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ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
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1940年代フクロウのカチーナ「モングワ」 MONGWU (Great Horned Owl Kachina)
         mongwu antique 2

ボクはフクロウのカチーナ「モングワ」です。
以前にも、このブログに仲間のモングワが登場したので、覚えていられる方もいることでしょう。その彼はボクの後輩で現代のモングワ、そして今回登場しましたボクは1940年代に生まれたモングワです。ですから、身体は小さいながらも年代の重みを感じさせる存在感がボクにはあると思うのです。

         mongwu antique 3

ホピの神話ではモングワ、つまりフクロウは太陽神の夜の使いとして知られています。又、世界のいろいろな地域で、ボクたちフクロウは「幸運の印」とか、「森の賢者」、「学問の神様」などと呼ばれ、吉鳥として昔から人々に愛され親しまれてきました。日本ではどうなのかと、TOKYOのカチン・マナに聞いてみたら、福が籠もる「福籠(フクロウ)」とか、苦労知らずの「不苦労(フクロウ)」と言われ、やはり親しまれていると教えてくれました。つまり、ボクたちは、世界的に人気物の吉鳥なんですね。

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さて、ホピの儀式において、ボクたちはミックスド・カチーナ・ダンスや、第1メサの「ポワム」(浄化の月である2月)のビーンダンスとか水蛇の儀式に、道化師を伴って登場し、道化師がホピにあるまじき振る舞いをした時、ムチ打って戒める役を担っています。まあ、一種の教育係りです。又、その他、戦士という側面も持っています。

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ボクたちフクロウのカチーナの特徴は、まん丸の目と黄色や赤茶色、黒、白の絵の具で羽根の模様を描かれた顔に、突き出したくちばしを持ち、首にひだ衿、腰には小粋なサッシュベルトを巻き、普通、手に弓矢とラットルを持って登場します。

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人形のボクは手に弓矢とラットルを持っていませんが、それでも儀式の時のスタイルがかなり忠実に表現されています。そしてボクの真ん中に寄った目、これは他のフクロウのカチーナには見られないチャームポイントと言って良いでしょう。ボクを生み出してくれた1940年代のホピのカーバーの芸術的センスがうかがえるところです。又、ボクはカチーナ人形としては小型(約14cm)な方ですが、存在感と個性の強さは大きなカチーナたちと比べても決して負けません。又、時代をくぐってきたすごいオーラがあるって言われます。

下の写真は、一緒に日本へやってきた1940年代のカチーナの仲間たちです。左からシピクネ(ズニの戦士のカチーナ)、イーシー(緑色辛子のカチーナ)、そしてボクです。シピクネやイーシーについては、このブログで追って紹介されるそうです。

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日本の皆さん、どうぞ末永いおつきあいをヨロシクお願いいたします!

身長は約14cm。コットンウッドにテンペラ絵の具と自然顔料で彩色。フクロウのカチーナは、ホピのカーバーが好んで作るモチーフのひとつと言われ、各作家の創意が特にヘッドに表現されます。本作品においては、何と言っても特徴的なのは、その中央に寄った愛らしい目。そして安定感のある太い足は1930年代~1940年代のカチーナ人形の特徴的なスタイルであり、全体のバランスの良さも大きな魅力です。褪色も殆どなく、非常に良いコンディションを維持しています。
手のひらにおさまるサイズなので、どこへでも連れて行きたくなる、小さなお守りのような作品です。

価格: ご相談ください。


イラストは、"HOPI KATCINAS" by Jesse Walter Fewkes より

Copyright (c) Katsin' Manas TOKYO 2008-2009. All rights reseved.

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