャスティン・ロマテワア作。2011年制作。

価格:お問い合わせください。



お知らせ
ホピ・カチーナ人形カタログ2013が完成しました。      
ご希望の方は、下記までご連絡ください。

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        kachina catalog 2013



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ピクソナ、ピキが大好きなカチーナ PIKSONA (Piki Eater)
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日本の皆さん、はじめまして。
変な奴が出てきたとお思いでしょうが、私はれっきとしたカチーナの一人で、「ピクソナ」と呼ばれている者でございます。そして、泣く子も黙る人食い鬼のカチーナ「ソヨコ」様の子分なのです。驚きましたか?

          piksona 1

さて、この「ピクソナ」の意味ですが、簡単に言えば「ピキを食べる人」ってこと。因みに「ピキ」とは、トウモロコシの粉を薄く伸ばして焼いたホピ特有のパンのことです。私は、このピキに目がありません。しかし、私は、あくまでも人食い鬼の仲間でして、「人食い」の名に恥じない行いをしなくてはなりません。
もし、人間の子供とピキを同時に差し出されたら、迷わずピキを選びますが、それでは「人食い鬼」としてのお役目が果たせません。で、結局は、どちらも食べてしまうのです。

      piki makers
上の写真は、ピキを作るホピの娘さんたち。1906年。Photo (C) Edward S. Curtis

まあ、カチーナもいろいろ。私のようなチョイ悪な奴もいるんです。
縁あって、日本にやって来ました。どうぞ、お見知りおきを!

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ところで、人形の私を作ってくれたのは、フェリス・サトラさん。伝統的「オールド・スタイル」のカチーナ人形カーバーの実力派として知られている50代のお方です。アート志向の高い作風が特徴であり、この私の粋でシュールな姿にも良く反映されています。

身長は、頭部の羽根飾りまで入れて24cm。コットンウッドにミクスト・メディアで彩色。目のない顔など、シュールでとぼけた味が魅力的な作品です。肘を曲げて腕組みしているようなボディ・カービングの絶妙な膨らみにもご注目ください。
何故か、呉服屋の若旦那といった粋なムードも感じさせます。非常にユニークでアートなピクソナの逸品です。2012年制作

SOLD



お知らせ
現在、新入荷のカチーナ人形を中心としたカタログを作成中です。6月初旬頃発行予定。ご希望の方には、カタログをお送りいたしますので、下記アドレスまでご連絡ください。

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プリミティブアートってなぁに?
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人形とアートが好きな友人の一人から、面白いカチーナが出ていると言って素敵な本を紹介していただきました。
「直感こども美術館 プリミティブアートってなぁに?」(文 マリー・セリエ 監訳 結城昌子 西村書店 2,800円)がその本。
内容は、世界中から集められた各民族の信仰に根ざした精霊や祖霊、創造主、人間、動物などを表した彫刻や人形、仮面などが収録され、とても分かり易い言葉で説明されています。
カチーナ人形に関しては、表紙に掲載されているミミズクのカチーナ(1912年以前のもの)一点のみですが、イギリスのオックスフォード大学ピット・リヴァース博物館所蔵の貴重な作品。一見の価値ある名作であり、他の地域の精霊たちと良く調和しており、それらの神秘性と豊かな芸術性が、ストレートに、そして楽しく伝わってきます。
肩の凝らないプリミティブアートの入門書といっても良く、子供たちだけに見せておくのはもったいないと思い、ここにご紹介しました。

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ヘ・ヘ・ヘ 戦う女のカチーナ HÉ-HÉ-HÉ (Warrior Woman)
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日本の皆さん、はじめまして。
私の名は、「ヘ・ヘ・ヘ」と言います。戦士の精神を表したカチーナです。

私は若い娘であり、男たちが畑に出かけていて、村には女や子供しかいなかったとき、私は母に髪を結ってもらっていました。その時です、敵が村を襲撃してきました。私は、結いかけていた髪をそのままに、父の武器を引っ掴み、畑から男たちが駆けつけるまで、敵を相手に勇敢に戦ったのです。
それで、私の髪は、片側だけ娘の特徴を表す渦巻き型のアップヘアー、残りの髪は肩まで垂らしたロングヘアーなのです。↓

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そんな言い伝えがホピには昔からあり、私は戦う女を意味する「ヘ・ヘ・ヘ」カチーナと呼ばれています。

但し、ホピでも村によって私に関する言い伝えは異なり、上記の話は第3メサのもの。一方、第2メサでは、私は女装した若者とされ、敵を欺くため、トウモロコシ畑で花嫁と衣装を取り換え、女になりすまして敵が村に接近するのを見張ります。そして敵の姿を見つけるや、私は武器を手に取り、仲間が到着するまで敵を攻撃します。

こうした伝説のバリエーションにかかわらず、私「ヘ・ヘ・ヘ」は、力強い戦士のカチーナであり、毎年2月に執り行われるポワムヤの儀式の間、強面の戦士カチーナたちの一団が行進するのを保護し、彼らを導く役割を担っています。なぜなら、私は娘ながら、普通の戦士カチーナたちより強いカチーナだからです。日本の会津の八重さんと通じるかも・・・・・。


