ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
トウモロコシの豊作を祈るカチーナ「クオ」 QUO (Corn Kachina)
QUO 6

日本列島は各地で梅雨が明けようとし、いよいよ夏本番です。
さて、ホピでは7月を「偉大な力の月」という意味を持つ「ナサン・ミュアオ」と呼んでおり、早生トウモロコシが収穫され、極めて重要なカチーナの儀式「ニーマン」が執り行われます。それは、2月に「ビーン・ダンス」と共に始まったカチーナの季節の締めくくりを表すもので、半年間、ホピの人々と共にいたカチーナたちが大地に恵みをもたらした後、故郷である聖なる山、サンフランシスコ・ピークスへ帰還する為のお祭りなのです。詳しくは、ここをクリックしてください。

さて、ご挨拶が遅れましたが、私の名は「クオ」。トウモロコシの豊作を祈るコーン・カチーナの仲間であり、歌とダンスが大得意です。ホピの人々の主食はトウモロコシ。その成長と豊作を担うのですから、大変重い役目であり、それだけに、とても人気のあるカチーナのひとつです。

   QUO 4 bis

私を作ったのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーの第一人者の一人であるマニュエル・シャヴァリアJr.さん。芸術的センス抜群の天才カーバーとして知られているお方です。アンティーク仕上げの白黒のトウモロコシを表したボディに、にっこり笑った蝶の顔(蝶族であるマニュエルさんのシンボル)が描かれたヘッド。そして後頭部には沢山の羽根を扇状に付けてもらい、申し分のないコーン・カチーナの姿に仕上げてくださいました。私の歌とダンスを日本の皆さんにも披露したいです。

身長は頭部の羽根飾りまで入れて約57cm。コットンウッドにミクストメディアにて彩色。更に、エイジング技法を駆使したアンティーク仕上げがなされ、独特の風格を備えています。壁面に飾り易く、インテリア効果に優れたコーン・カチーナに逸品。無条件に愛らしい蝶の顔も非常に魅力的です。

マニュエル・シャヴァリアJr.作 2007年

価格 お問い合わせください。


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ホピの7月 ニーマンとカチン・マナ Niman and Kachin' Mana
kachin mana up

暑中お見舞い申し上げます。

暑い日が続いていますね。汗で化粧が剥げそう!
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、私「カチン・マナ」こと「カチーナ娘」は、以前にも妹たちと共に登場したことがありますが、今回は、日本に上陸したカチーナ人形を代表して、ホピの重要な儀式である「ニーマン」についてお話するよう東京のカチン・マナから頼まれ、再び出させてもらいました。

ホピでは、7月のことを「ナサン・ミュアオ」(偉大な力の月)と言い、早生トウモロコシが収穫され、偉大なカチーナの儀式「ニーマン」が執り行われます。それは2月にビーン・ダンスと共に始まったカチーナの季節の締めくくりを表すもので、半年間、ホピの人々と共にいたカチーナたちが大地に恵みをもたらした後、故郷(ホーム)である聖なる山、サンフランシスコ・ピークスへ里帰りするためのお祭りなのです。

ニーマンの期間は16日に及び、その間、人々はカチーナたちに、雨の恵みと若者たちが高潔で愛情豊かに成長するよう導いてくれるよう祈ります。そしてそれは、ヘミス・カチーナたちによる1日だけの最後のニーマン・ダンス(又はホーム・ダンスと呼ばれます)によって頂点に達します。カチーナたちには、人々からトウモロコシや野菜や果物が供せられ、ダンスの後に、今度はカチーナたちから人々へそれらが分けられ、更に、カチーナ人形が少女たちに贈られます。そして、カチーナたちは厳かに故郷(ホーム)へ帰って行きます。

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私たちカチン・マナは、ホピの儀式に最も良く出てくる女のカチーナとして知られており、元々、トウモロコシの成長と豊作を祈る役目を担っています。そして、ニーマンの儀式においては、主役であるヘミス・カチーナを引き立てるお供として登場。又、ヘミス・カチーナたちの前に座り、楽器を奏で、儀式を盛り上げます。
因みに、「カチン」とは「カチーナ」の愛称であり、「マナ」は未婚の娘を意味します。
私の特徴は、未婚の娘であることを示す両耳の上の渦巻き型に結い上げられた「ナアソミ」と呼ばれる髪型。そして、女物のドレスを着て、娘用の白いケープをはおり、白いブーツを履くというのが伝統的なスタイルです。

さて、人形の私ですが、とりわけ「ナアソミ」が強調され、顔には雨の恵みを象徴する赤い縦線が描かれ、全体的に頭部が大きく、童女のようなプロポーションをしています。そして、全身に「エイジング」という特別な技法によって丁寧な仕上げがほどこされ、どこか古めかしい、独特の趣をかもし出しています。決して汗で塗りが剥げ落ちた訳ではないですよ!
私を作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。日本に上陸してあっという間に3年半になります。皆さん、これからもよろしくお願いいたします。

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身長約30cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。エイジング仕上げ。2007年制作。
大変存在感のあるパワフルで愛らしい作品。アンバランスな三角形の目が不思議な魅力を持ち、表情を豊かにしています。マニュエル・シャヴァリアJr.の優れた芸術センスを感じさせる名作です。
価格: お問合せください。



《お知らせ》
7月も終わりに近づいていますが、ホピのニーマン儀式に敬意を表しつつ、皆様により一層カチーナ人形の魅力を知っていただければと願い、「ニーマン・バザール2011」を企画しました。
ご興味がお有りの方には、カタログをお分けしますので、カチン・マナスTOKYOの渡辺までご連絡ください。

Email: katsin-manas-tokyo@swjapan.net



Copyright : Katsin'Manas TOKYO 2011. All rigts reserved.

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語り部のカチーナ「ココリ」 KOKOLE (Story Teller)
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日本の皆さん、こんにちは。
私は「ココリ」と申しまして、語り部のカチーナです。
一昨年の秋、ホピから日本へやってきて、ずっと東京のカチン・マナのところに居候しています。

1週間ほど前、彼女の家で節分の豆撒きというのがあり、私もはじめて体験させてもらいました。炒った豆を鬼にぶつけたり、撒いたりして、邪気を追い払い、1年の無病息災を願うのだそうですね。私も夢中で豆を撒きました。そしてその後、「齢の数だけ豆を食べるのよ」と彼女に言われ、ちょっとサバよんで多めにもらっちゃいました。とても面白かったです!

