2008/01/28 Mon
アンディ・ウォーホルとカチーナ人形「カラスのお母さん」

カチーナ人形は多くの有名アーティストを虜にしてきました。
故アンディ・ウォーホルもその一人。
上の画像は、Gallery/ Dealer Photos-Pop International Galleries, Inc. のサイトに紹介されていたアンディ・ウォーホルのカチーナ人形をモチーフにしたシルクスクリーン作品です。
ここに描かれている2体のカチーナ人形は、ホピ語でアングウスナソムタカ又はトゥマスと呼ばれ、「カラスのお母さん」カチーナを意味しています。そして、このカチーナは、フー・カチーナと呼ばれるムチ打ちカチーナの母とか、又は、全てのカチーナの母とも見做されていて、浄化の月である2月のポワムヤ儀式のビーンダンスに姿を現します。

HOPI KATCHINAS by Jesse Walter Fewkesより
因みに、カラスのお母さんカチーナを演ずるホピの男性は、上のイラストのように、頭の両脇にカラスの羽根を付け、逆三角形が描かれた青くペイントした顔、そして女物の装飾的なブランケットをはおります。
ウォーホルの絵に描かれている2体のカラスのお母さんカチーナたち、何ともファンタスティックな色遣いに魅力的なフォルム。そして2体並べたところにウォーホルの才気と愛を感じてなりません。
ところで余談ですが、私たちカチン・マナスがホピのカーバーを通して知り合ったLA在住のアーティストM氏によれば、彼の師匠がネイティブ・アメリカンのアートの専門家であり、ウォーホルとも親交があって、ウォーホルにカチーナ人形を初めて紹介し、収集を手伝ったとのこと。そして、それが、1970年代アメリカのアーティストの間でカチーナ人形のブームを起こすきっかけとなったそうです。
ウォーホルが集めたカチーナ人形たちは、今、どうなっているでしょう?急に気になってきました。
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