ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 |permalink
緑色の顔をした太陽のカチーナ「タワ・マナ」 TAWA MANA (Sun Girl)
 tawamana ph 1

日本の皆さん、こんにちは。
私は「タワ・マナ」。太陽の乙女です。
以前に、私の姉がこのブログに登場したことがあるので、覚えていられる方も多いかと思いますが、ホピ語で「タワ」とは太陽を意味し、「マナ」は未婚の娘のことを言います。
ホピの世界観において、太陽は男性神なのですが、カチーナ(精霊)には、男性の「タワ」と未婚の娘である「タワ・マナ」というふうに、男女両方の神格が存在します。
「タワ」も「タワ・マナ」も空を旅し、優しく温かくホピの人々を助けますが、神格なので人々と交流することはありません。
日本では、太陽の神は「天照大神」と呼ばれる女性の神様と聞きました。私にとっては、不思議なご縁を感じます。日本へ来られてとても嬉しいです!

   tawamana ph 2

私の特徴は、太陽を表す丸くて大きな顔。その顔の周りには鳥の羽根が一杯飾られています。そして額は赤と黄色に塗り分けられ、長方形の黒い目と逆三角形の口が描かれています。
そして衣装は、キルトにサッシュ。赤いモカシンを履き、「マナ」(娘)であることを示す白地に模様の入った長いマントを羽織ります。

    tawamana ph 3

ところで日本の皆さんは、太陽と言えば赤い色を思われるでしょうけど、私の顔は緑色。奇妙に感じられるかもしれませんが、ホピでは昔から、太陽を表すカチーナの顔は緑色に塗られてきました。その訳は分かりませんが、「グリーン・フラッシュ」と呼ばれる太陽が緑色に輝く大変珍しい現象があるそうです。そして、それを見た人は幸せになれるという言い伝えが、ハワイやグァムにあるとか・・・・。ですから、私の顔を見た方も幸せになれると思ってください。そうすれば私もハッピー!!!

    tawamana ph 4

私を作ってくれたのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーの大御所の一人として有名なフィルバート・ホナニーさん。自然顔料の美しい色合いを駆使して、また、羽根飾りもたっぷり使い、私を最高にチャーミングな太陽の乙女に仕上げてくれました。日本の皆さん、どうぞよろしく。

身長約26cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根、毛糸も使用。誰からも愛される太陽のカチーナの逸品です。優しい笑顔と全身からみなぎるパワーは半端ではありません。所有される方を幸せにすること請け合いのカチーナです。
フィルバート・ホナニー作 2013年
SOLD



お知らせ
この「タワ・マナ」が表紙の帯に登場する五木寛之氏の本「新版 生きるヒント 4」(学研パブリッシング刊 1000円+税)が発刊されました。ぜひ、書店でお手に取ってご覧ください。


   tawamana ph 6

Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2014. All rights reserved.
スポンサーサイト
フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(5) |permalink
クモ女の息子たち PÖ-ÖKANG-HOYA & PALÖ-NGAO-HOYA, Warrior Twin
pookang 3

ハーイ!日本の皆さん、はじめまして。
ボクたちは双子の兄弟です。写真・向かって左、頭が緑色のが兄貴の「ポカングホヤ」、そして右の白い頭をしているのが弟であるボク「パロンガオホヤ」。だいぶ前、兄貴の仲間が単独で、このブログに登場したことがあるので、ご存じの方もいるかと思うのですが、ボクたちは、ホピの神話において地球を創った副創造神として知られる「クモ女」の息子たちです。それで、ざっくばらんに言うと、カチーナ(精霊)というよりは神様に近い存在。ボクたちの役目は地球に秩序を保たせることだと、母さんから言われて、小さいころから一生懸命に励んできました。そして最終的には、「ポカングホヤ」兄さんは北極へ、ボクは南極へ送られ、地球の軸を正しく回転させる仕事を担うことになったのです。これが実にハード!特に最近は、人間たちが地球をあまりにも痛めつけるので、軸がずれてきてしまっており、これを直すのが並大抵ではなく、ボクたち、過労死寸前です!それで、時折、ストレス解消のため、ボクたちは少年の姿に変身して、ホピの村へ遊びに行き、人々との交流をエンジョイします。でも、決して遊んでいるだけではありません。ホピの人々が困った時や、邪悪なものに攻撃された時など、母さんから教わった知恵を授けたり、敵を攻撃する方法を教えたり、又、実際、戦士として一緒に戦います。そんな訳で、ボクたちはホピの人々から「双子の戦いの神」なんて呼ばれることもあるのです。

  pookang 2

ボクたちの特徴は、黒い顔、両方のほっぺに戦士であることを示す白い2本の縦線が描かれ、頭には天へまっすぐ伸びた羽根飾りの付いた戦闘用のキャップを被っています。そして、目と口の周りも白く塗り、ボディも顔と同じく黒くし、胸と腕に模様を入れます。

            後ろ姿↓
    pookang 1


人形のボクたちを作ったのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーであるフィルバート・ホナニーさん。現在、実力ナンバーワンと言われる人気カーバーであり、自らコロラド川へ素材のコットンウッドの流木を探しに行ったり、彩色にはあくまでも自然顔料しか使わないといった、こだわり派です。そのホナニーさんの入魂の作品がボクたち。どうぞよろしく!