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それにしても、日本でも、2月に豆に関する伝統的な行事があるとは本当にビックリしました。何故かって、実は、ホピでは2月は「ポワムヤ」と呼ばれ、浄化の月を意味し、それは、ホピの環境だけでなく、全世界の隅から隅まで浄化されることを祈る儀式が執り行われるとても重要な月なのです。そしてそれは、ビーンダンスと共にはじまります。
また、ビーン、つまり豆ですが、キヴァで発芽したものが村の広場で人々に配られる習慣があります。日本の豆撒きと少し似ていますよね。

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ところで私たち「ココリ」カチーナですが、「ポワムヤ」、つまり浄化の月である2月のビーンダンスの儀式が行なわれる4日前の晩に姿を現し、大活躍します。
私たちの特徴は、鳥の足跡を表した模様がほっぺたに描かれた人の良さそうな顔。ダグラス・モミのひだ衿を首に巻き、男物のコート又はフリンジの付いた狩猟用のシャツを着て、赤いモカシンを履き、手にはラトルとか弓矢を持って登場します。そして、村の人々に作物の豊作を予言し、又、子供たちには、おもちゃをあげる約束をし、昔話を語って聞かせます。そんな訳で、私たち「ココリ」は誰からも愛され、優しくて気前の良いカチーナとして人気者なのです。

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人形の私を作ってくれたのは、日本にも来たことのあるマニュエル・シャヴァリアJr.さん。芸術的センスにおいては他の追随を許さないカチーナ・カーバーの大御所であり、アンティーク・カチーナの研究にも熱心なお方です。この私を作るに当たっては、このご研究の成果を存分に発揮してくださいました。また、私と一緒に生み出された弟分も日本に来ています。彼は、現在、LAのカチン・マナの東京の実家に居候中です。
どうぞ、私たちの味のある魅力を堪能してください。

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身長は約23cm。コットンウッドにミクストメディアで彩色。何層にも色を重ね、エイジングと呼ばれるテクニックによりアンティーク風の仕上げがなされています。擦れたようなチャコールグレーとターコイズブルーとターコイズグリーンに、コーラル色がアクセントとなって、絶妙なカラーハーモニーを見せています。とぼけた目と口の表情もたまりません!

SOLD



《お知らせ》
カチン・マナスがご紹介してきたカチーナ人形の在庫カタログを近日中に発行いたします。
ご希望の方は、カチン・マナスTOKYO 渡辺までご連絡ください。
email: katsin-manas-tokyo@swjapan.net


イラストは、"HOPI KATCINAS" by Jesse Walter Fewks より

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寒さを呼ぶ女「ヨホズロ・ウッティ」 Yohozro Wuhti (Cold Bringing Woman)
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日本は今、春爛漫。とても美しい季節ですね!ホピから日本へやって来て初めての春にうっとりしています。
こんな時期に私のようなカチーナが登場するなんて、ちょっと気が引けますが、どうぞよろしくお願いします。

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私のホピでの名前は「ヨホズロ・ウッティ」。寒さを呼ぶ女という意味を持ち、「マサン・ウッティ」と同類であり、また雪のカチーナ「ヌヴァカチン・マナ」と関連しています。

半砂漠地帯にあるホピでは、1年を通して水分の恵みがとても重要であり、殆どの儀式が雨乞いに関係しているほどです。私たち「ヨホズロ・ウッティ」は、寒さを呼び込むことにとって雪を降らせます。雪というのは、雨よりも大地に浸み込むのみ時間がかかり、その分、浸透率が高いので、ホピの人々は雪をとても有りがたがります。

私たちは、通常、第1メサに、浄化の月(2月)である「ポワムヤ」の間に姿を現します。テワ村(第1メサの集落のひとつ)では、昔から、私たちは「スーパーナチュラル」と見做され、とても尊重されています。

                   Masan Wuhti

儀式において、「ヨホズロ・ウッティ」に扮するホピの男は、まん丸な赤い点が両頬に描かれた白いフェイスマスクを被り、小さなアゴヒゲをつけ、歯をむき出した口から赤い舌をペロリと垂らします。日本の「お化けのQ太郎」に似てると誰かに言われたこともありましたが・・・・。そして、女らしいきれいな耳飾りをつけ、羽根を頭のてっぺんに飾り、キツネの皮でできたひだ衿を首に巻きつけ、女物のウエディング・ローブをまとい、ベルトをしめ、そして白いモカシンを履いて、出で立ちの完了です。あっ、それから、正式には、ユッカのヘアーブラシを手に持ちます。これは、人々の髪をくしゃくしゃにするためのものです(へっ、へっ)。

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人形のこの私を作ってくれたのは、伝統的スタイルのカチーナ・カーバーのベテランのひとり、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。彼は、2007年秋に東京の玉川高島屋で開催された「ホピ族の精霊たち カチーナ人形展」でワンマンショーを実現したホピが誇るアーティストです。
安定感のあるボデイ・スタイルと太い足、そしてエイジングと「レイヤー」と呼ばれる重ね塗りの新テクニックを駆使して表現されたデリケートな桜色のトーン。真ん中分けの長い髪とアゴヒゲを表した細い縦縞模様とスカート部を表す格子縞の絶妙なコンビネーション。そして桜色のボディに映えるターコーイズ色の模様が描かれた四角い耳飾り。すべてが、美しいハーモニーを奏で、私の魅力を増幅しています。そして、淡いブラウンの柔らかな羽根が、私の頭に飾られています。TOKYOのカチン・マナは、私のことを吉野の山桜のように見える、なんて言っておりました。

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身長は約28cm。コットンウッドにミックス・メディアで彩色。エイジングとレイヤーの技法で仕上げられています。幻想的な美しい色調、そしてどことなく古めかしさを感じさせる肌合い、非常に魅力的な作品となっています。

価格: 雪
詳細は、ご案内の「価格について」をご参照ください。


イラスト: "HOPI KATCINAS" by Jesse Walter Fewkes より

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クワン・ヘヘイヤ Kuwan Heheya (Colored Heheya)
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私はポヒからやって来た「クワン・ヘヘイヤ」です。先日の「ホピ・カチーナ人形展」では、沢山の日本の皆さんとお会いでき、とても嬉しく思いました。

私は、泣く子も黙る人食い鬼のカチーナ「ソヨコ」さまのお供をする「ヘヘイヤ」の特別バージョンです。「クワン」とは、ホピ語で色という意味を持っており、「色のついたヘヘイヤ」と訳されています。つまり、普通の「ヘヘイヤ」の顔は白く塗られますが、これに対して「クワン・ヘヘイヤ」の場合は青や緑色に彩られるという違いがあります。

