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ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
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雪のカチーナ乙女 「ヌヴァカチン・マナ」 Nuvak'chin Mana (Snow Kachina Girl)
         nuvakachinamana 3

私は「ヌヴァカチン・マナ」と申します。
「ヌヴァ」とは、ホピ語で雪、「カチン」は、「カチーナ」の略、そして「マナ」は未婚の女性を意味します。つまり、私は雪のカチーナ乙女。雪を象徴する女のカチーナとして知られております。

★そうそう、私をここに紹介している「カチン・マナスTOKYO」も「マナ」です。「マナ」であることに齢は全然関係ありません。彼女のストーリーも読んでくださいね。

さて、私の役目ですが、それはホピの土地へ寒い天気を呼び、雪が沢山降り、地面に水分の滋養を与えるように祈ることです。
私は、スノー・カチーナ・ダンスやニーマン・カチーナ・ダンスに登場し、ギシギシ音を立てるホピの楽器(日本の民族楽器「ささら」に似ている)を奏でます。こうした儀式で、私に扮するのは少年たちです。何故って、「マナ」、つまり未婚の乙女を演じるには、マッチョな男では雰囲気がでませんもの。
私の役に選ばれた少年は、白いマスクを頭から被り、白いコットン・ウールでできたマナを表す渦巻き型の髪型・・・・・・これは正式には、「ナアソミ」と呼ばれ、花を意味しています・・・のウィッグをつけ、布製のひだ衿に、女物のドレスを着て、娘用の白いショールを羽織り、白いバックスキンのブーツを履いて登場します。そして、ダンスの間中、地面に座って、楽器をギシギシと音を立てて演奏するのです。

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人形の私を作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。私は、東京の玉川高島屋での展覧会のために制作されました。マニュエルさんは、大きな木を使って、私を本当に娘らしく、りっぱな白い「ナアソミ」(渦巻き型の娘の髪型)をつけてくれ、更に私の白い髪が映えるよう前髪の真ん中にきれいなオリーブグリーンの羽根を飾ってくれました。因みに、普通のカチン・マナの髪は黒い色をしていますが、私は雪のカチーナなので白い髪です。

下の写真は、壷に水を汲んでいるホピの女性たち。皆、「ナアソミ」の髪型をしているので、未婚の娘さんです。撮影されたのは、1904年ですが、現在もこの髪型は変わりません。

           hopi girls

Photo by Edward S. Curtis "JOURNEY TO HOPI LAND" より

ホピも日本も雪の季節が到来。日本には「雪女」の伝説があるんですってね。親しみを感じます。
皆さま、日本に来た私たちカチーナをどうぞよろしく。
2008年は、日本に、ホピに、そして世界中のあちこちに、沢山良いことが起こりますように!

身長約46cm。コットンウッドのハーフボディ(木を縦に真ん中から割ったもの)にミックスメディアで彩色。おっとりした目と微かに微笑んでいる口元がとてもチャーミング!「雪乙女」の名に相応しい幻想的で形而上学的、そして素晴らしく美しい作品です。

価格: 太陽
★詳細は「ご案内」の「価格について」をご参照ください。


Copyright (c) Katsin' Manas Tokyo 2007. All Rights Reserved.
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フクロウのカチーナ 「モングワ」 Mongwu (Great Horned Owl Kachina)
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ボクはフクロウのカチーナ、「モングワ」です。
ホピの伝説では、ボクたちフクロウは太陽神の夜の使者として知られています。又、ホピとは別ですが、ハワイ島では、昔から、フクロウは「幸運の印」と言われ、人々に愛されてきたと聞いています。日本では、どうでしょうか?

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イラストは"HOPI KATCHINAS" by Jesse walter Fewkesより

さてさて、ホピの儀式において、ボクたちはミックスド・カチーナ・ダンスや、第1メサのポワムヤ(浄化の月、2月)のビーン・ダンスとか水蛇の儀式に、道化師を伴って登場し、道化師がホピにあるまじき振る舞いをした時、ムチで打って戒める役を担っています。一種の教育係りです。又、この他、戦士という側面も持っています。

             mongwu 2

ボクの特徴は、まん丸の大きな目と黄色・赤茶色・黒・白の絵の具で羽根の模様が描かれた顔、突き出したカギ型のくちばしを持ち、キルトに刺繍が入ったサッシュを締め、手に弓矢とラットルを持って現れます。

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人形のボクは、手に弓矢もラットルも持っていませんが、儀式の時のスタイルをほぼ忠実に表現しています。
ボクを生み出してくれたのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。ボクは東京の玉川高島屋の展覧会のために特別に制作された作品であり、通常作られるカチーナ人形より大型。ハーフ・ボディ(木を縦に真ん中から割ったもの)ながら、大きな存在感を示し、会場では注目を浴びておりました。

身長約46cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。額に羽根飾り付き。フクロウのカチーナは、カチーナ・カーバーたちが好んで作るモチーフのひとつと言われ、各作家の創意工夫が、特に頭部の表現に反映されます。マニュエル氏の作品は、何と言っても、その愛らしい顔と全体から受けるポップアートのような楽しい印象が特徴であり、魅力と言えます。見ているだけで幸せな気分になれそう。

価格: 太陽
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トウモロコシのカチーナ 「ホピ・アヴァツホヤ」 Hopi Avachhoya (Corn Dancer)
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ボクの名は「ホピ・アヴァツホヤ」、コーン・ダンサーの仲間です。
ボクたちコーン・ダンサーのカチーナは、ホピの人びとの主食であるトウモロコシの成長と豊作を祈る役割を担っています。
「ホピ・アヴァツホヤ」の形態には、いつくかのバリエーションがあり、ボクは、そのなかでもニュー・タイプと呼ばれるもの。

                     hopi avatc hoya

イラストは"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkesより

古いタイプのものは、顔を黒く塗り、白い輪、又は様々な色の輪(輪はトウモロコシを表します)を顔と身体に描きますが、ボクのようなニュー・タイプは、顔に必ずしも輪が描かれず、自由な表現でトウモロコシであることが示されます。そして共通するのは、頭の上に四方角に向けた羽根を飾ることと、管状の突き出した口です。

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ボクたちは、「ヘミス」カチーナの弟であり、儀式でボクたちに扮するのは、大人の男ではなく、少年たちです。

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ボクを作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。東京の玉川高島屋での展覧会のためにボクを作りました。木の自然な形を活かした動きのあるフォームが、まるでトウモロコシ少年がダンスしている姿に見えませんか?

