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ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
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カチン・マナ Kachin' Mana (Kachina Girl)
        kachin manas 1

私たちは「カチン・マナ」(カチーナ娘)の3人姉妹です。
カチン・マナは、儀式において、最もよく出てくるカチーナとして知られており、トウモロコシの成長と豊作を祈る存在です。
私たちは、儀式で一緒に出てきてダンスするカチーナによって、姿は同じでも、「アホラ・マナ」とか、「ヘミス・マナ」とか、「ホワヤ・マナ」などと呼び名が変わることもあります。

私たち「カチン・マナ」を演ずるホピの男は(なるべく華奢なものが選ばれます)、黄色のハーフ・マスクを被り、羽根でできたヒゲをつけます。又、赤い馬の毛を使った前髪に、未婚の娘であることを示す「ナアソミ」と呼ばれる渦巻き型の髪型、そして女物のドレスを着て、娘用のショールをはおり、白いブーツを履いて登場します。それと、ギシギシ音を立てるホピの伝統的な楽器を手に持っていることも特徴です。

人形の私たちを作ったのは、マニュエル・シャヴァリアJr.さん。
皆、黄色い顔をしていて、赤い馬の毛の前髪を表す赤い縦縞が(これは雨の恵みを意味します)が描かれ、細長い三角形の目と、マナであることを示す「ナアソミ」の髪型を持ち、マナらしい衣装が、木でできたボディの上に描かれています。

              kachin manas 3

              kachin mana 1 back

一番背の高いのが、長女である私。身長は約29cm。重くてよろけそうになる位ひときわ大きな「ナアソミ」とブルーのイアリングが自慢です。それと、ヒゲがないことも、とても珍しいといわれます。全身、エイジングと呼ばれる特別なテクニックで仕上げられているので、ちょっと古めかしく見えるのも特徴です。

              kachin manas 4

              kachin mana 2 back

すぐ下の妹は、身長が頭の羽根飾りまで含めて約28cm。彼女の身体は、木の自然なカーブを活かして作られ、軽くおじぎをしているように見えます。それがこの娘の大きな魅力となっています。また私たち姉妹の中で唯一、エイジングがなされてないため、ビビッドな色調から若々しく見えるのも特徴です。

              kachin manas 5

              kachin mana 3 back

末っ子の妹は、ばっちりエイジングがなされていて、一見とても渋く見えますが、じっと見つめていると、この娘の何ともいえない無邪気な愛らしさが伝わってくると思います。身長は頭の羽根飾りまで入れて約28cmありますが、木でできている頭までは約21.5cmです。彼女の「ナソソミ」は、黒い毛糸でできています。

私たちは、LAのカチン・マナのところにいましたが、3月の展示会のため、つい先日、東京に到着しました。
皆様と展示会の会場でお会いできるのが楽しみです。

長女、次女、三女共、全員、コットンウッドにミックスメディアで彩色。長女と三女はエイジングのテクニックにより仕上げがなされています。普通、カチン・マナは長方形で目が表現されることが多いようですが、マニュエル氏は細長い三角形で表しており、それが、非常に豊かな表情を作り、とても魅力的。特に、左右の目が少しアンバランスな長女は、最初ぎょっとさせられますが、見れば見るほど味わい深く、片時も放したくないという気持ちになるほどの魅力を持っています。ご用心!

価格: 長女 月
     次女 SOLD と三女は、雪
★詳細は「ご案内」の「価格について」をご参照ください。


Coptright (C) Katsin' Manas TOKYO 2008. All rights reserved.