私の役目は、ソヨコさまのお供として、子供たちを脅し、親から提供された食べ物の味見をしたり、逃げようとする子供たちを投げ縄で捕らえたりすることです。でも誤解しないでください。こうした行為は、子供たちを虐待しているのではなく、悪い行いを戒める一種の教育的なパフォーマンスなのです。また、7月のニーマン儀式の時には、ラインダンサーとして登場し、道化的なジェスチャーで場を盛り上げるといったこともしています。

             kuwan heheya by manuel 2

私たちヘヘイヤの特徴は、雨を呼ぶ雷のシンボルであるジグザグ模様の描かれた頬、T字型の鼻、勾玉のような形をした目、そして通常は楕円形の歪んだ口を持っていますが、私の場合、口は歪んでおらず、まん丸で、その上に白い歯が描かれています。これは作者であるマニュエル・シャバリアJr.さんの芸術的センスによるもの。そして、首の周りには、緑色のひだ衿をつけ、キルトにサッシュベルト、青又は緑色のモカシンを履き、頭部には色とりどりの羽根飾りをつけるのが、伝統的なスタイルです。

今、私は日本に来て初めての春を楽しんでおります。

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マニュエル・シャバリアJr.作 2008年
身長は頭部の羽根飾りまで含めて約34cm。 コットンウッドにミックス・メディアで彩色。
温かく非常に洗練された色調は、芸術性ナンバーワンの伝統的スタイル・カチーナ・カーバーの大御所マニュエル・シャヴァリアJr.ならではのもの。目と口の表情は無条件に愛らしく、魅力的!ピンと長く伸びた頭部の羽根飾りは、まるで天の神様と交信するアンテナのように見えます。

価格: 虹
詳細は、ご案内の「価格について」をご参照ください。


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アナグマのカチーナ「ホナン」 HONAN (Badger)
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やあ、日本の皆さん、こんにちは。
あっしの名はホピ語で「ホナン」といいやす。既に仲間たちが何体か日本に上陸を果たしておりますんで、「ホナン」の意味は知られているかと思うんでござんすが、あらためて自己紹介をさせていただきやす。

「ホナン」はアナグマのカチーナでして、薬草に通じており、メディスンマンとして、あるいは又、ヒーラーとして活躍しておるんです。あっしの顔を見て、そうは見えない、なんて言わないでおくんなさいまし。一見、目つきが悪く、チンピラ風情でござんすが、どっこい、れっきとしたカチーナ、ヒーラーでござんす。何よりの証拠は、あっしのほっぺにクマの足跡がついていること。
「ホナン」、アナグマのカチーナの多くは、頭の両脇に耳のように羽根飾りをつけているんですが、あっしはと言えば、頭の上に飾り板をのせておりやす。そこには雨だれ模様が描かれており、つまり、あっしが、雨の神の使者であることも示しておるわけでござんす。比較的古い時代のアナグマ・カチーナのスタイルでして。へっ、へっ、古風なんでござんすよ。ちょいと驚きましたかい?

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人形のあっしを作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.先生。伝統的スタイルのカチーナ・カーバーのトップ・アーティストとして知られたお方でござんす。古いカチーナの研究に熱心で、あっしの全身には、刺青ではなかった、エイジング(古めかしく見える特別な技法)とレイヤー(重ね塗り)の新技法をほどこしてくれやした。さらに加えて、マニュエル先生の芸術的センスは群を抜いており、あっしの頭飾りの縁を彩る赤の輝きなどは、その美しさでカチン・マナスの姉さん方をノックアウトしたほどでござんす。まあ、百聞は一見にしかず。2月に行なわれる「ホピ・カチーナ人形展」へおいでくだされ、あっしの魅力を生でご覧くだされ。
この展示会に関しては、もうすぐ告知されるようでござんす。何はともあれ、会場でお待ちしておりやす。

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身長約35cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。エイジングとレイヤーの技法で仕上げがなされています。非常に個性的なムードを持ったホナン。エイジングとレイヤーによる色調の美しさと造形の素晴らしさは、本当にため息もの!深~い味わいのある作品です。

価格:虹
詳細はご案内の「価格についyて」をご参照ください。


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カラスのお母さんカチーナ「アングウスナソムテカ」 ANGWUSNASOMTEKA (Crow Mother)
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日本の皆さま、はじめまして。
私は、ホピ語で「アングウスナソムテカ」と言い、英語では「クロウ・マザー」、つまりカラスのお母さんカチーナです。が、しかし、実際、私がカラスの母であるというのではなく、顔の両脇にカラスの羽根のような飾りをつけた母的カチーナであるといった意味合いです。

一般にホピでは、私は、「ムチ打ちのカチーナ」の母と見做され、あるいは又、「ハハイ・ウッティ」と同様に全てのカチーナの母であるとも思われています。
私は、浄化の月である「ポワムヤ」(2月)のビーン・ダンスの儀式に、息子たちであるムチ打ちのカチーナを引き連れて登場し、ホピの子供たちがカチーナ・カルトのイニシェーションを受けるとき指揮をする役目を担っております。
下のイラストは、私と息子たちの姿を、20世紀初頭のホピのアーティストが描いたものです。

               crow mother and sons for blog
          "HOPI KATCINAS" by Jesse Walter Fewkesより

私に扮するホピの男は、カラスの羽根が両脇についたグリーンのマスクを頭から被ります。その顔には、白い縁取りのついた黒い三角製とその下に横長の四角形が描かれていて、殆どの場合、目や鼻、口はありません!幾何学模様的なこの顔の表現は、まるでモダン・アートです。そしてキツネの皮のひだ衿をつけ、女物のドレスを着て、やはり女物の儀式用の白いローブをまとい、グリーンのモカシンを履いて現れます。手に持つものは、メサによって異なり、ユッカの葉のムチであったり、あるいはコーンが盛られたお盆であることもあります。

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                        (正面)

さて、この人形の私を作ったのは、伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの第一人者の一人として知られ、芸術的センス抜群のマニュエル・シャヴァリアJr.さん。彼は、私を作るため、古めかしい味わいを出すエイジングの技法に加えて、新しい「レイヤー」という重ね塗りの技法を開発しました。この新技法の特徴は、手で触れて、いくら撫でても、又、年月が経っても、色落ちや色褪せの心配が殆どないと言われていることです。つまり、私のこの美貌は100年経っても衰えないということ!どうです、素晴らしいと思いませんか?
私は、2月に開催される「ホピ・カチーナ人形展」のDMカードのモデルの1体にもなっています。この展示会については、もうすぐ公表されると思いますので、皆さん、どうぞ楽しみにしていてください。

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                          (後姿) 

身長約36cm。コットンウッドにミックス・メディアで彩色。エイジングとレイヤーのテクニックで仕上げられています。ブルーグレー、ターコイズ・グレー、ホワイト、オフホワイト、そしてスパイス的なレッドなど、得もいえぬ美しい色合いと、まるでモダン・アートのような頭部の形態に魅了されます。
因みに、アンディ・ウォーホルも、同じテーマのカチーナ人形に魅せられ、有名なシルクスクリーン作品を残しました。下の写真です。