身長約50cm。コットンウッドのフラットタイプ(厚みのあまりない平らなもの)にミックスメディアで彩色。たおやかなトウモロコシ少年がダンスしている雰囲気が良く表れている楽しい作品。ブライト・イエローの顔が、明るく喜びに溢れています。

価格: 虹
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ハヤブサのカチーナ 「キーサ」 Kisa (Prairie Falcon Kachina)
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はじめまして。「キーサ」です。この名は、ソウゲン・ハヤブサ(北米西部に生息するハヤブサ)を意味します。

ボクたち鳥のカチーナは、神様へ祈りを届けるという共通の役目を担っています。
儀式では、春先に行われる「ソヨヒム・ダンス」の間に、ランナーとして登場し、抜群の速さで走ります。だって、ボクたちは空を飛ぶのが速いことで知られているソウゲン・ハヤブサなのですから。ボクの眠たそうな目からは想像つかない、なんて言わないでくださいね。
                               
またホピの民話では、ソウゲン・ハヤブサが、その翼の形を基にして作った槍投げ器を、ホピへ最初にもたらしたということが伝えられています。それほど、ボクたちソウゲン・ハヤブサは、ホピの人びとにとって重要な鳥だったということです。

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ボクの特徴は、白い顔に2本の縦線が両方の頬に描かれていること。これは、戦士でもあることを示す印です。そして突き出したくちばし。

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イラストは"HOPI KATCHINAS" By Jesse Walter Fewkesより

儀式では、ソウゲン・ハヤブサを演じるホピの男は、身体を白く塗り、ひだ衿または羽根をつけ、腰当て布に女物のベルトを締め、手にユッカの葉のムチか野ウサギなどを持って現れますが、人形のボクは、衣装が簡略化され、より自由でポップなスタイルに表現されています。

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ボクを作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。東京の玉川高島屋での展覧会のために制作されました。普段作られない大型作品であり、ハーフ・ボディ(厚みのあまりない平たいボディ)ながら、重量もかなりあります。ボクの大きくて白い顔と優しい目は、照明を落とした薄暗い会場でもひときわ目立ちました。

身長は頭の上の羽根飾りを含めて約50cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。全体にポップアートのような印象であると同時に、ほんわかした目つきが、見るものをほっとさせ、気持ちを和ませます。このカチーナ人形は、あまり知られていませんでしたが、最近、人気が急上昇しているようです。

価格: 月
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地球を守るホピの神様 「マサウ」 Masau'u (Earth God) 2
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私は地球を守る神、マサウです。
私についての詳しいことは、先に日本へ上陸した「マサウ」のところをご参照ください。同じマサウでも、作り手が違うと雰囲気も異なります。

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私をこの世に送り出したのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。東京の玉川高島屋での展覧会のために制作された特別作品で、現在、東京のカチン・マナのところに委ねられています。彼女は、私の地球人離れした顔とムードが「壷に嵌っている」と言い、絶賛してくれました。

身長は頭の上の羽根飾りを含めて約53cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。フラット・ボディ(厚みのあまりない平たいボディ)。白地に三原色を塗ったビビッドで絶妙なカラーハーモニー。極めてエキセントリックな顔は、ピカソも顔負け、一度見たら決して忘れられません。邪気を寄せ付けない強烈なパワーを放ち、見るものを勇気付けてくれます。キース・ヘリングの絵にも通じる芸術性豊かなカチーナ人形の傑作。手の可愛らしさにもご注目を!

価格: 月 SOLD
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泥頭娘 「コイヤムシ・マナ」 Koyemsi Mana (Mud Head Girl)
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私は「コイヤムシ・マナ」、泥頭娘です。先に日本へ上陸した「コイヤムシ(泥頭)」カチーナの女の子版です。私は、ダンサーで楽器奏者、そしてホピの祖先の霊でもあります。

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私を生み出したのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。彼は、私をコイヤムシ(泥頭)カチーナの特徴である赤茶色の泥の色をした頭に、まん丸の飛び出した大きな目と口と耳、そして額の真ん中と頭の上にもお団子のような丸いものをつけてくれ、マナ(娘)特有の黒いドレスにサッシュ、白いブランケットを着せ、白いブーツを履かせてくれました。マニュエルさんは、私を東京の玉川高島屋での展覧会のために制作したのです。それで普通作られるカチーナ人形より大型でハーフ・ボディ(木を縦に真ん中から割ったもの)ながら、重量もかなりあります。身体を少し傾けていますが、これは私がずっこけているわけではなく、木の形をそのまま活かしているからなのです。展覧会を見に来てくださった人々は、私のこの姿と泥臭い顔が、とても心を和ませると言ってくれました。

コイヤムシは比較的良く作られますが、コイヤムシ・マナは、とても珍しいんですよ。私の仲間が、LAのカチン・マナのところにもいますので、見にいってください。

身長約42cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。温かみのあるとぼけた顔が見るものの心を和ませ、安心感を与えてくれます。又、大地の強烈なパワーも感じさせるカチーナです。「泥頭」が、ショコラのようにも見えてくることも・・・・。

価格: 太陽
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魔女のカチーナ 「ヒリリ」 Hilili (Witch Kachina)
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私は、ヒリリ。
元々は、ズニのカチーナでしたが、ホピへやってきました。
最初は、魔女のカチーナとして姿を現し、ホピの女性たちを身震いさせましたが、最近では、ポワムヤ(浄化の月、2月)の儀式の時、ガードマンとして活躍し、又、キヴァのダンサーとして登場します。

私の姿形のは、いくつかのバリエーションがあって、ぐるぐる回っている目を持つもの、また私のように顔に斜めのラインが入っていて、2色に塗り分けられ、星を表すクロスとトウモロコシを表す円がペイントされているタイプなどがあります。

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イラストは"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkesより

儀式では、頭の上に水平の羽根飾りをつけ、山猫の皮で作ったひだ衿を巻き、キルトにサッシュを締め、手にはユッカの葉のムチを持ち、シンガーのコイヤムシ(泥頭のカチーナ)と共に登場します。そこで、私は得意のダンスを踊ります。因みに、私のダンスはあまりにも魅惑的なので「魔術のダンス」と呼ばれるほどです。ほっ、ほっ、ほっ!