身長約23cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根やワラ、スエードも使用しています。自然顔料による大変美しいカラーハーモニー、ワラによるねじり鉢巻も愛らしく、とても人懐っこい顔に安定感のあるボディスタイルなど、小さいながら魅力とパワー満載の名作です。
フィルバート・ホナニー作 2013年
SOLD


Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2014. All rights reserved.
フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
ナヴァホの男を表したカチーナ「タサプ」 TASAP, Navajo Kachina
     tasap 1-2

日本の皆さん、はじめまして。
私の名は「タサプ」。ナヴァホ族の男を表したカチーナ(精霊)です。
数年前にも、このブログに私の大先輩の「タサプ」が登場したので、覚えておられる方もいるかと思います。
それはそうと、何故、ホピの人々は、ナヴァホの男をカチーナ(精霊)にしたのか不思議に思われることでしょう。その訳ですが、彼らは、ナヴァホ族の持っている幸運やパワーを、カチーナを通して取り込みたかったからと伝えられています。なお、又、私たち「タサプ」は、雨や水分を表すカチーナともみなされています。何しろ、ホピは非常に乾いた土地なので、その生活に最も重要なのが雨の恵み。儀式の多くが、雨乞いに関係すると言われているほどです。そして、私たち「タサプ」カチーナは、儀式においては「アンクル」(叔父さん)の役割を担い、村のプラザで行われるダンスに姿を現し、ヘビーなビートに乗って、ゆっくりした動きで踊るのが特徴です。

          tasap 1-1 

日本にやって来て、今、初めて雨期を体験しています。あまりにも豊かな雨量にビックリ!!!!
できることなら、この雨雲をホピの地へ届けてあげたい。

さて、人形の私を作ったのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーの大御所の一人をして知られるフィルバート・ホナニーさん。現在、実力ナンバーワンの人気カーバーです。
フィルバートさんは、全て自然顔料で私を彩色し、伝統に基づいたキルトの模様を絶妙に描いてくれました。そして、頭部には、三本の足場が高々と組まれ、てっぺんには羽根、その下には赤茶色の毛糸の束が飾られています。

           tasap 1-3

又、後頭部には、雨をもたらす大きな雲のシンボルと凝った羽根が付けられており、これらも見どころです。それと、両耳は、やはり水分の象徴である半分に割ったスカッシュ(ウリ)が表象され、その真ん中から羽根が付きだされています。
そして、何よりも注目していただきたいのが私のポーズ。頭部に対して、少々向きを変えたボディにより、とても表情のあるスタイルが演出されています。見れば見るほど、深い味わいのある私の姿を、どうぞ堪能してください。

         tasap 1-4

身長は頭部の羽根飾りまで入れて約35cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。
色遣いが非常に美しく、丁寧に描かれた模様やディテールのこだわりも魅力的です。フィルバート・カチーナの本領発揮と言える名作。
フィルバート・ホナニー作 2013年

価格:お問い合わせください。


Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2014. Aii rights reserved.
フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
戦士のカチーナ「エウィロ」 EWIRO, Warrior Kachina
      ewiro 1

日本の皆さん、こんにちは。
昨年、日本にやって来て初めての春。美しすぎてビックリです!そして紫外線も強くなってきましたね。
それでという訳ではないですが、サングラスをかけたような顔の私が登場しました。

        ewiro 2

いや、申し遅れましたが、私はホピの人々から「エウィロ」と呼ばれている者で、古~いカチーナとして知られています。
その昔、私は、ホピの水源地を掃除したり、又、その他の雑用をこなす武官として姿を現しておりました。
しかし、最近では、儀式において、道化たちと敵対する戦士、あるいはガードマンとしての役目を担っておるんです。
因みに、ホピでは、4月から6月になると、野外でカチーナ・ダンスが盛んに行われるようになります。そして、そこに道化のカチーナたちも加わって、人間の悪い行いを演じてみせるパフォーマンスをパワー全開で展開。興が乗ってくると、彼らは観客にまで悪ふざけをするのです。そしてその度が過ぎた時、私「エウィロ」が、彼らめがけて突進し、取り押さえます。
こうした仕事柄、ちょいと睨みの利く強面でないと道化たちになめられてしまい、つとまりません。そして、儀式の最後には、おとなしくなった道化たちと仲直り。ホピの調和と秩序を守ります。
という次第で、自分で言うのも何ですが、「エウィロ」は男らしく、とても頼りになるカチーナなのです。
どうぞヨロシク!

         ewiro 4

さて、人形の私を作ってくれたのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーの大御所の一人として有名なフィルバート。ホナニーさん。今、絶好調の人気カーバーです。
なお、「エウィロ」カチーナと言えば、その多くが、顔の斜めのラインがあり、星のマークが描かれていますが、この私は、それらの代わりに、イカシタ黒いサングラスと、ほっぺたに熊の足跡が描かれています。これはフィルバートさんならではの霊感とセンスによる力強い表現であり、私を一層存在感のあるカチーナに仕上げてくれました。
そして、ダイヤの模様が描かれた横長の口と長いアゴヒゲ、これらは古来からのスタイルです。
又、頭部に飾られた鋭い羽根飾り・・・・・、これらもやはり、フィルバートさんの霊感によるもので、宇宙と交信し、エネルギーをチャージするアンテナのようなもの。すごいでしょう!!!!

         ewiro 3

更に、背中には、緑色の宝石のようなアワビの貝殻が付けられたスエードのマントも。至る所に、フィルバートさんの煌めく才能とこだわりが示されています。

身長は頭部の羽根飾りまで入れて約43cm。比較的大型の作品です。コットンウッドに自然顔料で彩色。
淡いイエローの顔にコントラストをつけた黒いサングラスをかけたような目の表現が、見るものに強い印象を与えます。やんちゃな雰囲気と圧倒的な存在感を見せるフィルバート・カチーナの傑作です。
フィルバート・ホナニー作 2013年

価格:お問い合わせください。



Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2014. All rights reserved.

フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
ネズミのカチーナ「クァーラ」 QAALA (Packrat / Moon Kachina)
     qaala 2

日本の皆さん、はじめまして。
今日は冬至。ホピでは、村々に冬至のカチーナ「ソーヤル・カチーナ」が姿を現し、カチーナのシーズンが始まったことを告げて回ります。
この特別な日に、ここに登場できてとても嬉しいです!
先ずは自己紹介。私は、ネズミのカチーナで、ホピ語の名前を「クァーラ」と言います。

大きなギョロ目が特徴です。この顔で、意外と思われるかもしれませんが、私は「月」と関係のあるカチーナなんです。日本では、昔から「月」と言えばウサギの姿がイメージされると、東京のカチン・マナから聞きました。もし、ホピの人たちがそれを知ったら、きっと驚くことでしょう。民族によって月と繋がる動物もそれぞれで、面白いですね。

なお、私自身のことをもっとお話しすると、実は「月」だけでなく、「戦士」にも関わりがあり、そして「収穫」と縁のあるカチーナです。ホピのネズミにとっても日本のネズミにとっても、作物の豊作と収穫は願いですからね。