                 
                   Andy Warhol Kachina dolls
       Gallery/Dealer Photos-Pop International Gallerys Inc. のサイトより

価格:虹
詳細は、ご案内の「価格について」をご参照ください。


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コイヤムシのドラマー Koyemsi (Mud Head Kachina)
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秋です。「枯葉よぉ~」何て歌が聞こえてくると何となく切なくなります。
ボクは、切ない「コイヤムシ」のドラマー・・・・・。初っ端から変なご挨拶になってしまいました。
あらためて、自己紹介します。ボクは、泥頭のカチーナ、「コイヤムシ」です。ボクの仲間たちがこれまで2回、登場しているので、「コイヤムシ」の名は皆さんの頭の中に既にインプットされていることでしょう。

以前にもお話しましたが、ホピの伝説では、人類はグランドキャニオンという母なる大地の割れ目から、この世に生み出されたと信じられていて、生まれてくる時は、頭に泥をかぶった姿だったと考えられています。それで、ボクたちは、頭も身体も赤茶色の土の色をしているのです。又、ボクたちコイヤムシは、ホピの人々にとって祖先の霊を表すとも信じられています。

ホピの儀式において、ボクたちは、道化師や、ドラマー、シンガーなどの役割を担い、ボクは、ご覧の通りドラマーのコイヤムシ。観客を大いに笑わせ、儀式を盛り上げます。またダンスの合間に、子供たちとふざけっこをするのも務めというか大きな楽しみでもあります。ですから、切ない顔なんかしている場合ではないのです。テケテンテンテンとドラムを叩けば爆笑の嵐を呼ぶぜ、なんて。

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上のイラストは、シオ・マナに率いられて歌い、踊り、ドラムを叩くコイヤムシたち。"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fwekes より

ボクの特徴は、丸く突き出した目と口、そして額の真ん中と頭の上、頭の後ろ、両耳に丸い団子状の固まりが付けられいることです。そして、腰から下には、女の人の古着から作られたキルトをつけ、ドラマーであることを示す革張りの太鼓とバチを首から下げています。どうです、芸が細かいでしょう?

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ボクを作ってくれたのは、伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの巨匠、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。そうそうマニュエルさんも時々、太鼓を叩くのですよ。
コイヤムシ・カチーナ人形は、多くのカーバーが作りますが、個性は千差万別。それぞれの持ち味があり、中でも、ボクはとっても切ないムードがあるって、カチン・マナスの二人にも言われました。それと、ボクの目と口にご注目ください。単に、丸くて突き出しているのではなく、切り込みが入っていて、ひな鳥が大きな口を開けているような、自分で言うのも何ですが、とてもユニークでカワイイ形をしています。テケテンテン!チュッ!チュッ!チュッ!どうぞヨロシク。

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マニュエル・シャヴァリアJr.作。身長約32cm。コットンウッドにミックス・メディアで彩色した上、エイジングの技法で仕上げられています。その効果により、赤茶色の顔もボディもショコラのよう。ちょっと憂いを含んだ愛らしい顔の表現は絶品です。

価格: SOLD

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材木運びのカチーナ「ハクト」 Hakto (Wood-Carrying Kachina)
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やぁ、日本の皆さん、はじめまして。
ボクの名は「ハクト」。材木運びのカチーナと言われているんだ。つまり、力持ちってことかな。
ボクは、元々、ズニのカチーナだったんだけど、過去100年のある時期にホピへやって来て、今ではすっかり溶け込んで、儀式ではちょっとした人気者さ。

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儀式において、ボクの役を演ずるホピの男は、黒い点々で表した目と口がついた、そして両方のこめかみに赤と黄色のマークが描かれたグリーンのマスクを頭から被り、その上に、顔と同じグリーンの棒を載せて、その両端にウーステッドの糸を垂らす。そして、ズニの特徴でもある黒と白のひだ衿を首につけ、バックスキンのキルトにサッシュベルトを締め、キツネの皮を尻尾のように腰の後ろに垂らし、グリーンのモカシンを履くんだ。おっと、それから、両手にシカの枝角を持つことと、ターコイズのネックレスも忘れちゃいけない。こうした出で立ちで、第1メサのビーンダンスに姿を現すんだ。その他、シオ・シャラコ(やはりズニからやって来たカチーナで、雲人間のカチーナと言われている)にくっついてミックスト・ダンスに登場することもあるよ。

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人形のボクを作ってくれたのは、第1メサに住むマニュエル・シャヴァリアJr.さん。カチン・マナたちは、ボクの特徴であるグリーンの色合いがとてもいいって褒めてくれた。
写真は、TOKYOへ来る前に、LAのカチン・マナが、近所のサウス・ウエスト・ミュージアムの庭で撮ってくれたんだ。一緒に写っているのは(下の写真)、ボクと同じくマニュエルさんによって生み出された仲間のヘヘイヤ君。恐がられているカチーナだけど、本当はいいヤツなんだ。ボクたち二人をヨロシク!

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身長は約26cm。コットンウッドにミックス・メディアで彩色。マニュエル氏の作品の特徴である無邪気な顔と安定感のある太めの足が、何ともカワイイ!細部までデリケートな表現がなされ、ビビッドな色遣いも決して派手過ぎず、洗練されています。グリーンは、非常に美しいターコイズ・グリーンです。

価格: 虹
詳細は、ご案内の「価格について」をご参照ください。


イラストは、"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkes より
Photo (C) Katsin' Manas LA
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日出づる国へやって来た太陽のカチーナ 「タワ」 Tawa (Sun Kachina)
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私の名はホピ語で「タワ」。太陽神を表すカチーナです。
私は、ホピの人びとから、若くてハンサムな神と見做されており、この点は、ギリシャ神話の「アポロン」と似ています。
今、私は、日出づる国、日本へやって来て、とても幸せです。

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私は、ホピの儀式に於いては、ミックスド・ダンスの時に姿を現します。
私の特徴は、円盤状の顔。そして額は赤と黄色に塗り分けられ、その下の顔の部分はブルーです。長方形の目と三角形で表された口。顔の周りには、イーグルの羽根が放射状に飾られます。そして儀式で、私に扮するホピの男は、全身を太陽らしく見えるよう赤く塗り、キツネのひだ衿を首に巻いて、キルトにサッシュを付け、緑色のモカシンを履き、手にはフルート、又はラットル、又は太陽の盾などを持って登場します。

