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ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
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「ホピ・ヴィレッジ&コーンフィールド」ブレスレット
       hopi villege and cornfield 2

先日、NEWSでお知らせした「第3回ホピ・ズニ作家展」の手伝いに、カチン・マナスLAの市川と共に行ってきた。
私たちは二人とも、もともとインディアン・ジュエリーには殆ども知識も関心もなかったのだが、今回のショーで、ハートを直撃するようなとんでもないものに出会ってしまい、彼らのジュエリーの魅力にはまりかけている。

そのとんでもないジュエリーとは、ホピの作家スティーブ・ウィクヴィア・ラランスによる「ホピ・ヴィレッジ&コーンフィールド」と名付けられたブレスレットだ。トゥファ・キャスティングと呼ばれる型取り技法による梨子地のようにざらっとしたシルバーのベースに、ホピの村のキヴァやコーン畑が表され、ギャスピアイトという黄緑色の大きな天然石とサンゴがついている。

       hopi villege and cornfield 8
こんなに大きな黄緑色の石「ギャスピアイト」は珍しいそうだ。その先端に嵌め込まれているのは、「ボーダー・オパール」。ここから天のエネルギーを取り込むという。
          
       hopi villege and cornfield 5
キヴァが夜空に輝く星と共に描かれている。サンゴの位置が絶妙だ。

       hopi villege and cornfield 7
こちら側は昼間の様子。大きな太陽からコーン畑に燦燦とエネルギーが降り注いでいる。写真では見えないが、コーンの下には水のシンボルが描かれている。

更に注目すべきは、ブレスレットの内側のデザインだ。やはりトゥファ・キャスティングによるベースに、太陽や星、水、雷、人生のサイクルを表す渦巻き模様、そしてココペリや角の生えた動物の姿が描かれている。
      下の写真↓

       hopi villege and cornfield 4
写真では太陽の顔しか見えないが、その両脇に沢山の絵と、"HOPI"の文字と作者のサインも。

何と言う芸の細かさだろう!日本の羽織りの裏地へのこだわりを思い出させる。表面のデザインと合わせて、ホピの自然観や日常の場面が描き出されていて、まるでペトログリフのよう。彼らの精神文化のエッセンスがぎゅっと詰まっていると言って差し支えない。
そして、何よりも美しく、パワフルなのだ。

         steve in tokyo bis
上の写真は、作者であるスティーブ・ウィクヴィア・ラランス氏。東京上野の国立博物館のレストランにて。

ブレスレットの幅は約6cm。実際、手首にはめてみると、意外にぴったりで驚いた。というのも、これまで、この種のブレスレットは大柄な女性の手首にしか合わない、私のように手首が細い者に合うサイズはないだろうと思っていたからだった。そしてかなり重い。それもそのはず重さは約300gもあった。これを右手にはめると、箸の上げ下ろしや、ペンを持って字をかくことがままならないほどだ。しかし、その不自由感が非日常性を帯びていて、身につける者を別次元へ誘うような魔力があり、妙にそそられる。
これはまずいことになったと思った。そもそも、今回のショーには、私たちは手伝いに来たのであって、買い物に来たわけではないのに、スティーブのテーブルから一歩も離れることができなくなってしまったのだから。そしてそれは、私だけではなく、何とカチン・マナスLAの市川までもが・・・・・。彼女は、微妙に色が異なる100個の小さなターコイズがついた「ブルー・コーン」と名付けられたブレスレットに心を奪われ、動けなくなっていた。そして、その「ブルー・コーン」ブレスレットと私を狂わせた「ホピ・ヴィレッジ&コーンフィールド」ブレスレットは、まるで二つ一緒で完結するように見え、私たちとこれらのブレスレットとの出会いは、単なる偶然ではなく、ホピの神様が仕組んだことのような何か大きな意味があるように思われた。しかし、値段は、当然のことながらめちゃくちゃ高い。とても手が出るものではなかったが、身につけると、不思議なパワーが身体に入ってきて護られているような気持ちがし、又それがホピのスピリットなのかとも感じられた。もう、こうなったら、狂気の沙汰だが、清水の舞台から飛び降りるしかない。そして後は野となれ山となれだ。そう思い、私たちは、それぞれの心を虜にした運命のブレスレットを持つことに決めた。

         mieko and sumiko
写真向かって左が市川、右が渡辺。東京・上野の国立博物館のレストランにて。ブレスレットをつけたままでは、あまりに重くて箸を運べなかったため、外していたところ。

さて、これからこのブレスレットを身につけた時、一体どんなことが起こるのだろうか?楽しみである。

Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2008-2009. All rights reserved.

      
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ズニの戦士のカチーナ「シピクネ」 Sipikne (Zuni Warrior Kachina)
    sipikne 5

日本の皆さん、はじめまして。
わたしの名は「シピクネ」。元々、ズニ族の戦士のカチーナで、ズニ族の守護霊「サリモピア」に由来するものです。ある時期にホピにやって来て、以来、居ついてしまいました。スタイルも徐々にホピ風に変化してきましたが、私の特徴であるスノーゴーグルのような形をした目の周りや、突き出したチューブ状の鼻、花のシンボルが描かれた耳、羽根の束を乗せた頭など、これらは全て「サリモピア」から来ています。

        sipikne.jpg
   
ホピ族やズニ族は、昔から方位を色で表すという習慣を持っています。因みに、北は黄色、南は赤、東は白、西は緑又は青、そして天はレインボーカラー、地は黒です。そして、「サリモピア」には、守護する方位によって6つの異なる顔の色が存在し、それはわたしたち「シピクネ」にも受け継がれています。

         sipikne 1

わたしたちの役目はガードマン。第1メサのビーン・ダンス(2月)やレギュラー・ダンスに登場し、すばやい動きのパワフルなダンスを踊って儀式を盛り上げます。こうした激しいダンスは、機敏で体力がないとできないので、「シピクネ」に扮するのはもっぱら若い男に限られています。

         sipikne 4

人形の私を作ったのは、1940年代のホピのカーバーです。生み出されてから既に70年以上経っていますが、シミもシワも殆どなく、足腰も健全。いつだって、どんな激しいダンスも踊れますよ!

         sipikne 2

身長約16cm。コットンウッドにテンペラ絵の具と自然顔料で彩色。安定感のあるボディスタイルと太い足、やや暗めの赤の色など、典型的な1940年代の特徴を示すカチーナです。黒、青、黄色、赤、白の色調も落ち着いており、独特の気品を感じさせ、耳の花やキルトの裾模様も丁寧に描きこまれています。小型ながら大きな存在感と魅力を持つ1940年代カチーナの名品です。

価格: ご相談ください。

イラスト: "HOPI KATCINAS" by Jesse Walter Fewks より


NEWS

第3回ホピ・ズニ作家展が下記の通り開催されます。

会期: 2009年11月6日(金)、7日(土)、8日(日)
会場: すみだパークスタジオ倉(そう)
     墨田区横川1-1-10
内容: ホピとズニのジュエリー作家が来日し、彼らの作品が販売されます。

詳細は、「ホピ・ズニ作家展」をご参照ください。


◎カチン・マナスLAの市川、TOKYOの渡辺も、ボランティアで11月6日(金)は会場に終日おります、
皆様、どうぞご来場ください。会場でお目にかかれれば嬉しく思います。


Copyright (C) Katsin' Manas TOKYO 2008-2009. All rights reserved.

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