現在、私は、東京のカチン・マナのところに居候しています。彼女は新しい年を迎えるための大掃除に忙しいらしく、「ネズミの手も借りたい」とか言っていますが、私はお正月用のお餅の方に目が奪われて、それどころではありません。

日本の皆さん、月を見たら、ウサギがお餅をついている傍に、それを待っている小さなネズミの姿も思い浮かべてください。

        qaala 4

さて、人形の私を作ってくれたのは、伝統的スタイルのカチーナ人形カーバーの大御所の一人であるフィルバート・ホナニーさん。今、とっても油の乗り切っているカーバーとして絶大な人気を誇っている人です。因みに、ネズミのカチーナ「クァーラ」は、とても珍しいカチーナであり、現在、これを彫れるのは彼一人だけと言われています。彼は古い「クァーラ」のスピリットと繋がって、深い愛情を込めて、私を作り上げてくれました。

       qaala 1

        qaala 3
後ろに描かれている黒い模様は、雨の滴を表しています。

身長約18cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。鳥の羽根とワラも使用。身体に厚みのない原初的なフラットタイプの作品。
飛び出して大きな目が、ひときわ目を引きます。小粒ながら、非常にインパクトのある作品。大変珍しく、貴重な「クァーラ」カチーナです。
フィルバート・ホナニー作 2013年

SOLD


Copyright (C) Katsin' Manas 2013. All rights reserved.
フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
ココペリ KOKOPELLI (Assassin Fly Kachina)
kokopelli by PH 4

はじめまして。ボクは「ココペリ」。ムシヒキアブのカチーナ(精霊)です。
以前にもボクの仲間が、ここに登場しているので、皆さん、ご存じかと思いますが、ボクたち「ココペリ」は、性的豊饒さのシンボルであり、また、作物の成長を促し、豊作をもたらすことを祈る役目を担っています。
ボクたちの大きな特徴は、背中のコブとセクシーな雰囲気。

ホピの儀式において、ボクたちは、ミクスト・カチーナ・ダンスやキヴァの中で行われるダンスに登場します。

         kokopelli by PH 2

真ん中に白いラインが描かれた黒い顔にトウモロコシの殻でできたくちばし(鼻)を持ち、頭の上には羽根飾りをつけます。首の周りのふくらみはキツネの皮で作るひだ衿を表しています。そして、身体にぴったりのセクシーなレギンスとモカシン。
それから、ボクの背中のコブですが、その中には、娘さんたちが喜びそうなプレゼントや作物の種が一杯詰まっています。えっ、ボクのコブはそんなに大きくないから、プレゼントも少ないんじゃないかって?とんでもありません!量より質です!特に日本の娘さんたちを喜ばすにはね。

          kokopelli by PH 3

ボクを作ってくれたのは、伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの一人として有名なフィルバート・ホナニーさんです。
ボクの身体をちょっとツイストさせてセクシーに。赤茶色のウェービーな毛糸のヘアーも洒落てるでしょう?
日本の皆さん、どうぞよろしく。

       kokopelli by PH 1

身長20cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。鳥の羽根、毛糸、トウモロコシの殻なども使用。白・黒・赤茶に、淡い緑色を利かせた自然顔料の色調の美しさは絶品!身体をやや捻った動きのあるスタイル、誘い掛けるような悩ましい目つき、小粒ながらパワーがにじみ出てくるような作品です。

SOLD




おしらせ
KOKOPELLI Katsina Doll KATSINA GALLERY さん主催の「ホピ族のカチナドール展」が、来る11月16日(金)~18日(日)まで開催されます。
会場:GALLERY NIW (東京都文京区関口1-44-8)
詳細は、KATSINA GALLERY をご覧ください。



Copyright (C) Katisin' Manas TOKYO 2012. All rights reserved.

フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(1) | コメント(0) |permalink
大きな額のカチーナ「ウコカラ」 WUKOQULA, Big Forehead Kachina
wukoqula 3

日本の皆さん、はじめまして。
私の名は「ウコカラ」。ホピ語で大きな(広い)額のカチーナを意味します。
額が広いってことは、英知の象徴。
私は、ミックス・カチーナ・ダンスに姿を現し、ホピの少年たちが良いハンターになるよう祈りを込めてダンスを踊ります。
私の特徴は、赤茶色の顔に、緑色のラインで隈取した目、そして目の下に砂時計型の模様を入れています。そうそう、額の真ん中には大きな円盤状の飾りをつけ、その上に2本の黒い縦線、これは戦士の印です。

装いは、伝統的なキルトにサッシュ、女物のベルトに赤いモカシンを履きます。そして、やはり女物のベルトを片方の肩に。これが私の伝統的なスタイルです。

wukoqula 1 wukoqula 2

私を作ったのは、フィルバート・ホナニーさん。伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの大御所の一人として知られている方です。
彼の大きなこだわりは、自然顔料で彩色すること。私の赤茶色の顔は、グランドキャニオンの赤土を原料としています。また緑色の部分は植物から、そして黒い色は、シダの木の樹液から採られたもの。全て自然顔料です。
一見華奢に見えるかも知れませんが、私の身体には大地と自然のパワーがたっぷり込められています。
日本の皆さん、どうぞよろしく!

       wukoqula 4

身長は、頭部の羽根飾りまで入れて29cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。鳥の羽根とモヘアも使用。2011年制作。洞察力に満ちた穏やかな目の表情は、見ているだけで癒されます。内なる強さに裏打ちされた優しさを感じさせる味のある作品です。

SOLD



お知らせ
現在お求めになれるカチーナ人形をご案内する「カチーナ人形カタログ」がございます。1部500円。
ご希望の方は、カチン・マナスTOKYO 渡辺までご連絡ください。

Email: katsin-manas-tokyo@swjapan.net


Copyrigt (C) Katsin' Manas TOKYO 2012. All rights reserved.

フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(1) | コメント(0) |permalink
石を食べるカチーナ OWANGA-ZROZRO (The Mad or Stone-Eater Kachina)
        stone eater 3

桜の季節にホピから日本へやってきました。
サクラ、サクラ、おお!なんとキレイなことか!美しさに酔い痴れています。

花見酒で酔っぱらっているのかって?いえ、滅相もない。
実は、私、「石を食べるカチーナ」とか「気が狂ったカチーナ」と呼ばれているものでして、昨年、私の大先輩が来日していますが、私のこの顔はフラストレーションで石や岩をやけ食いしたからなのです。皆さんも、ストレスやフラストレーションがたまった時、ヤケ酒とかやけ食いをするでしょう?私の場合は、その究極の姿として、石や岩をガリガリ食べてやったのです。

        stone eater 2

うっ、うっ、美味しいはずなんてありません。狂気の沙汰ですよね。
しかし、これは私の役目。私は、精神的不調と関係する神とつながっているカチーナであり、人々に精神の病について教える役目を担っています。それで、表面的には、私は悪い性格の存在として、弱いものいじめや、気が狂ったような行為をわざとしてみせなくてはならないのです。でも、こうした振る舞いは、全て反面教師としての役割上のもの。
非常にカチーナらしいカチーナと言われています。

          stone eater 4
           stone eater 5

私を作ってくれたのは、伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの大御所のひとり、フィルバート・ホナニーさん。彼は、カチーナを彫るために生まれてきたような人であり、とりわけ、「石を食べる気が狂ったカチーナ」は彼のお気に入りのテーマ。すごいパワーをもって、入念に私を作り上げてくれました。

身長約21cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。鳥の羽根、モヘア、毛糸使用。
全体の淡い色調は実に美しく、白いモヘアの髪と髭のデリケートな表現は絶妙です。また、頭の中央に飾られた淡い黄色の羽根が素晴らしいカラーアクセントとなっています。
ソフトな色合いと狂気が合体し、不思議な愛らしさを感じさせるフィルバート・カチーナの名作です。

価格:お問い合わせください。


Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2012. All rights reserved.

フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
天空の神「ソツクナング」から 新年のご挨拶
        sotuknangu 5
                    

2012年 あけましておめでとうございます。

私は「ソツクナング」、SOTUKUNANGU, God of the Sky. ホピ語で天空の神を意味するものです。ホピのカチーナを代表して、日本の皆さんへ新年のご挨拶をいたします。
今年が、地球上のすべての生命あるものにとって良い年となるよう、そして広大な宇宙の中の特別な星である地球がいつまでも美しく輝いていられることを願います。
今年もまた、カチン・マナスの二人を通して、ホピとカチーナのことをお話しして行きたいと思います。皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年最初に登場しました私「ソツクナング」は、ホピの神話において、宇宙創造の大役を担った存在として伝えられており、ご存じの方もおいででしょう。つまり、私は正確に言えばカチーナ(精霊)ではなくて、神格なのです。
私は、雲や雨、そして入道雲や稲妻、豪雨などをコントロールするとてもパワフルな存在です。また、同時に不屈の戦士でもあります。なお、朝の星が私のシンボルとされているため「スター・カチーナ」と呼ばれることもあります。

ホピの儀式において、私を演じることができるのは長老だけです。私に扮する長老は高く盛り上がった入道雲(または星を見做すことも)を暗示する三角形のとがった帽子に羽根飾りをつけ、女物の白い刺繍されたキルトにウエディング用のサッシュをしめ、モカシンを履きます。そして、特定のキバのセレモニーと2月のポワミュヤや春のミックスダンスに姿を現し、威厳に満ちたダンスを披露します。

           sotuknangu 2 

            sotuknangu 3

さて人形の私ですが、作ってくれたのは、カチーナ・カーバーの大御所の一人、フィルバート・ホナニーさん。多くの「ソツクナング」がリング状の耳飾りをつけて姿で作られますが、私の場合はアワビの貝殻が耳たぶに飾られているのが特徴。キラッと光って、星のまたたきのようでしょう。そして額にはワラの鉢巻。これを巻くとテンションが上がります!また、長方形の黒い目の上に描かれている点々は雪を象徴、そして胸と腕、背中には稲妻を表す模様が描かれており、すべてがホピにとっての吉兆です。
12月に日本にやってきた私は、今、カチン・マナスTOKYOの家に逗留しており、これから初詣に近くの神社に連れて行ってもらいます。日本の神々とお話しするのが楽しみです。

          sotuknangu 4

身長:頭から足まで24cm。東部の羽根飾りまで入れると28cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。鳥の羽根、ワラ、アワビの貝殻使用。2011年制作。
白を基調とした淡いカラートーンが非常に美しく、天空の神らしい気品のある作品です。微かに微笑んでいるような目と口の表情は絶品!見ているだけで心が和みます。
SOLD


昨年中は当ブログの更新があまりできませんでしたが、訪れてくださった皆様、有難うございます。
今年は、充実した情報を数多くご紹介できるよう頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
                                  カチン・マナスTOKYO 渡辺純子


お知らせ
大阪の国立民族学博物館(みんぱく)で、1月から3月までの3ヵ月間、新しくなったアメリカ展示に関連した各種のイベントが開催されます。因みに3月20日(火・祝日)には、ホピからミュージシャンを迎え、ダンスとフルート演奏が披露される予定です。解説は伊藤敦規氏(国立民族学博物館助教)。
詳細は、国立民族学博物館のサイトをご覧ください。


Copyright (c) Katsin' Manas TOKYO 2012. All rights reserved.

フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
あなたを元気にするカチーナ「ホナン」 HONAN (Budger)
       honan black 4
       
皆さん、こんにちは。
私は「ホナン」。アナグマのカチーナです。
私たち「ホナン」は、薬草に通じており、悪い病気を治すことができるメディスンマン、おるいはヒーラーとして知られる大変パワフルなカチーナです。