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人形の私を作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。
東京のカチン・マナのリクエストに応えて作った2008年最初(ちょうど日本のお正月の当たる時期に生み出されました)の作品です。マニュエルさんは、すごく気合を入れて、私の顔の周りに、艶のある最高のイーグルの羽根をたっぷり付けてくれました。更に、額の真ん中にも、別の鳥の白い羽根が飾られています。これは、マニュエルさんのアーティスト魂が得た直感によって付けたものであり、他のタワ・カチーナ人形にはあまり見られません。
トップの写真は、東京へ送られる前に、LAのカチン・マナが近所のサウスウエスト・ミュージアムのペトログリフの前へ他の皆と一緒に連れて行ってくれ、記念に撮ってもらった1枚です。

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             tawa 2

身長は、頭の羽根を入れて約43cm。コットンウッドにミックス・メディアで彩色。顔の周りのイーグルの羽根の質と量は、圧巻です。まるでライオンのたてがみの様。チェリーレッドにターコイズブルー、そしてエレガントなイエローの色調が洗練されていてとても綺麗です。顔の表情も無条件に素晴らしく、マニュエル作品の傑作中の傑作と言っても良いでしょう。お正月にホピで生まれ、日出づる国、日本へやって来た太陽のカチーナ「タワ」。太陽のスピリットとパワーがビンビン伝わってきて、見ているだけでハッピーな気分になれます。お家の玄関や場合によっては神棚などに飾ると効果的です。

価格: 太陽 SOLD
詳細は「ご案内」の「価格について」をご参照ください。


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イラスト: "HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkes より
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カチン・マナ Kachin' Mana (Kachina Girl)
        kachin manas 1

私たちは「カチン・マナ」(カチーナ娘)の3人姉妹です。
カチン・マナは、儀式において、最もよく出てくるカチーナとして知られており、トウモロコシの成長と豊作を祈る存在です。
私たちは、儀式で一緒に出てきてダンスするカチーナによって、姿は同じでも、「アホラ・マナ」とか、「ヘミス・マナ」とか、「ホワヤ・マナ」などと呼び名が変わることもあります。

私たち「カチン・マナ」を演ずるホピの男は(なるべく華奢なものが選ばれます)、黄色のハーフ・マスクを被り、羽根でできたヒゲをつけます。又、赤い馬の毛を使った前髪に、未婚の娘であることを示す「ナアソミ」と呼ばれる渦巻き型の髪型、そして女物のドレスを着て、娘用のショールをはおり、白いブーツを履いて登場します。それと、ギシギシ音を立てるホピの伝統的な楽器を手に持っていることも特徴です。

人形の私たちを作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。
皆、黄色い顔をしていて、赤い馬の毛の前髪を表す赤い縦縞が(これは雨の恵みを意味します)が描かれ、細長い三角形の目と、マナであることを示す「ナアソミ」の髪型を持ち、マナらしい衣装が、木でできたボディの上に描かれています。

              kachin manas 3

              kachin mana 1 back

一番背の高いのが、長女である私。身長は約29cm。重くてよろけそうになる位ひときわ大きな「ナアソミ」とブルーのイアリングが自慢です。それと、ヒゲがないことも、とても珍しいといわれます。全身、エイジングと呼ばれる特別なテクニックで仕上げられているので、ちょっと古めかしく見えるのも特徴です。

              kachin manas 4

              kachin mana 2 back

すぐ下の妹は、身長が頭の羽根飾りまで含めて約28cm。彼女の身体は、木の自然なカーブを活かして作られ、軽くおじぎをしているように見えます。それがこの娘の大きな魅力となっています。また私たち姉妹の中で唯一、エイジングがなされてないため、ビビッドな色調から若々しく見えるのも特徴です。

              kachin manas 5

              kachin mana 3 back

末っ子の妹は、ばっちりエイジングがなされていて、一見とても渋く見えますが、じっと見つめていると、この娘の何ともいえない無邪気な愛らしさが伝わってくると思います。身長は頭の羽根飾りまで入れて約28cmありますが、木でできている頭までは約21.5cmです。彼女の「ナソソミ」は、黒い毛糸でできています。

私たちは、LAのカチン・マナのところにいましたが、3月の展示会のため、つい先日、東京に到着しました。
皆様と展示会の会場でお会いできるのが楽しみです。

長女、次女、三女共、全員、コットンウッドにミックスメディアで彩色。長女と三女はエイジングのテクニックにより仕上げがなされています。普通、カチン・マナは長方形で目が表現されることが多いようですが、マニュエル氏は細長い三角形で表しており、それが、非常に豊かな表情を作り、とても魅力的。特に、左右の目が少しアンバランスな長女は、最初ぎょっとさせられますが、見れば見るほど味わい深く、片時も放したくないという気持ちになるほどの魅力を持っています。ご用心!

価格: 長女 月
     次女 SOLD と三女は、雪
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雪のカチーナ乙女 「ヌヴァカチン・マナ」 Nuvak'chin Mana (Snow Kachina Girl)
         nuvakachinamana 3

私は「ヌヴァカチン・マナ」と申します。
「ヌヴァ」とは、ホピ語で雪、「カチン」は、「カチーナ」の略、そして「マナ」は未婚の女性を意味します。つまり、私は雪のカチーナ乙女。雪を象徴する女のカチーナとして知られております。

★そうそう、私をここに紹介している「カチン・マナスTOKYO」も「マナ」です。「マナ」であることに齢は全然関係ありません。彼女のストーリーも読んでくださいね。

さて、私の役目ですが、それはホピの土地へ寒い天気を呼び、雪が沢山降り、地面に水分の滋養を与えるように祈ることです。
私は、スノー・カチーナ・ダンスやニーマン・カチーナ・ダンスに登場し、ギシギシ音を立てるホピの楽器(日本の民族楽器「ささら」に似ている)を奏でます。こうした儀式で、私に扮するのは少年たちです。何故って、「マナ」、つまり未婚の乙女を演じるには、マッチョな男では雰囲気がでませんもの。
私の役に選ばれた少年は、白いマスクを頭から被り、白いコットン・ウールでできたマナを表す渦巻き型の髪型・・・・・・これは正式には、「ナアソミ」と呼ばれ、花を意味しています・・・のウィッグをつけ、布製のひだ衿に、女物のドレスを着て、娘用の白いショールを羽織り、白いバックスキンのブーツを履いて登場します。そして、ダンスの間中、地面に座って、楽器をギシギシと音を立てて演奏するのです。

             nuvakachina mana 1

             nuvakachinamana 2

人形の私を作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。私は、東京の玉川高島屋での展覧会のために制作されました。マニュエルさんは、大きな木を使って、私を本当に娘らしく、りっぱな白い「ナアソミ」(渦巻き型の娘の髪型)をつけてくれ、更に私の白い髪が映えるよう前髪の真ん中にきれいなオリーブグリーンの羽根を飾ってくれました。因みに、普通のカチン・マナの髪は黒い色をしていますが、私は雪のカチーナなので白い髪です。

下の写真は、壷に水を汲んでいるホピの女性たち。皆、「ナアソミ」の髪型をしているので、未婚の娘さんです。撮影されたのは、1904年ですが、現在もこの髪型は変わりません。

           hopi girls

Photo by Edward S. Curtis "JOURNEY TO HOPI LAND" より

ホピも日本も雪の季節が到来。日本には「雪女」の伝説があるんですってね。親しみを感じます。
皆さま、日本に来た私たちカチーナをどうぞよろしく。
2008年は、日本に、ホピに、そして世界中のあちこちに、沢山良いことが起こりますように!