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上のイラストは、HOPI KACHINAS by Jesse Walter Fewkes より

さて、この私の特徴は、ぎょっとさせるような黒い顔と長いあごひげ、半分結いかけの娘らしい髪型、そして娘用のドレスにウエディング用のサッシュをしめ、長いショールをはおって、赤いモカシンを履いています。そして手には、弓とラトルを持ち、矢の入った矢筒を背中にしょいます。

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人形の私を作ったのは、ベンドリュー・アトクク Bendrew Atokuku さん。30代の実力派カーバーで、彼のカチーナ作品はミュージアムに所蔵されるほど。伝統的オールド・スタイルのカチーナの彫り方は、大御所であるフィルバート・ホナニーさんに導かれたとか。彼のカチーナ制作の特徴は、昔ながらのナイフとヤスリしか使わず、仕上げは自然顔料で彩色するというやり方です。私を作るにあたっては、特に髪型にこだわってくれました。黒い人毛が使われており、更に黒い鳥の羽根が飾られ、私を魅力満点の強い女にしてくれました。
日本のみなさん、どうぞヨロシク。

身長約27cm。コットンウッドに自然顔料(但し、紫色の部分はテンペラ絵具)で彩色。鳥の羽根、布、糸、革、人毛、小枝など様々な素材を使用。シダの木の樹液から採取した黒い顔料による黒の色が非常に美しく、黄色の目を効果的に見せています。また、ドレスに使われている紫色は野に咲くスミレを想わせ、とてもきれい!非常に手の込んだ丁寧な作りのカチーナ人形です。温かみとユーモアに満ちた「ヘ・ヘ・ヘ」カチーナの名品。2012年制作

SOLD


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トウモロコシの若者「アヴァチュホヤ」 AVACHHOYA (Spotted Corn Kachina)
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日本の皆さん、こんにちは。
私は、カチーナを代表して新年のご挨拶に登場しました「アヴァチュホヤ」、トウモロコシの若者カチーナです。
ホピの2月は雪が多く、とても寒いですが、今、私が逗留している日本の東京も今日は雪がちらついています。ホピでは雪に関係するカチーナ(精霊)もいて、人々は、乾いた大地に水分の恵みをもたらす雪に感謝を捧げます。そんなこともあり、今日の私はハイテンション。

さて、私トウモロコシの若者カチーナ「アヴァチュホヤ」は、7月に執り行われるカチーナの帰還儀式「ニーマン」の花形スターである「ヘミス・カチーナ」の弟分として知られ、7月の「ニーマン」の他、1月に行われる「パミュヤ」と呼ばれるキヴァ(半地下にある方形の祈りの場所。男性しか入れない)でのダンスやレギュラー・ダンスにも姿を現します。

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私の特徴は、ピンクのボディ・ペイントに、色とりどりのリングの模様。それらは異なるバリエーションのトウモロコシの色を表したものです。
なお、私の顔は白く塗られていますが、先輩のもっと古い「アヴァチュホヤ」の顔は黒く塗られ、その上に白いリングが描かれていました。

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古い時代の「アヴァチュホヤ」のイラスト "HOPI KATCINAS" by Jesse Walter Fewkes より

そして頭の上には、4方向に向けた羽根が飾られます。私の頭の上にもそうした羽根が付いていたのですが、経年によりほとんど失ってしまい、今では、微かにイエローの羽根の一部が残っている状態です。ちょっと淋しい!
とはいえ、私は本来トウモロコシの若者カチーナ。年齢に関係なく、いつの時代も元気いっぱいトウモロコシのダンスを踊りまくり、儀式を盛り上げます。

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こんな私の姿を見て、東京のカチン・マナが「60年代に流行ったモンキー・ダンスみたい」だって!
何はともあれ、日本の皆さん、大地の恵みのトウモロコシ、日本でいえばお米、稲のようなもの。日本の稲の精霊さん、共に頑張ろうではありませんか!そして日本の皆さん、どうぞよろしく。

        avachhoya 7

1960年代に制作された貴重な年代物カチーナ人形です。
身長約29cm。コットンウッドにミクストメディアで彩色。温かみのあるピンク色のボディと、バランスの良いスタイル、そして動きのあるポーズが何ともセクシーで愛らしい!明るくパワフルな「アヴァチュホヤ」カチーナの掘り出し物です。

SOLD


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新年のご挨拶
Spotted Corn Kachina

HAPPY NEW YEAR 2013

新年あけましておめでとうございます。

今年も素晴らしいカチーナ人形をご紹介して行きたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

写真のカラフルでパワフルなカチーナは、「アヴァチュホヤ」と言い、トウモロコシの若者です。日本で言えば稲の精霊のようなもの。詳しくは、次回の更新の時にお話しいたします。

2013年が、皆様にとって幸多き年となることをお祈りいたします。

2013年元旦

カチン・マナス東京
渡辺純子


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