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人形の私を作ったのは、フィルバート・ホナニーさん。前後左右にS字型にカーブした木の自然な形をそのまま活かしたフラット・ボディ(厚みのない平たいもの)です。まるで身体をくねらせてダンスしているみたいでしょ?

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身長は頭の羽根飾りを含めて約45cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根と馬の毛を使用。自然顔料による草木染のような淡くて美しい色合いが特徴です。ミステリアスでユーモラス!貴方を守ってくれる魔女のカチーナです。

価格: 雪 SOLD
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官能的カップル 「ココペリとココペル・マナ」 Kokopelli & Kokopell' Mana
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はじめまして。ココペリとココペル・マナのカップルです。
ココペリの頭の上に乗っているのが、わたし、ココペル・マナです。ココペリのパートナー、恋人と言ってくれて構わないわ。ココペリについては、先に日本に来た彼のところを見てください。
わたしたちは、作物の成長を促し、豊作と多産の象徴、子宝のシンボルとも言われるの。

わたしは女性では珍しいレーサーで、競争で私に負けた男を投げ飛ばし、地面に押し倒して、見物人の目の前で交接の演技をするの(勿論真似事よ)!ホピでは、私に競争で負けた男は、その後1年間キズモノのレッテルを張られ、娘たちのボーイフレンドには好ましくないとされちゃうのよ。

                 Kokopell mana

イラストは"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkes より

儀式では、ココペリは白いシャツにキツネの皮のひだ衿にセクシーなレギンス、わたしは女性用のドレスに身をつつみ、娘用のショールをはおって登場するのだけど、人形であるわたしたちは、衣装の部分がもっと自由なスタイルに表現されているの。

普通、私たちは別々に作られ、合体した姿は、私たち以外に作られたのを知らないわ。

わたしたちのスリリングな画像はまだ他にもいろいろあるの。「続きを読む」をクリックしてね。

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豊作と多産のシンボル 「ココペリ」 Kokopelli (Assassin Fly Kachina)
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ボクは「ココペリ」。最も人気の高いカチーナとして知られて入る者です。作物の成長を促し、し、豊作と多産のシンボルです。
ミックスド・カチーナ・ダンスやキヴァの中で行われるダンスにボクは登場します。
中央に白いラインが描かれた黒い顔に、トウモロコシの殻でできた長い鼻を持ち、頭の上には羽根飾りをつけています。首の周りの膨らみは、キツネの皮のひだ衿を表すものです。                                    
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白いシャツを表した上半身に、股間を強調した柄入りのレギンス、そして淡い青緑色のブーツを履いています。
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イラストは"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkesより                 

ボクの最も大きな特徴は、背中のコブ。この中には、作物の種や、女の子にあげるプレゼントが入っています。

ボクを作ったのは、パット・ショシェヴェアマさん。

身長約20cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根とトウモロコシの殻を使用。
エロチックでユーモラスな人気の高いカチーナ人形です。品の良い色使いがとてもきれい!チョロっと垂らした赤い前髪と誘いかけるようなセクシーな眼差しが、なんとも悩ましく、カワイイです!

価格: 雪 SOLD
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パット・ジョシェヴェアマ・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
冬の寒さを呼ぶカチーナ 「マサン・ウッティ」 Masan Wuhti (Cold Bringing Woman)
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私は寒さをもたらす女、「マサン・ウッティ」です。
「ホロ・マナ」とか「ヨホズロ・ウッティ」と呼ばれることもあります。

私は、第1メサのポワムヤ儀式の期間中に、ヌヴァ・カチーナ Nuvak-china (雪のカチーナ)と共に姿を見せます。私たちの役目は、ホピの土地に寒さと雪をもたらすことです。雪は、ゆっくり溶けて土地に水分を与えます。雨よりも時間をかけて土の中に浸み込むため、最も有効な水分の浸透だと言われています。

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イラストは、"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkes より

儀式では、私に扮するホピの男は、頬に赤い丸とむき出した歯がペイントされた白いマスクを頭から被り、口から赤い舌を出し、小さなヒゲをつけ、耳飾りと頭の上に羽根飾りをつけ、キツネの皮を首に巻いて、白いブランケットをはおり、ウエディング用の衣服にサッシュをつけ、白いモカシンを履き、ユッカのヘアブラシを手に持った姿で登場します。
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私のパワーは冬の寒い風。出来る限り人びとの髪をくしゃくしゃに乱し、それから、このユッカのヘアブラシで梳かしてあげます。

私を作ったのは、エドワード・シーチャマさん。今、最も注目されている若手の伝統スタイル・カチーナ・カーバーです。彼の作品は、全て自然顔料を使うこと、比較的小さい作品が多いことと、繊細でシックなことだと、東京のカチン・マナは称えています。

身長は、頭の羽根飾りを含めて約26cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。トウモロコシのヒゲ、ユッカ、羽根などを使用。
儀式のスタイルをかなり忠実に表現した素晴らしく魅力的な作品です。モノトーンに、グランドキャニオンの土の赤を利かせた、とても気品のあるシックな色調。ユーモラスでファンタスティック!まるで冬の妖精のよう!なお、このカチーナが彫られるのは、非常に珍しいことだそうです。

価格: 月 SOLD
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エドワード・シーチョマ・コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
コーンダンサーのカチーナ 「クオ」 Quo (Butterfly Corn Dancer )
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ボクは「クオ」。コーンダンサーの仲間です。
ボクは、ダンスと歌が得意で、やはり、トウモロコシの豊作を祈るのが役目です。
ボクを作ってくれたのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。顔には、チョウチョの絵が描かれています。このチョウチョの顔がすごく可愛いと言って一目ぼれしたのが、東京のカチン・マナ。マニュエルさんは、顔を描くのがとってもうまいんです。また、マニュエルさんは、儀式の時、コーンダンサーがつけるベイマツ(米松)のひだ衿を表すため、ボクの首の周りをエメラルドグリーンに塗ってくれました。そして鳥のくちばしのように突き出した口、頭頂部に柔らかい羽根、後頭部に扇状の羽根飾りをつけてくれました。ボディの模様は、トウモロコシを表しています。
             
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身長は頭部の羽根飾りを含めて約く57cm。コットンウッドのハーフボディ(木を縦に割った厚みの少ないもの)にミックスメディアで彩色したうえ、エイジングの技法で仕上げられています。原色を使っていますが、エイジングの効果で落ち着いた色調となっており、独特の風格を感じさせます。非常にインパクトのある作品。因みにマニュエルさんはバタフライ(蝶)族、奥さんのマーリンダさんはトウモロコシ族、二人の深い絆を表しているようにも見えます。
にっこり笑ったチョウチョの顔が何とも可愛らしく誘惑的です!

