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ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
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ホピの副創造神 クモ女
   クモ女 1

「クモ女」と言えば、「クモ女のキス」という1980年代のフランス映画を思い出される方もおられるかと思いますが、ホピの神話においても「クモ女」、ホピ語では「コクヤングティ」、と呼ばれる存在がいます。

彼女は、ホピの副創造神として知られており、そもそも、ホピの宇宙観を表す神話によれば、無限者タイオワ(全ての創造主)が存在し、有限のソツクナングを生み、それを甥として、宇宙創造の大役を任せます。ソツクナングは、タイオワの宇宙計画通りに事を進め、次々に9つの世界を創造。うち2つ、8番目と9番目を、自分とタイオワの住居に、そして残る7つを人類とその他の住処として定めました。
そして、第1番目の世界であるトクペラを創造するに当たり、ソツクナングは、彼の手助けをする女としてコクヤングティ(クモ女)を創造そたのです。

彼女は、パロンガウホヤとポカングホヤという双子を作り、トクペラの地固めをさせ、それぞれを南北両極に落ち着かせ、世界(地球)を回転させました。
ついで、コクヤングティ(クモ女)は、自然界のあらゆる生物を創造し、名をつけ、最後に4種の人類を創造したのです。
(「ホピ 宇宙からの予言」 ルドルフ・カイザー著 徳間書店 より引用)

このように、クモ女=コクヤングティは、ホピの神話において大変重要な存在であり、私たち人類を作った母とも言えます。
それにしても何故クモ女なのか?

そんな疑問を抱きながら、アリゾナの半砂漠地帯をドライブしていた時、とある町のショップで偶然見つけたのが、写真のもの。
黒く長い8本の手足にターコイズ色の愛らしい目。それは紛れも無くクモ女=コクヤングティをモチーフにした籐製の壁掛けでした。作者はホピのアーティスト。
ホピの伝統工芸品のバスケットと同様に渦巻状に黄色と黒の籐を編んで行き、黒い部分にクモの形が表現され、ターコイズ色のビーズで目を表しています。

         クモ女 2

驚くべきは、8本の細い手足です。それらは、後からくっつけたのではなく、編んで行く途中から長く飛び出させ、縁へ渡して、編みこんであるのです。何という芸の細かさ。見事な技法でしょう!

愛らしくも神秘的なクモ女の姿に魅了されると同時に、彼女との出会いをホピの神に感謝しつつ、彼女を日本へ連れて帰りました。

クモ女=コクヤングティさま、願わくば、先の大地震でずれてしまったと言われる地球の地軸を、貴方の息子たち、パロンガウホヤさんとポカングホヤさんに修正してもらえますことを・・・・・。

直径: 約12cm。
高さ: 約5cm。
籐製 ビーズ使用 
作者:ホピのアーティスト

SOLD


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