「ホナン」の特徴は、アナグマの足跡のついた頬に、突き出した大きな鼻、頭の両脇に角のように羽根飾りをつけていること。そして、首にはベイマツ又は毛皮のひだ衿を巻き、キルトに赤いモカシンを履きます。

   honan black 2 honan black 3

私を作ったのは、伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの第一人者のひとりで、その土臭い作風が大人気のフィルバート・ホナニーさん。彼はとことん素材にこだわり、コロラド川まで私を作るコットンウッドを探しに行きました。そして彩色も全て自然顔料を使います。因みに私の身体の黒い部分は、シダの木の樹液から採った顔料、、またモカシンの赤はグランドキャニオンの赤土からのものです。フィルバートさんは、カチーナ人形を作るために生まれてきたような人であり、とりわけ、「ホナン」を作るのが好きだと言ってました。それだからでしょうか、私のこのパワーと優しさ、それはホピの大地の力と言っても良いでしょう。
なお、私の仲間が既に数体、日本へ上陸しており、各地で日本の皆さんを癒し、元気にしています。

       honan black 5

身長は頭部の羽根飾りまで含めて約29cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根飾り、貝殻つき。大変落ち着いた品のある色調。温かく優しい目の表情がたまらなく魅力的!見ているだけで癒され、元気がもらえるカチーナです。

sold


《 NEWS 》
ネイティブ・アメリカン・フルート奏者として知られるMark AkixaさんのCD「All My Relations」が3月24日にリリースされました!発売元:T & Kエンタテインメント(株) 販売元:コロンビアミュージックエンタテインメント(株) 品番:QACK-35008 価格3,000円

またラジオ出演:4月17日(土)14時~16時 NHK-FM新番組「土曜日レディ」パーソナリティ杏子に生出演、スタジオ生ライブが行なわれます。

その他、雑誌掲載:4月25日発売の「The Flute (ザフルート)」6月号/アルソ出版にMarkさんのインタビュー記事が掲載されます。
ライブ情報:☆「月明りの宴」4月19日(月)青山、☆「星に吹く風」北米インディアンの言葉とラブフルート 5月15日(土)フィオーレの森・星サロン

大活躍のMarkさん、心より応援いたします!


詳細は、Markさんのホームページブログでご覧ください。

Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2008-2010. All rights reserved.
     
フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
地球の神 マサウ Masau'u (Earth God)
       masauu by philbet 3

引き続き登場しました「マサウ」です。
私は、昨年、日本にやって来て、京都の展示会で初めて日本の皆さんに紹介されました。

宇宙人のような風貌と言われますが、私は、この地球の地上と下界の両方をコントロールする神なのです。
私の仲間が、以前にも皆さんの前に姿を現しているので、覚えていられる方も多いかと思いますが、私たち「マサウ」は、他のカチーナのように1年の半分をサンフランシスコ・ピークスで暮らしているのではなく、いつでもホピの村に行くことができ、人々を導きます。

      masauu face up 2

私の特徴は、何と言っても、かっと睨み付けるように大きく見開いた目と、出っ歯のように目立つ3本のYの字型の白い歯をみせた大きな丸い口。そして、まるでポップアートのようにカラフルで大胆な丸が描かれた顔面。一度見たら絶対忘れられなショッキングな顔だと言われます。
そして、頭の上には羽根を載せ、数本の羽根飾りをつけた小枝を首の後ろに立てています。日本の皆さんには理解不能なスタイルだと思いますが、これは祈りのためのものなのです。ホピでは、鳥の羽根が祈りの重要な道具としてよく用いられます。

  masauu by philbert 1 masauu by philbert 2

身体には、派手な模様の入った毛布をまとい、キルトにサッシュをしめ、赤いモカシンを履いて、私たちは人々の前に姿を見せます。

それにしても、ぎょっとするスタイルだって? いや、実際、ホピでは、夜道で後ろから足音が聞こえたら、絶対振り向いてはいけないという話もあるほどです。皆さんも、ホピに来たら、夜歩く時は、充分気をつけてくださいね。私の姿を見て、卒倒するといけないから・・・・・。

さて、人形の私を作ってくれたのは、伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの大御所の一人として知られるフィルバート・ホナニーさん。彼の作るカチーナは、とても土臭くってパワフル、最もホピらしいとよく言われます。この私もそう。そして、更に、この世のものとは思えぬ奇怪さと、また同時に洗練さが加えられているのが特徴です。正にマサウのイメージそのものと言っていいでしょう。フィルバートさんにより私は命を吹き込まれました。

          masauu illust
ところで、今日、TOKYOのカチン・マナから聞いたのですが、彼女の知り合いのたつさんが、アリゾナ州セドナで1月30日(土)に開かれるホピのカチーナのセレモニーに招かれ、地球のためのワークを捧げてくれるそうです。こういったワークの力は、私たちマサウの力にもつながります。有難う。感謝します。

身長約30cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根飾りと小枝付き。
自然顔料による素朴な味わい、強烈な風貌、そしてほっそりしたスタイルから独特の気品が感じられ、又同時に何故か愛らしい、ベテラン・カーバー、フィルバートの名品です。

価格:お問合せください。


イラスト:"HOPI KATCINAS" by Jesse Walter Fewks より

Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2008-2010. All rights reserved.
     
フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
オウムのカチーナ「キャロ」 Kyaro (Parrot Kachina)
           Parrot 2

はじめまして日本の皆さん。
ボクの名前はホピ語で「キャロ」と言います。オウムのカチーナです。
ボクの役目は、オウムの繁殖と美しい羽が増えるのを祈ることです。

             Parrot 1

ボクたちオウムのカチーナの歴史は、ちょっと変わっていて、19世紀までは第1メサのセレモニーにおいてダンサーとして登場しましたが、20世紀に入ってからは長いこと姿を見せず、1965年に第2メサに出現しましたが、その姿は以前第1メサに現れた時とは違ったものでした。そんな訳で、ボクたちは、カチーナ人形として彫られることも1965年まではありませんでした。

Parrot 3Parrot 4

ボクを作ったのは、フィルバート・ホナニーさん。伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの大御所の一人として知られ、後輩の指導にも熱心な方です。彼の土の臭いがぷんぷんするパワフルな作風は、最もホピらしいエネルギーが感じられると高い評判を得ています。絵の具も全て自然顔料です。その優しい色合い、そして素朴で力強い線描の表現にも注目してください。小さいけれどパワー全開、それがボクの特徴です。

             Parrot 5

身長は頭部の羽根飾りまで入れて約21cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。フラット・タイプ(ボディの厚みが少ない)のカチーナ人形です。素朴で愛らしく、そして独特の力強いオーラを感じさせます。