価格: 虹
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コーン・カチーナ 「ソタング・タカ」 Sotung Taka (Laguna Corn Kachina)
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ボクの名前は「ソタング・タカ」、コーン・カチーナです。
つまり、トウモロコシの豊作を祈るという役割を担っております。比較的最近、登場するようになったカチーナであり、ラグーナからやって来たと考えられています。
                 
儀式では、手に何かと持ち、身振り手振りで優雅にダンスをします。そのフォームを、ホピの人びとは「ラグーナ・ギャンブラー」と呼ぶこともあります。人形のボクは、手に何も持っていませんが、ダンスはうまいですよ!
 
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人形のボクを作ってくれたのは、フィルバート・ホナニーさん。伝統スタイルのカチーナ・カーバーの中でも、特に手の込んだ妥協のない作風だとカチン・マナスの二人が高く評価しているアーティストです。ボクの顔面のカラフルな縦縞模様は、いろんな色のトウモロコシを表しています。また、額の真ん中についているグリーンの宝石のような飾りは、アワビの殻でできていて、雨の雫を象徴しています。

身長は、頭の羽根飾りを含めて約30cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。羽根、毛糸、アワビの殻、トウモロコシの殻など多様な素材を使用。ディテールにこだわった作りが大きな魅力です。落ち着いた色調とユーモラスでピュアな形態が見事に融和した非常に味わいのある作品です。額からリ両脇に流した毛糸の髪もチャーミング!

価格: 虹 SOLD
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コオロギのカチーナ 「スーシパ」兄弟 Susopa (Cricket Kachina)
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ボクたちは、「スーシパ」兄弟です。クリケット、つまりコオロギのカチーナなの。
ボクたちは、ランナーである時もあれば、キヴァのダンサーとして登場することもあるんです。
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イラストは、"Hopi Kachina Dolls with a Key to their Identification" by HAROLD S. COLTON より

儀式では、ボクたち「スーシパ」の役を演ずるホピの男は、黄色のマスクを被り、頭の上にアンテナのような2本の角をつけ、ぼろきれのひだ衿に、腰当て布をつけて、ユッカの葉のムチを手に持った姿で登場します。そして、競争で負けた人をムチ打ったり、又、競争に参加したひと全員を祝福し、ギフトを配ったりする役目を担ってるんです。ホピでは、速く走れることが強くて優れた男の証明であり、とても重要なことなのです。競争で負けた人をムチ打つのは、いじめるためではなく、励ますため。
             
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ボクたちは、スーシパ・カチーナ人形のフラット・タイプ(丸い木を縦に割った厚みのない平たいもの)です。主に、子供用に作られたシンプルなデザインなの。だから頭の上のアンテナや腰当て布は略されているけど、目の上の雨や湿気を表す小さな黒い点々だけは、ホピにとってとても重要なので忘れてはダメ。しっかり描かれています。究極の純粋さが追求されているんだ。
ボクたちを作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。ボクたちのまん丸な目と口、それと星々のように見える目の上の点々があまりにも可愛いといって、東京のカチン・マナが日本に連れて来てくれました。

身長は兄が約26cm。弟が21cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色したうえ絶妙な「エイジング」の技法によって仕上げられています。素朴でピュア、古めかしい感じがたまらなく魅力的です。

価格: どちらも「北斗七星」 SOLD
★詳細は、「ご案内」の「価格について」をご参照ください。


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全てのカチーナの母 「ハハイ・ウッティ」 Hahai-i Wuhti (Mother Kachina) 3
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私も「ハハイ・ウッティ」です。二人の姉たちの妹です。私たちを生み出してくれたのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。私たちの持つ意味については、一番上の姉のところをご参照ください。
     
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私は最も小ぶりで、ハンドバッグにも入ってしまうため、東京のカチン・マナがいろんなところへ私を連れてってくれます。

身長は頭の羽根飾りを含めて約20cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。ビビッドな色合いが特徴です。手に収まるサイズの無条件に可愛いカチーナ人形。見ているだけで、気持ちが明るくなり、元気がもらえます。

価格: 北斗七星 SOLD
★詳細は、「ご案内」の「価格について」をご参照ください。


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全てのカチーナの母 「ハハイ・ウッティ」 Hahai-i Wuhti (Mother Kachina) 2
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私も「ハハイ・ウッティ」です。マニュエル・シャヴァリアJr.さんが世に送り出してくれたものです。先に紹介された「ハハイ・ウッティ」の妹です。私の詳しい説明は、姉のところをご参照くださいませ。

東京のカチン・マナは、私のことを、日本のお地蔵様みたいですって!
姉より年上にみえるかな?

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身長は頭の羽根飾りを含めて約24cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色したうえ、エイジング仕上げがなされています。アンティークもののような古めかしい雰囲気、三日月型の目とアルカイック・スマイルを浮かべた口が、なんとも可愛い「ハハイ・ウッティ」。いつも側に置いておきたくなるカチーナ人形です。

価格: 北斗七星 SOLD
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全てのカチーナの母、「ハハイ・ウッティ」 Hahai-i Wuhti (Mother Kachina) 1
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私は、「ハハイ・ウッティ」です。
全てのカチーナの母と言われ、又、「グランドマザー」と呼ばれることもあります。
因みに、「ウッティ」とはホピ語で既婚の女性を意味し、未婚の女性の場合は「マナ」と呼ばれます。

私は、水蛇儀式において主要な役割を担っている他、ニーマン・カチーナ・ダンスなど多くの主要な儀式に登場します。

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イラストは、"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkes より