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マニュエル・シャヴァリアJr. コレクション | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
アンディ・ウォーホルとカチーナ人形「カラスのお母さん」
             Andy Warhol Kachina dolls

カチーナ人形は多くの有名アーティストを虜にしてきました。
故アンディ・ウォーホルもその一人。
上の画像は、Gallery/ Dealer Photos-Pop International Galleries, Inc. のサイトに紹介されていたアンディ・ウォーホルのカチーナ人形をモチーフにしたシルクスクリーン作品です。

ここに描かれている2体のカチーナ人形は、ホピ語でアングウスナソムタカ又はトゥマスと呼ばれ、「カラスのお母さん」カチーナを意味しています。そして、このカチーナは、フー・カチーナと呼ばれるムチ打ちカチーナの母とか、又は、全てのカチーナの母とも見做されていて、浄化の月である2月のポワムヤ儀式のビーンダンスに姿を現します。

                    crow mother

          HOPI KATCHINAS by Jesse Walter Fewkesより

因みに、カラスのお母さんカチーナを演ずるホピの男性は、上のイラストのように、頭の両脇にカラスの羽根を付け、逆三角形が描かれた青くペイントした顔、そして女物の装飾的なブランケットをはおります。

ウォーホルの絵に描かれている2体のカラスのお母さんカチーナたち、何ともファンタスティックな色遣いに魅力的なフォルム。そして2体並べたところにウォーホルの才気と愛を感じてなりません。

ところで余談ですが、私たちカチン・マナスがホピのカーバーを通して知り合ったLA在住のアーティストM氏によれば、彼の師匠がネイティブ・アメリカンのアートの専門家であり、ウォーホルとも親交があって、ウォーホルにカチーナ人形を初めて紹介し、収集を手伝ったとのこと。そして、それが、1970年代アメリカのアーティストの間でカチーナ人形のブームを起こすきっかけとなったそうです。

ウォーホルが集めたカチーナ人形たちは、今、どうなっているでしょう?急に気になってきました。

Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2008. All rights reserved.
カチーナ人形を愛したアーティスト | トラックバック(0) | コメント(0) |permalink
初春のごあいさつ
     DSC_0063.jpg


初春のお慶びを申し上げます。

昨年12月に当ブログを立ち上げて以来、多くの皆様から温かい言葉をかけていただき、又、リンクを張らせてくださるなど、私たち「カチン・マナス」を応援していただきました。
応援してくださった皆様、本当に有難うございます。この場を借りて、お礼申し上げます。

ブログという非常に限られた情報発信手段ですが、私たちは、カチーナ人形の魅力を紹介すると共に、その背景にあるホピの人びとの自然と調和した生き方や、彼らの素晴らしい文化と世界観などを学びながら、それらを日本で広めて行けたらと願っています。
どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。

なお、現在、私たちは、3月17日(月)~23日(日)まで銀座のギャラリー悠玄でカチーナ人形の展示会を開こうと準備にあけくれています。また、この展覧会の期間中には、スペシャル・イベントとして、インディアンフルート奏者 マーク アキクサさんのライブ演奏と朗読もございます。展示会とスペシャル・イベントに関する詳細は、2月に入ってから、あらためてご案内させていただきますが、今から、ご予定に入れてくだされば幸いです。

さて、トップの写真のカチーナ人形たちですが、向かって左から、カチン・マナ(長女)、カチン・マナ(次女)、タワ(ご存知、太陽のカチーナ)、スーシパ(コオロギのカチーナ)、ハハイ・ウッティ(全てのカチーナのマザー)、カチン・マナ(末娘)の面々です。カチン・マナスLAが住んでいる地域にあるサウスウエスト・ミュージアムのペトログリフの前で、記念撮影したもの。全員、3月の展示会には、東京へやって来ます。どうぞ彼らに会えるのを、今から楽しみにしていてください。

ところで、日本に上陸したカチーナ人形たちは、今、私の住まいで暮らしていますが、夜、私が床に就くと、ガサガサ音がするのです。まるで自由に動き出し、窓辺へ行って、夜空の星たちと交信しているかのよう。そんな彼らから、毎日パワーをもらっています。

カチン・マナスTOKYO 渡辺純子

Photo (C) Katsin' Manas LA 2008
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