価格: SOLD


追悼 カチーナ人形とは、直接関係ありませんが、「雨上がりの夜空に」や「いけないルージュマジック」のヒット曲で知られる日本を代表するロック・ミュージシャンの忌野清志郎さんが5月2日に癌性リンパ管症により58歳の若さで亡くなりました。私の最も好きな日本人ロックンローラーでした。彼はライブで一度も音をはずしたことがなかったプロ中のプロ。彼のメークやファッションはオウムに似てなくもありませんでした。彼の最後のメッセージは「愛と平和」。清志郎さんの魂が天の神様のところへ早く行けることをお祈りします。(カチン・マナスTOKYO渡辺純子)

Copyright (c) Katsin' Manas TOKYO 2008-2009. All rights reserved.
フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
タワ・マナ TAWA MANA (Sun Girl)
             ttawamana 1

日本の皆さん、はじめまして。
わたくしの名はホピ語で「タワ・マナ」。太陽の乙女です。
ホピの世界観において、太陽は男性神なのですが、カチーナ(精霊)には男性の「タワ」と未婚の女性の「タワ・マナ」という男女両方の神格が存在します。共に、優しく温かく、ホピの人々を助けるますが、神格なので人々と混じりません。
日本では、太陽の神は天照大神。女性の神様と聞いていますので、わたくし、とても親しみを感じます。

ところで、皆さん、太陽の本当の色は何色かご存知ですか?一見、赤やオレンジ色に見えますが、じぃーと見ていると緑色に見えてこないでしょうか?わたくしたちホピの太陽を表すカチーナの顔は古来より、「タワ」も「タワ・マナ」も、皆、淡い緑色をしていますが、その訳は、そういうところにあったのかも知れません。

              tawamana 2

私の特徴は、「タワ」と同様に丸い顔、額は赤と黄色に塗り分けられ、長方形の目と逆三角形の口が黒で描かれています。いでたちも「タワ」のものを殆ど一緒で、キルトにサッシュ、モカシンを履きますが、「マナ」であることを示す白地に模様が描かれた長いマントをはおります。わたくしのように「マナ」特有の髪型をしていないカチーナの場合、マントをはおっているかどうかが、男女を見分けるポイントなのです。皆さん、カチーナを見るときは、マントの有無に気をつけてくださいね。そして後ろ姿も。

              tawamana 3

さて、私を作ったのは、フィルバート・ホナニーさん。ご存知、伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの大御所の一人です。TOKYOのカチン・マナの熱いリクエストによって作られました。日本に到着した私を、彼女、ゴッホの絵のヒマワリみたい!とか言って、写真を撮ってくれました。

              tawamana 4

身長は頭部の羽飾りを含めて約28cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。ため息が出るほど美しい草木染のような色調と無条件に愛らしい顔が大きな魅力です。非常に穏やかで温かみあり、そしてパワフル。またどういうわけか、子ネコのようなムードも・・・・。一度手にしたら、片時も離したくなくなる恐るべきカチーナ人形です!

価格: SOLD

お知らせ
カチーナ好きのイラストレーター、アン・サクライさんの個展"Dream Lodge"展が、9月17日(水)~10月5日(日)まで南房総の和田浦で開かれます。ファンタスティックなカチーナの絵がとても魅力的です。詳細は、こちら


Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2008. All rights reserved.
フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(1) |permalink
ヒリリ HILILI (Witch Kachina)
           Hilili neo 3

はじめまして。私の名は、ヒリリ。
元々はズニのカチーナでしたが、ホピへやって来ました。「ヒリリ」という名ですが、これは私が発する奇妙な音に由来しています。

ホピに来た当初は、魔女のカチーナとして姿を現し、ホピの女性たちを恐がらせました。でも、近年になってからは、ポワムヤの儀式でガードマンとして、又、キヴァのダンサーとして登場しています。

私の姿形には、いくつかのバリエーションがあり、私のように渦巻き型の目を持っている者、また、顔に斜めのラインが入っていて2色に塗り分けられているタイプなどがあります。因みに、私の渦巻き型の目は、日本の蚊取り線香のように見えるかも知れませんが、これは、さざ波が立った水面を象徴しています。

儀式において、私を演ずるホピの男は、頭の上に水平の羽根飾りをつけ、ヤマネコの皮で作ったひだ衿を巻き、キルトにサッシュをつけ、手にはユッカの葉のムチを持って、シンガーのコイヤムシ(泥頭のカチーナ)と共に登場し、ダンスを踊ったり、儀式のガードマンとしてぐるぐる回る目を利かして警備を務めます。

 hilili neo 1Hilili neo 2

人形の私を作ったのは、伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの第1人者のひとりであるフィルバート・ホナニーさん。ヒリリの特徴である長いひげにユッカで作ったヘッドバンドを頭に巻いた姿は、ねじり鉢巻のオヤジ風なんて言われそうですが、これはフィルバートさんの気合を示すもの。また胸と背中に交差させた沢山の貝殻をつけた皮のベルトや、チョッロっと舌を出したヘビが描かれた赤茶色のキルト、そして後姿も凝っています。後頭部に描かれているのは雲を表す模様。雨の恵みを象徴しています。

             Hilili and Hon

上の写真は、私と同時にフィルバートさんによって作られ、一緒に日本へやって来たホン(白クマのカチーナ)くんです。沢山の貝殻をつけたお揃いのベルトをしているでしょ。ちょっと夏バテ気味。

身長は頭部の羽根飾りまで入れて約28cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。樹液からとった黒い顔料やグランドキャニオンの赤土から作った赤茶色の顔料による渋くて落ち着いた色味が見る者の気持ちを和ませます。非常に土臭く、ユーモラスでパワフル。ホピの大地のエネルギーを強く感じさせる作品です。

価格: SOLD

【お知らせ】
カチン・マナスLAとTOKYOの両ブログでもご紹介してきましたが、3月の展示会以降、この夏までに日本へ上陸した新着のカチーナ人形のご案内カタログが出来ました。
ご希望の方は、カチン・マナスまでご連絡ください。

katsin-manas-tokyo@swjapan.net

Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2008. All rights reserved.

フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
白いクマのカチーナ「ホン」 HON KACHINA (Bear Kachina)
             hon 2

日本の皆さん、はじめまして!ボクの名前はホピ語で「ホン」。クマのカチーナです。
7月にホピから東京へやって来ました。暑いですねぇ!日本の夏の暑さは、乾いたアリゾナの砂漠の気候とはまた別の厳しさがあり、全身汗だく、もうヘロヘロです。
いや、そんなことを言ってる場合じゃない。ボクがここに登場したのは、クマのカチーナについてお話するためでした。すみません(汗!)。

ボクたちクマのカチーナ「ホン」は、アナグマのカチーナ「ホナン」と同様、非常にパワフルで、悪い病気を治す優れたドクターであり、全ての薬草の性質や投与の仕方に通じているメディスンマンでもあります。そしてまた、偉大な戦士という側面も併せ持っています。まあ、ひとことで言えば、最も男っぽくて頼りになるカチーナってことです。

             hon 1        
             
クマのカチーナには、多くの種類が存在し、青、白、黄色、黒など色で見分けられるもの、また、第1メサのテワ(ハノ)村のクマ氏族所縁の「ケトワ・ビセナ」と呼ばれるものなどがいます。そしてこれら全てのクマのカチーナは同じ能力を持っています。

                 hon 5

さて、儀式において、クマのカチーナを演ずるホピの男たちは、第1メサでは、顔の左半分をさびた黄色、右半分を緑色に塗り、頬にクマの足跡を描いたマスクを頭から被ります。これに対して、第2メサと第3メサでは、4色のマスクが用いられ、●黒いクマを表す黒いマスクには、目の下に青い線、横に赤い線、そして頬に青いクマの足跡、●黄色のクマを表す黄色のマスクには、目の下に青い線、横に赤い線、そして頬に黒いクマの足跡、●青いクマを表す青いマスクには、目の下に黒い線、横に赤い線、そして頬に黒いクマの足跡、●白いクマを表す白いマスクには、単に目の周りを赤い線で囲み、頬に黒いクマの足跡が描かれます。そして全てのメサのクマのカチーナは、コーンの煤から作られたこげ茶色の顔料を身体に塗り、キツネの皮のひだ衿を首に巻き、尻当て布にサッシュベルトを締め、赤いモカシンを履き、羊の皮(昔はクマの皮でした)を肩から斜めにかけて、身支度を完了。春の間に行なわれるソヨヒムの儀式や、ミックスド・ダンスに最も頻繁に登場します。

             hon 3

白いクマのカチーナ人形であるボクを作ったのは、フィルバート・ホナニーさん。今、最も実力のある伝統的スタイルのカチーナ・カーバーです。肩から胸にかけて交差している皮ヒモの上には沢山の巻貝の貝殻が飾られ、グランドキャニオンの赤土から作った赤茶色の顔料で彩色された舌をペロリと出しています(暑くて体温調節しているわけでなないんですが・・・)。そして頭部には、柔らかい子羊の白い毛がたっぷりつけられ、天の神へ祈りを届ける聖なる羽根が前頭部と耳にもついています。フィルバートさんは、ホピの神様と交信しながら、ボクを日本へ送り出すための最強の姿を完成させてくれました。暑さにへたばってなんかいられません!日本の皆さん、どうぞヨロシク!

             hon 4

身長は約22cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根、子羊の毛、貝殻などを使用。樹液から作られた黒、グランドキャニオンの赤土から作られた赤茶色、植物から作られた緑色など、自然顔料の優しく美しいトーンと、全体から醸し出されるパワフルなオーラが、見る者の気持ちを癒し、元気にしてくれます。又、尻当て布に用いたコバルトブルーの美しさは別であり、白いクマのカチーナの神々しい雰囲気を増幅させる宝石のよう。巨匠フィルバートの才気が感じられます。強くて、優しくて、ちょっとミステリアスな白クマのカチーナの名品です。地球環境の危機を警告する北極グマにも意識を向けたいと思います。

価格: 雪 SOLD
詳細は、ご案内の「価格について」をご参照ください。


イラストは、"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkes より

Copyright (c) Katsin' Manas TOKYO 2008. All rights reserved.

フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
黄色い、流星のカチーナ「ナンガソフ」 Nangasohu Kachina (Chasing Star Kachina)
            chasing star yellow blog 1

            暑中お見舞い申し上げます。  
    
うだるような連日の暑さ!アリゾナの半砂漠地帯の熱暑に鍛えられているボクですが、まるで熱帯のような、この日本の夏の暑さには本当に驚いています。

自己紹介が後になってしまいましたが、ボクも流星のカチーナ「ナンガソフ」です。顔の真ん中に大きな黒い星を持っています。そして、顔の地の色は黄色であることから、「黄色い流星のカチーナ」と呼ばれることもあります。
             
             chasing star yellow blog 2
       
ボクは、フラット・タイプのボディ(木を縦に割った平らな板状の身体)なので、本当に夜空を飛ぶ流星のように見えるのが特徴です。日本の皆さんには、七夕の短冊に見えるかも知れませんね。いいんですよ。ボクに願いをかけてくれて。そもそもボクたちカチーナは、人間たちの願いを天の神様へ届けるメッセンジャーなのですから。

ボクの意味については、先日、ボクの前にここへ登場した「流星のカチーナ ナンガソフ」のところを読んでください。

              chasing star yellow blog 4
       
ところで、日本は今、お盆の真っ最中とか。祖先の霊が各家庭に戻ってきて3泊4日滞在するという1年のうちでも重要な意味のある時期だそうですね。ホピでも、7月は「ナサン・ミュヤオ(偉大な力の月)」と呼ばれ、ホピの伝統文化とカチーナ信仰において、とても重要なニーマンの儀式があります。「ニーマン」とは、つまり、約半年間、ホピの村々に滞在していたカチーナ(精霊)たちが、故郷であるサンフランシスコ・ピークスという山へ帰還する儀式です。昨年のニーマンのときには、カチン・マナたちがホピへ訪れ、とても感動的な体験をして行きました。それについては、あらためて体験記のようなものが書かれると思うので、楽しみにしていてください

              chasing star yellow blog 3

              
さて、この人形のボクを作ったのは、トラディショナル・スタイルのカチーナ人形カーバーの大御所であるフィルバート・ホナニーさん。彼は、ボクと同時に双子の弟も作りました。弟は、淡いグリーンの顔をしていて、現在、LAのカチン・マナのところにいます。フィルバートさんは、ボクたち兄弟を持ち前のアーティスト魂とパワー、そして彼独特の細部へのこだわりをもって仕上げてくれました。ボクの黄色い顔は、東洋の風水的に見てもパワーがあるし、頭部とボディが少し角度を違えてあるため、身体がツイストしていて、身体全体から豊かな表情が感じられるのも特徴です。

身長は頭部の羽根飾りまで入れて約33cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。額の真ん中に、雨の恵みを象徴するアワビの貝殻の飾りがついています。顔の周りは、茶色と焦げ茶の毛糸。数種類の羽根の飾り。自然顔料特有の落ち着いた草木染のような美しい色調。黄色地に黒い星が描かれた顔から発するパワーは非常に強く、手に持つとビリビリ来るほどです。

価格: SOLD

Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2008. All rights reserved.


フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
魔女のカチーナ 「ヒリリ」 Hilili (Witch Kachina)
           hilili new 4

私は、ヒリリ。
元々は、ズニのカチーナでしたが、ホピへやってきました。
最初は、魔女のカチーナとして姿を現し、ホピの女性たちを身震いさせましたが、最近では、ポワムヤ(浄化の月、2月)の儀式の時、ガードマンとして活躍し、又、キヴァのダンサーとして登場します。

私の姿形のは、いくつかのバリエーションがあって、ぐるぐる回っている目を持つもの、また私のように顔に斜めのラインが入っていて、2色に塗り分けられ、星を表すクロスとトウモロコシを表す円がペイントされているタイプなどがあります。

                 Hilili.jpg

イラストは"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkesより

儀式では、頭の上に水平の羽根飾りをつけ、山猫の皮で作ったひだ衿を巻き、キルトにサッシュを締め、手にはユッカの葉のムチを持ち、シンガーのコイヤムシ(泥頭のカチーナ)と共に登場します。そこで、私は得意のダンスを踊ります。因みに、私のダンスはあまりにも魅惑的なので「魔術のダンス」と呼ばれるほどです。ほっ、ほっ、ほっ!

                hilili new 1

                   hilili new 3

人形の私を作ったのは、フィルバート・ホナニーさん。前後左右にS字型にカーブした木の自然な形をそのまま活かしたフラット・ボディ(厚みのない平たいもの)です。まるで身体をくねらせてダンスしているみたいでしょ?

                 hilili new 2

身長は頭の羽根飾りを含めて約45cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根と馬の毛を使用。自然顔料による草木染のような淡くて美しい色合いが特徴です。ミステリアスでユーモラス!貴方を守ってくれる魔女のカチーナです。

価格: 雪 SOLD
★詳細は「ご案内」の「価格について」をご参照ください。


Copyright (c) Katsin' Manas Tokyo 2007. All Rights Reserved.
フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
コーン・カチーナ 「ソタング・タカ」 Sotung Taka (Laguna Corn Kachina)
        corndancer image 5 up
                
ボクの名前は「ソタング・タカ」、コーン・カチーナです。
つまり、トウモロコシの豊作を祈るという役割を担っております。比較的最近、登場するようになったカチーナであり、ラグーナからやって来たと考えられています。
                 
儀式では、手に何かと持ち、身振り手振りで優雅にダンスをします。そのフォームを、ホピの人びとは「ラグーナ・ギャンブラー」と呼ぶこともあります。人形のボクは、手に何も持っていませんが、ダンスはうまいですよ!
 
             corn dancer image 1

             corn dancer image 2

             corn dancer image 4
                 
人形のボクを作ってくれたのは、フィルバート・ホナニーさん。伝統スタイルのカチーナ・カーバーの中でも、特に手の込んだ妥協のない作風だとカチン・マナスの二人が高く評価しているアーティストです。ボクの顔面のカラフルな縦縞模様は、いろんな色のトウモロコシを表しています。また、額の真ん中についているグリーンの宝石のような飾りは、アワビの殻でできていて、雨の雫を象徴しています。

身長は、頭の羽根飾りを含めて約30cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根、毛糸、アワビの殻、トウモロコシの殻など多様な素材を使用。ディテールにこだわった作りが大きな魅力です。落ち着いた色調とユーモラスでピュアな形態が見事に融和した非常に味わいのある作品です。額からリ両脇に流した毛糸の髪もチャーミング!

価格: 虹 SOLD
★詳細は、「ご案内」の「価格について」をご参照ください。


Copyrigt (c) Katsin' Manas Tokyo 2007. All Rights Reserved.
フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
アナグマのカチーナ人形 「ホナン」 Honan (Badger)
          honan image 6
 
はじめまして。ボク「ホナン」。アナグマのカチーナです。 
ボクたちクマのカチーナは、とてもパワフルで悪い病気を治すことができるとホピの人たちに信じられています。ボクは、メディスンマン。そして強い戦士でもあるんです。

             honan image 1
             
ボクたちホナンは、ミックスダンスや水蛇の儀式に姿を見せます。ホナンのダンサーに扮するホピの男は、赤い耳、突き出した大きな鼻、頬にアナグマの足跡をペイントしたマスクを被り、白くボディペイントした身体にベイマツ(米松)又は毛皮のひだ衿、キルトにサッシュ、キツネの皮と女性用のショールをつけ、赤いモカシンを履いて、手にリズムをとるラッフルを持って登場します。
             
             honan image 4
              
ボクは、このホナンを表したカチーナ人形で、フラット・タイプ(厚みのない平らなボディ)。小さな子供向けに作られた人形です。だから、スタイルもシンプル。でも、パワーはありますよ!
ボクを作ってくれたのは、伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの第一人者のひとり、フィルバート・ホナニーさん。セドナのアート&クラフトショーの会場で、応援に駆けつけてくれたカチン・マナスの目の前で、ボクを仕上げてくれました。その時、一緒に作られた兄弟が、今、LAのカチン・マナのところにいます。

             honan image 5

身長約20cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。頭に羽根を乗せています。ベルベット・タッチのソフトな色合い、とても温かみのある表情が心を和ませます。手のひらに収まる小型サイズなので、マスコットとしても最適です。

価格: 北斗七星 SOLD
★詳細は、「ご案内」の「価格について」をご参照ください。


Copyright (C) Katsin' Manas Tokyo 2007. All Rights Reserved.

                      
フィルバート・ホナニー・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。