儀式では、私に扮するホピの男は、頬に赤い丸をつけた白いマスクを被り、キツネの皮のひだ衿、女物のドレスにサッシュ、娘用のショールをはおり、裸足か白いブーツを掃き、水は一杯入ったゴーアド(ヒョウタンのようなウリ科の植物の実)を手に持ちます。三日月型の目、赤い馬の毛を額に垂らしているのも特徴です。人形の私には、顔の上に描かれた赤い縦線で表されています。この額から顔に垂らした赤い前髪は、雨の恵みを意味しています。

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私のような、木の自然な形をそのまま使ったフルボディの「ハハイ・ウッティ」カチーナ人形は、女の子だけに与えられるものですが、フラット・タイプのものは、ホピの赤ん坊が初めて受け取るプレゼントであり、唯一、男の子が持てるカチーナ人形なのです。

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私を作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。私は、東京の玉川高島屋で開催された展覧会のために制作された大型の特別作品です。私のように大きくて重量があるカチーナ人形は、滅多に作られません。ですから、とても貴重であり、迫力があります。 縁あって東京のカチン・マナの元に来ています。

身長は頭の羽根飾りを含めて約47cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色。ビビッドな色合いがとてもキレイで、パワー全開といった感じ。邪気を寄せ付けず、貴方を元気付け、守ってくれる守護神になるでしょう。非常に芸術性の高いカチーナ人形の逸品です。

価格: プレアデス
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アナグマのカチーナ人形 「ホナン」 Honan (Badger)
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はじめまして。ボク「ホナン」。アナグマのカチーナです。 
ボクたちクマのカチーナは、とてもパワフルで悪い病気を治すことができるとホピの人たちに信じられています。ボクは、メディスンマン。そして強い戦士でもあるんです。

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ボクたちホナンは、ミックスダンスや水蛇の儀式に姿を見せます。ホナンのダンサーに扮するホピの男は、赤い耳、突き出した大きな鼻、頬にアナグマの足跡をペイントしたマスクを被り、白くボディペイントした身体にベイマツ(米松)又は毛皮のひだ衿、キルトにサッシュ、キツネの皮と女性用のショールをつけ、赤いモカシンを履いて、手にリズムをとるラッフルを持って登場します。
             
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ボクは、このホナンを表したカチーナ人形で、フラット・タイプ(厚みのない平らなボディ)。小さな子供向けに作られた人形です。だから、スタイルもシンプル。でも、パワーはありますよ!
ボクを作ってくれたのは、伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの第一人者のひとり、フィルバート・ホナニーさん。セドナのアート&クラフトショーの会場で、応援に駆けつけてくれたカチン・マナスの目の前で、ボクを仕上げてくれました。その時、一緒に作られた兄弟が、今、LAのカチン・マナのところにいます。

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身長約20cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。頭に羽根を乗せています。ベルベット・タッチのソフトな色合い、とても温かみのある表情が心を和ませます。手のひらに収まる小型サイズなので、マスコットとしても最適です。

価格: 北斗七星 SOLD
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地上と下界をしきるホピの神様 「マサウ」 Masau'u (Earth God)
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私は、「マサウ」。地上と下界の両方をコントロールする神です。私は、他のカチーナのようにサンフランシスコ・ピークスに住んでいるのではないので、1年中いつでもホピの村々へ行くことができ、人びとを導きます。特に、7月のニーマン儀式が済んだ後が私の出番です。

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イラストは"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkesより

儀式では、私に扮するホピの男性は、大きな丸い目と口、カラフルな小さな丸が沢山描かれた白いマスクを被り、頭の上には祈りのための羽根を沢山くっつけた何本もの小枝を乗せ、ウサギの皮で作られた毛布をまとい、キルトにサッシュを締め、赤いモカシンを履き、手にユッカの葉のムチを持って登場します。
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人形の私を作ったのは、ネイト・ロマテワマさん。若手の注目カーバーです。カチン・マナスTOKYOが初めてホピにやって来た時、一番最初に心を奪われたのが、この私。彼女は私のエキセントリックでショッキングな姿に度肝を抜かれたそう。

身長は、頭の上の羽根飾りを含めて約57cm(羽根飾りだけで約17cm)。コットンウッドにアクリル絵の具で彩色。ホピにとって最も重要な神格「マサウ」を表したカチーナ人形です。常軌を逸した現代アートのような顔は、一度見たら忘れられない迫力を持ち、どこか着物を想わすグラフィックな衣装とのコンビネーションが実にユニーク!非常に神秘的なカチーナ人形です。

価格: 雪 SOLD
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なまはげ的カチーナ人形「ソヨコ」 Soyoko (Ogre woman)
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私は「ソヨコ」と申します。淑やかな日本女性のような名前ですが、実は泣く子も黙る恐い人食い鬼女なのです!

黒い顔にギョロギョロした大きな黄色い目、横に裂けた口とヒゲが特徴です。そして第3メサに現れるソヨコだけ赤い舌をペロリと出しています。
儀式では、私を演じるホピの男は(カチーナは男性しか演じられません。女のカチーナは男性が女装するのです)、黒い女性用のドレスを着て、白いブーツを履き、手に肉切り用のナイフと杖を持った姿で登場します。
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上のイラストは、"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkesより

私は、2月に行われるポワムヤ儀式の「ビーンダンス」が終わった後、夜に、村人の家々を訪ね、男の子にはネズミを捕まえてくるように、女の子にはトウモロコシを挽いて「ピキ」を作るよう命じます。そしてもし、それができなかった時は、その子を食べてしまうよ、と言って脅かします。カチン・マナスの二人は、私のことを日本の「なまはげ」に似てるって言います。

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人形の私をこの世に送り出したのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。伝統スタイルのカチーナ人形を作る芸術家肌のトップカーバーです。私の額の真ん中に描かれた青い模様は、鳥の足跡を意味します。伝統を踏まえつつ、芸術的オリジナリティーを巧みに表現するマニュエルさんの手法を表しています。

身長約28cm。コットンウッドにミックスメディアで彩色したうえ、古めかしい感じを出す「エイジング」という特別なテクニックを使って仕上げられています。木の自然なカーブを活かした動きのある体つきが何ともいい味を出しています。このソヨコは、赤い舌を出しており、第3メサのスタイル。人食い鬼女とはいえ、どこかユーモラスで、見るものを元気にしてくれる不思議なオーラを放っています。