身長約46cm。コットンウッドのハーフボディ(木を縦に真ん中から割ったもの)にミックスメディアで彩色。おっとりした目と微かに微笑んでいる口元がとてもチャーミング!「雪乙女」の名に相応しい幻想的で形而上学的、そして素晴らしく美しい作品です。

価格: 太陽
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フクロウのカチーナ 「モングワ」 Mongwu (Great Horned Owl Kachina)
             mongwu 4

ボクはフクロウのカチーナ、「モングワ」です。
ホピの伝説では、ボクたちフクロウは太陽神の夜の使者として知られています。又、ホピとは別ですが、ハワイ島では、昔から、フクロウは「幸運の印」と言われ、人々に愛されてきたと聞いています。日本では、どうでしょうか?

                mongwu.jpg

イラストは"HOPI KATCHINAS" by Jesse walter Fewkesより

さてさて、ホピの儀式において、ボクたちはミックスド・カチーナ・ダンスや、第1メサのポワムヤ(浄化の月、2月)のビーン・ダンスとか水蛇の儀式に、道化師を伴って登場し、道化師がホピにあるまじき振る舞いをした時、ムチで打って戒める役を担っています。一種の教育係りです。又、この他、戦士という側面も持っています。

             mongwu 2

ボクの特徴は、まん丸の大きな目と黄色・赤茶色・黒・白の絵の具で羽根の模様が描かれた顔、突き出したカギ型のくちばしを持ち、キルトに刺繍が入ったサッシュを締め、手に弓矢とラットルを持って現れます。

             mongwu 1

             mongwu 3

人形のボクは、手に弓矢もラットルも持っていませんが、儀式の時のスタイルをほぼ忠実に表現しています。
ボクを生み出してくれたのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。ボクは東京の玉川高島屋の展覧会のために特別に制作された作品であり、通常作られるカチーナ人形より大型。ハーフ・ボディ(木を縦に真ん中から割ったもの)ながら、大きな存在感を示し、会場では注目を浴びておりました。

身長約46cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。額に羽根飾り付き。フクロウのカチーナは、カチーナ・カーバーたちが好んで作るモチーフのひとつと言われ、各作家の創意工夫が、特に頭部の表現に反映されます。マニュエル氏の作品は、何と言っても、その愛らしい顔と全体から受けるポップアートのような楽しい印象が特徴であり、魅力と言えます。見ているだけで幸せな気分になれそう。

価格: 太陽
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トウモロコシのカチーナ 「ホピ・アヴァツホヤ」 Hopi Avachhoya (Corn Dancer)
           hopi avachhoya 1

ボクの名は「ホピ・アヴァツホヤ」、コーン・ダンサーの仲間です。
ボクたちコーン・ダンサーのカチーナは、ホピの人びとの主食であるトウモロコシの成長と豊作を祈る役割を担っています。
「ホピ・アヴァツホヤ」の形態には、いつくかのバリエーションがあり、ボクは、そのなかでもニュー・タイプと呼ばれるもの。

                     hopi avatc hoya

イラストは"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkesより

古いタイプのものは、顔を黒く塗り、白い輪、又は様々な色の輪(輪はトウモロコシを表します)を顔と身体に描きますが、ボクのようなニュー・タイプは、顔に必ずしも輪が描かれず、自由な表現でトウモロコシであることが示されます。そして共通するのは、頭の上に四方角に向けた羽根を飾ることと、管状の突き出した口です。

               hopi avatchhoya 2

ボクたちは、「ヘミス」カチーナの弟であり、儀式でボクたちに扮するのは、大人の男ではなく、少年たちです。

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                  hopi avachhoya 4

ボクを作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。東京の玉川高島屋での展覧会のためにボクを作りました。木の自然な形を活かした動きのあるフォームが、まるでトウモロコシ少年がダンスしている姿に見えませんか?

身長約50cm。コットンウッドのフラットタイプ(厚みのあまりない平らなもの)にミックスメディアで彩色。たおやかなトウモロコシ少年がダンスしている雰囲気が良く表れている楽しい作品。ブライト・イエローの顔が、明るく喜びに溢れています。

価格: 虹
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ハヤブサのカチーナ 「キーサ」 Kisa (Prairie Falcon Kachina)
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はじめまして。「キーサ」です。この名は、ソウゲン・ハヤブサ(北米西部に生息するハヤブサ)を意味します。

ボクたち鳥のカチーナは、神様へ祈りを届けるという共通の役目を担っています。
儀式では、春先に行われる「ソヨヒム・ダンス」の間に、ランナーとして登場し、抜群の速さで走ります。だって、ボクたちは空を飛ぶのが速いことで知られているソウゲン・ハヤブサなのですから。ボクの眠たそうな目からは想像つかない、なんて言わないでくださいね。
                               
またホピの民話では、ソウゲン・ハヤブサが、その翼の形を基にして作った槍投げ器を、ホピへ最初にもたらしたということが伝えられています。それほど、ボクたちソウゲン・ハヤブサは、ホピの人びとにとって重要な鳥だったということです。

             kisa 2

ボクの特徴は、白い顔に2本の縦線が両方の頬に描かれていること。これは、戦士でもあることを示す印です。そして突き出したくちばし。

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イラストは"HOPI KATCHINAS" By Jesse Walter Fewkesより

儀式では、ソウゲン・ハヤブサを演じるホピの男は、身体を白く塗り、ひだ衿または羽根をつけ、腰当て布に女物のベルトを締め、手にユッカの葉のムチか野ウサギなどを持って現れますが、人形のボクは、衣装が簡略化され、より自由でポップなスタイルに表現されています。

             kisa 1

             kisa 4

ボクを作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。東京の玉川高島屋での展覧会のために制作されました。普段作られない大型作品であり、ハーフ・ボディ(厚みのあまりない平たいボディ)ながら、重量もかなりあります。ボクの大きくて白い顔と優しい目は、照明を落とした薄暗い会場でもひときわ目立ちました。