価格: 虹
SOLD
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星座を顔に持つカチーナ人形「マストップ」 Mastop (Death Fly Kachina)
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ボクの名前は、「マストップ」です。
黒い顔、両方の頬には、それぞれ7つの白い点々が描かれています。これは星座を象徴していて、右側が「プレアデス」、そして左側が「北斗七星」なのです。驚きましたか?「ホピ族は、太古の昔から、これらの星座と関係があったのだわ!」って、東京のカチン・マナが感動して、ボクのことを見直してくれました。それまでは、LAのカチン・マナと一緒に「ダッコちゃんみたい」なんて言ってたのですが・・・・。
             
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ボクのスタイルの特徴は、ひだ衿とキルトのスカート、そして赤いモカシンです。キルトのスカートは、その昔は山猫の毛皮で作られていたらしいのですが、今では、かなり自由。ボクのは、シックな白黒の格子柄です。胴体や足に白い手形がついていますが、これは地球のエネルギーのパワーを示していると言われます。

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ボクは、冬至を祝うソヤル・セレモニーの最後の日、第3メサだけにペアで姿を現します。ボクたちの役割は生殖に関すること。ホピの女性たちが、多産に恵まれますようにという、死んだ祖先たちの祈りを象徴しています。つまり、ボクたちマストップ・カチーナは、あの世の祖先たちの霊とも繋がっているのです。そして宇宙の星たちとも。

ボクの生みの親は、クラーク・テナコングヴァさん。伝統スタイルのカチーナ・カーバーの第1人者です。ボクには、双子の兄がいて、彼はLAのカチン・マナのところ、そしてボクは、東京のカチン・マナのところにいます。

身長は、頭の羽根飾りを含めて約37cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。モノクロ・トーンに草木染風の柔らかいレッドとイエロー、ワサビを想わせるグリーンがとてもきれい!
非常にインパクトのあるユーモラスなイメージ、また同時に深遠な意味を持つカチーナです。LAの双子の兄も併せてご覧ください。
*Mastop は Mastof と表記されることもあります。

価格: 虹 SOLD
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泥頭のカチーナ人形「コイヤムシ」 Koyemsi (Mud Head)
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ボクは「コイヤムシ」と呼ばれます。英語では「マッド・ヘッド」、つまり「泥頭」という意味です。

ホピの伝説では、人類はグランドキャニオンという母なる大地の割れ目から、この世に生み出されたと信じられていて、生まれて来るときは、頭に泥をつけた状態だったと考えられています。それで、ボクの頭も顔も赤茶色の土の色をしているのです。又、ボクは祖先の霊を表すとも言われています。

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   イラストは、"HOPI KATCHINA S" by Jesse Walter Fewkes より

儀式においては、道化師であり、又、時には、ドラマーやシンガーとして登場し、ダンスの休憩の間、子供たちと遊ぶのが好きです。

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ボクの特徴は、丸く突き出した目と口。手には持っているのは、リズムをとるラッフルと祈りの時に使う羽根。それから白いなめし皮のショルダーバッグもつけています。腰から下の黒い部分は、女の人の古着から作られたキルトを表しています。裾の部分の青い色がオシャレでしょう?

             下の写真は後ろ姿です。
             koyemsi image 2


ボクを作ってくれたのは、伝統スタイルのカチーナ・カーバーの第一人者、クラーク・テナコングヴァさん。

身長約38cm。コットンウッドにグランドキャニオンの赤い土など自然顔料で彩色。穏やかな美しい色調は、見飽きることがありません。
スラリとした体型、中性的な魅力を持つ、非常に気品のあるコイヤムシです。また、同時に素朴でユーモラスなムードを併せ持っているのが特徴です。1970年代の日本の人気アニメ「クレクレタコラ」のタコラちゃんを思い出される方がいるかも?

価格: 雪 SOLD

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シュールなカチーナ人形「パタング」 Patung (Squash Kachina)
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ボクの名前は、ホピ語で「パタング」。英語では「スカッシュ」、つまり、ウリの一種です。

儀式の時、ボクは、カボチャ族のチーフカチーナで、第1メサにランナーとして姿を現します。ボクと競争して負けた男を、ユッカの葉のムチで打ったり、彼の身体に泥を投げつけたりしますが、それは、ホピの男として尊敬されるには、走ることが速いというのが条件なので、彼を励まし、鍛えるためなのです。ですから、もし、ボクが彼に負けたときは、彼に素敵なプレゼントをあげます。
それから、ボクたち植物系のカチーナは、水にも関係があり、乾いた砂漠で生きて行くには、水分を沢山含んだスカッシュは、恵みの象徴でもあるのです。

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ボクの特徴は、グリーンと黒と黄色のストライプのボディ・ペイントと、スカッシュの花を手に持つか、頭の後ろに付けていることです。ボクの大きな頭は、「ゴアード」って呼ばれるヒョウタンのような実かた作られています。そして、大きな目は、ランナーとして遠目が利き、レースに有利だからです。

              ボクの後ろ姿は↓
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ボクを作ってくれたのは、クラーク・テナコングヴァさん。伝統スタイルのカチーナ・カーバーの草分け的存在。すごいインテリで、カチン・マナスがものすごく尊敬しています。
ボクは、TOKYOのカチン・マナに、最もシュールで可愛い!って言われ、TOKYOへ連れてこられました。

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身長約53cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。草木染を想わせるソフトな淡い緑色の美しさはため息もの!「パタング」はカチーナ人形の中でも、特に人気の高い彫像と言われます。巨大な頭部に表情たっぷりの大きな目、シュールの極みといったショッキングなスタイル。「プリンス・オブ・カチーナ」とでも呼びたくなるような独特の気品が特徴です。

価格: 虹 SOLD

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カチーナ人形の価格について
カチン・マナスがご紹介するカチーナ人形は、2~3の例外を除き、全て、米国アリゾナ州のホピの居留地まで行き、直接、カーバーのところから選んだ非常に質の高いものばかりです。
また、サイズにもよりますが、優れた作品は、普通、フルタイムのカーバーですら、1ヶ月に1~2体しか作れません。それ程、手間のかかる仕事なのです。こうしたことからも、本当に芸術性の高いカチーナ人形の価格が、決して安くないことが理解していただけると思います。

そして、それらを日本から現地へ直接買い付けに行くにも大変なコストがかかり、国内で皆様にお売りするカチーナ人形の価格は、当然、現地のショップやギャラリーで売られているものに比べ、かなり割高になります。
しかし、その分、どの作品も1体1体、充分吟味し、高いエネルギーを持ち物ばかり。皆様に大きな喜びを与えると自信を持っております。

なお、販売価格ですが、精霊を表すカチーナ人形に対して、世俗的な値段を表示するのは抵抗があり、カチーナへの敬意を込めて、価格の高い順に、「プレアデス」、「太陽」、「月」、「虹」、「雪」、そして「北斗七星」と設定いたしました。

目安は、
●「プレアデス」が、251,000円以上
●「太陽」が、201,000円~250,000円
●「月」が、151,000円~200,000円
●「虹」が、101,000円~150,000円
●「雪」が、51,000円~100,000円
●「北斗七星」が、50,000円以下

といたします。

各作品の正確な価格と送料については、ご希望の作品をお問合せくださった時に、ご案内させていただきます。お気軽にご連絡ください。

お問合せ先
katsin-manas-tokyo@swjapan.net
又は
info@swjapan.net


★上記どちらかのアドレスを、皆様のメールソフトへ入力され、メールを送信してください。
★コメント蘭、secretにチェックを入れ(管理人しか見られません)、送信してくださっても構いません。

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ホピ族とカチーナ人形
             On the House Top, Hopi

日干し煉瓦作りの建物の上に登っているホピの娘たち。未婚の女性を表す「ナアソミ」と呼ばれる髪型がチャーミング!1906年。Photograph by (c) Edward S. Curtis

ホピ族はアメリカ大陸最古の住人であり、先住民のなかでも最も神秘的な部族と言われています。因みに、「ホピ」とは「平和の人びと」を意味するものです。彼らは、アリゾナ州北東部の不毛の砂漠地帯の「メサ」と呼ばれるテーブル状の岩山の台地に住んでおり、何千年もの(アメリカ大陸に渡来する前を含めると5万年以上という)歴史を持ち、独特の世界観と伝統的な生活様式を保持しています。それは、厳しい自然環境と簡単には近づくことのできない陸の孤島という地理的条件が、外部からの侵入を拒み、他文化の影響を免れさせたからと言えます。彼らは、西暦1世紀頃(西暦12世紀初めという説もあります)に今の土地へたどり着き、定住し始めたと考えられています。現在、3つのメサに12の集落があり、人口は約9,000人。自然と共生しながら農耕生活を営み、年間を通して多くの宗教儀式や祭りが行われています。ホピの人びとの世界観の土台となっているのは、物質本位の現代文明社会とは全く違う霊的なものを重視するものの見方です。それは、万物には目に見える形と魂という二つの世界があるという考えです。そして、彼らの宗教観である「カチーナ信仰」には、ホピの世界観が反映されており、この世界の全てのもの、動物、植物、雲、風、星、祖先・・・・・、には「カチーナ(ホピ語で精霊を意味します)が宿っていると信じられ、彼らの生活に密接な関わりを持ち続けてきました。
カチーナは、神と人間の中間的な存在であり、人びとの願いを神に伝えるなど、多くのものが天使のような役割を担っています。その種類は300以上数えられます。彼らは、サンフランシスコ・ピークスと呼ばれる聖なる山に住んでいると信じられ、1年のうち約半分(冬至頃から夏至頃まで)、ホピの村々にやってきて、砂漠の生活で最も大切な恵みである雨をもたらしたり、人びとに知恵を授け、正しい生き方に導き、助けます。

因みに、ホピの人々にとって、「カチーナ」という言葉には3つの意味があります。
1)彼らが信仰する精霊。
2)その精霊であるカチーナをキヴァや儀式で擬人化する男たち。
3)精霊を木の人形として形どったもの。

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ホピ族の儀式のひとつ「バッファロー・ダンス」。1921年。Photograph by (c) Edward S. Curtis

ホピ族の儀式では、男たちが仮面と衣装をまとってカチーナを演じ、伝統的なダンスと歌を神に捧げ祈ります。彼らは、こうした儀式や「キヴァ」と呼ばれる半地下にある男だけの祈りの場所で、神々と交信し、それによって得た霊力によって精霊を模した木製の人形「カチーナ人形」を彫ります。そしてそれらを儀式において、通過儀礼前の少女や、その年に結婚した新婦に贈ります。それは、彼女たちを守り、幸せにする一種もお守りであり、一生の財産となります。

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カチーナ人形を作っているホピの男性。年代不明。Photo source (c) Fred Harvey

カチーナ人形が作られ始めた時代については定かではありませんが、スペイン人がホピへ侵入した1540年以前から作られていました。材料にはコットンウッド(ハヒロハコヤナギ、ポプラ)の根っこの部分が使われ、ナイフで彫られ、様々な塗料(自然顔料、油絵の具、アクリル絵の具、テンペラ絵の具など)で彩色され、羽根や貝がら、植物、布などで装飾されます。それらは、1890年代頃から売られるようになり、そのプリミティブだ豊かな芸術性が多くの人びとの心をとらえてきました。ピカソ、アンドレ・ブルトン、マックス・エルンスト、エミール・ノルデ、マルセル・デュシャン、ジョージア・オキーフ、アンディ・ウォーホルなどの有名アーティストや文化人が、カチーナ人形のコレクターとして知られ、また、オキーフやアンディ・ウォーホルは、カチーナをモチーフにしたアート作品を残しています。

数百年の伝統を受け継ぎ、1体1体魂を込めて作られているカチーナ人形。それは、見るものに芸術的な感動を与えるばかりでなく、心を温めてくれる不思議な力を備えており、ストレスに満ちた現代社会に生きる私たちを癒し、元気付けてくれます。
今後益々、人びとを魅了するに違いありません。

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カチン・マナス Katsin' Manas 誕生まで
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私がカチーナ人形を知ったのは、今から20年以上前、パリのセーヌ川沿いの古本市でした。たまたま手にしたアンドレ・ブルトン関連の雑誌の中に出ていた1枚の写真、そこにブルトンの後方に奇妙だけど可愛い人形が写っていたのです。アフリカの木製人形とは違う素朴で不思議な魅力を持つ人形。とても気になったのですが、その雑誌を買うお金もなかったため、それ以上考えるのは止め、その人形のことは頭の片隅に追いやっていました。