身長は頭の上の羽根飾りを含めて約50cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。全体にポップアートのような印象であると同時に、ほんわかした目つきが、見るものをほっとさせ、気持ちを和ませます。このカチーナ人形は、あまり知られていませんでしたが、最近、人気が急上昇しているようです。

価格: 月
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地球を守るホピの神様 「マサウ」 Masau'u (Earth God) 2
            masauu by manuel 2

私は地球を守る神、マサウです。
私についての詳しいことは、先に日本へ上陸した「マサウ」のところをご参照ください。同じマサウでも、作り手が違うと雰囲気も異なります。

             msauu by manuel 1

              masauu by manuel 3

私をこの世に送り出したのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。東京の玉川高島屋での展覧会のために制作された特別作品で、現在、東京のカチン・マナのところに委ねられています。彼女は、私の地球人離れした顔とムードが「壷に嵌っている」と言い、絶賛してくれました。

身長は頭の上の羽根飾りを含めて約53cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。フラット・ボディ(厚みのあまりない平たいボディ)。白地に三原色を塗ったビビッドで絶妙なカラーハーモニー。極めてエキセントリックな顔は、ピカソも顔負け、一度見たら決して忘れられません。邪気を寄せ付けない強烈なパワーを放ち、見るものを勇気付けてくれます。キース・ヘリングの絵にも通じる芸術性豊かなカチーナ人形の傑作。手の可愛らしさにもご注目を!

価格: 月 SOLD
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泥頭娘 「コイヤムシ・マナ」 Koyemsi Mana (Mud Head Girl)
             koyemsi mana 3

私は「コイヤムシ・マナ」、泥頭娘です。先に日本へ上陸した「コイヤムシ(泥頭)」カチーナの女の子版です。私は、ダンサーで楽器奏者、そしてホピの祖先の霊でもあります。

             koyemsi mana 1

             koyemsi mana 2

私を生み出したのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。彼は、私をコイヤムシ(泥頭)カチーナの特徴である赤茶色の泥の色をした頭に、まん丸の飛び出した大きな目と口と耳、そして額の真ん中と頭の上にもお団子のような丸いものをつけてくれ、マナ(娘)特有の黒いドレスにサッシュ、白いブランケットを着せ、白いブーツを履かせてくれました。マニュエルさんは、私を東京の玉川高島屋での展覧会のために制作したのです。それで普通作られるカチーナ人形より大型でハーフ・ボディ(木を縦に真ん中から割ったもの)ながら、重量もかなりあります。身体を少し傾けていますが、これは私がずっこけているわけではなく、木の形をそのまま活かしているからなのです。展覧会を見に来てくださった人々は、私のこの姿と泥臭い顔が、とても心を和ませると言ってくれました。

コイヤムシは比較的良く作られますが、コイヤムシ・マナは、とても珍しいんですよ。私の仲間が、LAのカチン・マナのところにもいますので、見にいってください。

身長約42cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。温かみのあるとぼけた顔が見るものの心を和ませ、安心感を与えてくれます。又、大地の強烈なパワーも感じさせるカチーナです。「泥頭」が、ショコラのようにも見えてくることも・・・・。

価格: 太陽
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官能的カップル 「ココペリとココペル・マナ」 Kokopelli & Kokopell' Mana
             kokopelli couple 1

はじめまして。ココペリとココペル・マナのカップルです。
ココペリの頭の上に乗っているのが、わたし、ココペル・マナです。ココペリのパートナー、恋人と言ってくれて構わないわ。ココペリについては、先に日本に来た彼のところを見てください。
わたしたちは、作物の成長を促し、豊作と多産の象徴、子宝のシンボルとも言われるの。

わたしは女性では珍しいレーサーで、競争で私に負けた男を投げ飛ばし、地面に押し倒して、見物人の目の前で交接の演技をするの(勿論真似事よ)!ホピでは、私に競争で負けた男は、その後1年間キズモノのレッテルを張られ、娘たちのボーイフレンドには好ましくないとされちゃうのよ。

                 Kokopell mana

イラストは"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkes より

儀式では、ココペリは白いシャツにキツネの皮のひだ衿にセクシーなレギンス、わたしは女性用のドレスに身をつつみ、娘用のショールをはおって登場するのだけど、人形であるわたしたちは、衣装の部分がもっと自由なスタイルに表現されているの。

普通、私たちは別々に作られ、合体した姿は、私たち以外に作られたのを知らないわ。

わたしたちのスリリングな画像はまだ他にもいろいろあるの。「続きを読む」をクリックしてね。

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コーンダンサーのカチーナ 「クオ」 Quo (Butterfly Corn Dancer )
        corn dancer new 4
            
ボクは「クオ」。コーンダンサーの仲間です。
ボクは、ダンスと歌が得意で、やはり、トウモロコシの豊作を祈るのが役目です。
ボクを作ってくれたのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。顔には、チョウチョの絵が描かれています。このチョウチョの顔がすごく可愛いと言って一目ぼれしたのが、東京のカチン・マナ。マニュエルさんは、顔を描くのがとってもうまいんです。また、マニュエルさんは、儀式の時、コーンダンサーがつけるベイマツ(米松)のひだ衿を表すため、ボクの首の周りをエメラルドグリーンに塗ってくれました。そして鳥のくちばしのように突き出した口、頭頂部に柔らかい羽根、後頭部に扇状の羽根飾りをつけてくれました。ボディの模様は、トウモロコシを表しています。
             
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             corn dancer new 2

身長は頭部の羽根飾りを含めて約く57cm。コットンウッドのハーフボディ(木を縦に割った厚みの少ないもの)にミックスメディアで彩色したうえ、エイジングの技法で仕上げられています。原色を使っていますが、エイジングの効果で落ち着いた色調となっており、独特の風格を感じさせます。非常にインパクトのある作品。因みにマニュエルさんはバタフライ(蝶)族、奥さんのマーリンダさんはトウモロコシ族、二人の深い絆を表しているようにも見えます。
にっこり笑ったチョウチョの顔が何とも可愛らしく誘惑的です!

価格: 虹
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コオロギのカチーナ 「スーシパ」兄弟 Susopa (Cricket Kachina)
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ボクたちは、「スーシパ」兄弟です。クリケット、つまりコオロギのカチーナなの。
ボクたちは、ランナーである時もあれば、キヴァのダンサーとして登場することもあるんです。
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イラストは、"Hopi Kachina Dolls with a Key to their Identification" by HAROLD S. COLTON より

儀式では、ボクたち「スーシパ」の役を演ずるホピの男は、黄色のマスクを被り、頭の上にアンテナのような2本の角をつけ、ぼろきれのひだ衿に、腰当て布をつけて、ユッカの葉のムチを手に持った姿で登場します。そして、競争で負けた人をムチ打ったり、又、競争に参加したひと全員を祝福し、ギフトを配ったりする役目を担ってるんです。ホピでは、速く走れることが強くて優れた男の証明であり、とても重要なことなのです。競争で負けた人をムチ打つのは、いじめるためではなく、励ますため。
             
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ボクたちは、スーシパ・カチーナ人形のフラット・タイプ(丸い木を縦に割った厚みのない平たいもの)です。主に、子供用に作られたシンプルなデザインなの。だから頭の上のアンテナや腰当て布は略されているけど、目の上の雨や湿気を表す小さな黒い点々だけは、ホピにとってとても重要なので忘れてはダメ。しっかり描かれています。究極の純粋さが追求されているんだ。
ボクたちを作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。ボクたちのまん丸な目と口、それと星々のように見える目の上の点々があまりにも可愛いといって、東京のカチン・マナが日本に連れて来てくれました。

身長は兄が約26cm。弟が21cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色したうえ絶妙な「エイジング」の技法によって仕上げられています。素朴でピュア、古めかしい感じがたまらなく魅力的です。

価格: どちらも「北斗七星」 SOLD
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全てのカチーナの母 「ハハイ・ウッティ」 Hahai-i Wuhti (Mother Kachina) 3
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私も「ハハイ・ウッティ」です。二人の姉たちの妹です。私たちを生み出してくれたのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。私たちの持つ意味については、一番上の姉のところをご参照ください。
     
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私は最も小ぶりで、ハンドバッグにも入ってしまうため、東京のカチン・マナがいろんなところへ私を連れてってくれます。

身長は頭の羽根飾りを含めて約20cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。ビビッドな色合いが特徴です。手に収まるサイズの無条件に可愛いカチーナ人形。見ているだけで、気持ちが明るくなり、元気がもらえます。

価格: 北斗七星 SOLD
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全てのカチーナの母 「ハハイ・ウッティ」 Hahai-i Wuhti (Mother Kachina) 2
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私も「ハハイ・ウッティ」です。マニュエル・シャヴァリアJr.さんが世に送り出してくれたものです。先に紹介された「ハハイ・ウッティ」の妹です。私の詳しい説明は、姉のところをご参照くださいませ。

東京のカチン・マナは、私のことを、日本のお地蔵様みたいですって!
姉より年上にみえるかな?

             hahai wuhti image 1

             hahaii wuhti image 3

身長は頭の羽根飾りを含めて約24cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色したうえ、エイジング仕上げがなされています。アンティークもののような古めかしい雰囲気、三日月型の目とアルカイック・スマイルを浮かべた口が、なんとも可愛い「ハハイ・ウッティ」。いつも側に置いておきたくなるカチーナ人形です。

価格: 北斗七星 SOLD
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全てのカチーナの母、「ハハイ・ウッティ」 Hahai-i Wuhti (Mother Kachina) 1
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私は、「ハハイ・ウッティ」です。
全てのカチーナの母と言われ、又、「グランドマザー」と呼ばれることもあります。
因みに、「ウッティ」とはホピ語で既婚の女性を意味し、未婚の女性の場合は「マナ」と呼ばれます。

私は、水蛇儀式において主要な役割を担っている他、ニーマン・カチーナ・ダンスなど多くの主要な儀式に登場します。

                  Hahaii Wuhti
                               
イラストは、"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkes より

儀式では、私に扮するホピの男は、頬に赤い丸をつけた白いマスクを被り、キツネの皮のひだ衿、女物のドレスにサッシュ、娘用のショールをはおり、裸足か白いブーツを掃き、水は一杯入ったゴーアド(ヒョウタンのようなウリ科の植物の実)を手に持ちます。三日月型の目、赤い馬の毛を額に垂らしているのも特徴です。人形の私には、顔の上に描かれた赤い縦線で表されています。この額から顔に垂らした赤い前髪は、雨の恵みを意味しています。

             hahaii wuhti new 3

私のような、木の自然な形をそのまま使ったフルボディの「ハハイ・ウッティ」カチーナ人形は、女の子だけに与えられるものですが、フラット・タイプのものは、ホピの赤ん坊が初めて受け取るプレゼントであり、唯一、男の子が持てるカチーナ人形なのです。

             hahaii wuhti new 2

私を作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。私は、東京の玉川高島屋で開催された展覧会のために制作された大型の特別作品です。私のように大きくて重量があるカチーナ人形は、滅多に作られません。ですから、とても貴重であり、迫力があります。 縁あって東京のカチン・マナの元に来ています。

身長は頭の羽根飾りを含めて約47cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。ビビッドな色合いがとてもキレイで、パワー全開といった感じ。邪気を寄せ付けず、貴方を元気付け、守ってくれる守護神になるでしょう。非常に芸術性の高いカチーナ人形の逸品です。

価格: プレアデス
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なまはげ的カチーナ人形「ソヨコ」 Soyoko (Ogre woman)
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私は「ソヨコ」と申します。淑やかな日本女性のような名前ですが、実は泣く子も黙る恐い人食い鬼女なのです!

黒い顔にギョロギョロした大きな黄色い目、横に裂けた口とヒゲが特徴です。そして第3メサに現れるソヨコだけ赤い舌をペロリと出しています。
儀式では、私を演じるホピの男は(カチーナは男性しか演じられません。女のカチーナは男性が女装するのです)、黒い女性用のドレスを着て、白いブーツを履き、手に肉切り用のナイフと杖を持った姿で登場します。
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上のイラストは、"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkesより

私は、2月に行われるポワムヤ儀式の「ビーンダンス」が終わった後、夜に、村人の家々を訪ね、男の子にはネズミを捕まえてくるように、女の子にはトウモロコシを挽いて「ピキ」を作るよう命じます。そしてもし、それができなかった時は、その子を食べてしまうよ、と言って脅かします。カチン・マナスの二人は、私のことを日本の「なまはげ」に似てるって言います。

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人形の私をこの世に送り出したのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。伝統スタイルのカチーナ人形を作る芸術家肌のトップカーバーです。私の額の真ん中に描かれた青い模様は、鳥の足跡を意味します。伝統を踏まえつつ、芸術的オリジナリティーを巧みに表現するマニュエルさんの手法を表しています。

身長約28cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色したうえ、古めかしい感じを出す「エイジング」という特別なテクニックを使って仕上げられています。木の自然なカーブを活かした動きのある体つきが何ともいい味を出しています。このソヨコは、赤い舌を出しており、第3メサのスタイル。人食い鬼女とはいえ、どこかユーモラスで、見るものを元気にしてくれる不思議なオーラを放っています。

価格: 虹
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