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写真上:アンドレ・ブルトンとジェラール・ルグランの共著「魔術的芸術」(1957年)に掲載されていたカチーナ人形の図版。(夜想13号「シュルレアリスム」 ペヨトル工房より)
写真下:シュールレアリストのグループ 1930年。前列左から2番目がアンドレ・ブルトン。(シュルセクシュアリティ PARCO出版より)


私は人形の世界で30年近く仕事をしている人形の専門家であり、ディーラーです。最初は、19世紀ヨーロッパのアンティークドール、その後、20世紀のファッションドール、そしてアーティストが作る人形などを扱ってきました。そうした仕事柄、いろいろな時代、様々な人形と出会う機会が多くありましたが、その殆どが白人の服飾文化を反映したものであり、それ以外の世界の民族色の濃いプリミティブな人形たちについては、知識も全くといって良いほどなく、かの人形が何者であるか分かったのは、随分後になってからのことでした。

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それは、2004年1月、パリのアル・サン・ピエール美術館で開催されたPoupees 展です。現代のアーティストが作った人形と、古い時代のプリミティブな人形を同時に見せるというユニークな展覧会でした。その会場で、私は、2体の素朴だけれども入念な作りの可愛い木製人形を見つけ、すぐさまそれが、かの人形と同じ種類のものであることを直感したのです。
彼らの名前は、Poupee de Kachina 1900年頃アメリカの先住民ホピ族とズニ族が作った人形であることを知りました。プリミティブで豊かな芸術性と白人文化には見られない神秘性、まさにブルトン好み、シュールレアリストのアイドル人形になったことが容易に理解できました。そして何よりも私の魂の奥底に眠っていた何かを目覚めさせる不思議な力がありました。そして折りしも、その夏、神奈川県立近代美術館・葉山で、「アンテスとカチーナ人形展」が開催され、私のカチーナ人形への想いは一気に加熱。手当たり次第、関連書籍を読み漁りました。

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写真は、POUPEES展の図録より。上がズニの「シオ・ヘミス」、下がホピの「ポリ・マナ」。

それからちょうど2年経ったある夏の日、全くの偶然から、昔お世話になった上司で名プロデューサーとして知られるT氏に再会。彼がカチーナ人形の展覧会の企画を数年前から温めたいたことを聞かされ、そのプロジェクトに参加しないかと誘われたのです。あまりのタイミングの良さに驚くと共に、何か大きな流れに乗せられたという感覚を覚えました。そして二つ返事で引き受け、それからは、日夜努力を積み重ね、結果、プロジェクトは玉川高島屋に受け入れられ、「ホピ族の精霊たち カチーナ人形展」(2007年10月24日~11月4日)として実現されました。

        exhibition 1


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話は戻りますが、上述の展覧会が決定したからには、現地へどうしても行ってみたい、しかし、英語はおそまつ、車の運転はできない、ハンバーガーが食べられない、と3拍子揃ったアメリカ嫌いの私が、アリゾナの砂漠の中にある陸の孤島のようなホピ族の居留地へ一体どうやって行くのでしょうか?想いや精神の高揚だけで、そんな旅ができる訳がありません。ところが、幸運の女神が現れたのです!20年以上の良き友で、ロサンゼルスに住むアートとデザインの専門家である市川実英子さんが、見るにみかねて同行すると言ってくれ、また彼女の友人である写真家の男性Y氏も彼の4厘駆動車とともに加わってくれることになったのです。こうしてホピランドへの3人のハードで超ユニークな旅(ロスからホピまでずっとドライブ)が今年4月に実行されました。そして何と3ヶ月後の7月に、50℃を超える激暑の砂漠地帯を、まるで熱病にでも罹ったかのように、もう1人のメンバーを加え、4人で再びホピランドへ。勿論、目的も意味も更に深まるものでしたが、冷静に考えてみれば狂気の沙汰としたいいようがなく、それはホピの土地が持つ強烈な磁力にでも吸い寄せられたとしか思えませんでした。そして、これらの旅を通して、多くのホピのカチーナ・カーバーや村の人びとと知り合いになれ、交流が始まりました。


又、何よりも私を驚かせたのは、人形には全く興味がなかった市川実英子さんが、「ミイラとりがミイラになる」がごとく、私以上にカチーナ人形にはまってしまい、カチーナ人形とホピのことを本気で取り組み始めたことでした。私たちは、大いに意気投合し、上述に展覧会の後も、日本でホピとカチーナ人形を広めて行こうと決意を固めたのです。

人形とアートという観点からカチーナ人形とホピの文化にアプローチし、日本とホピの友好関係を築いて行く活動をしたい、これが私たちの目指すものです。そして私たちが活動するに当たっての名称を、「カチン・マナス Katsin' Manas」と命名してくれたのが、マーリンダ・コーヤクァプテワさん。彼女は上述の展覧会で来日したホピのカチーナ・アーティスト、マニュエル・シャヴァリエJr.氏の奥さんで、第1メサ出身の有名陶芸家ナンペヨのひ孫に当たる方です。

下のイラストは「カチン・マナ」の顔。Hopi Kachina Dolls by HAROLD S. COLTONより                
                  Kachin Mana

Katsin' (カチン)は、Katsina(カチーナ)の略であり、ニックネームのようなもの。Mana (マナ)は、ホピ語で未婚の女性を意味します。Manas(マナス)は複数形。
因みに、ホピの儀式において、「カチン・マナ」は、最も知られた乙女(未婚の女性)のカチーナ(精霊)であり、トウモロコシの成長と収穫を祈る役割を担っています。
カチーナのアルファベット表記は、本来、Katsina が正しいのですが、英語表記では Kachina が一般的に使われています。私たちは、ホピへの敬意を込めて、ブログ名にKatsinaの略であるKatsin' を使用するものです。但し、一般的にカチーナ人形を意味する場合は、Kachinaと表記することにしました。


かくして「カチン・マナス Katsin' Manas」の名前を名乗ることになった私たち、TOKYOとLAからそれぞれのブログを立ち上げました。
この愛らしい響きを持った崇高な名に恥じないよう、良き活動をして行きたいと思います。
どうぞ応援してください。

                Kachin Manas

写真左がカチン・マナスLAの市川実英子さん、右がカチン・マナスTOKYOの渡辺純子です。2007年4月、グランドキャニオンにて。               

カチン・マナスLAのサイトへもどうぞ。

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