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ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
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天空の神「ソツクナング」から 新年のご挨拶
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2012年 あけましておめでとうございます。

私は「ソツクナング」、SOTUKUNANGU, God of the Sky. ホピ語で天空の神を意味するものです。ホピのカチーナを代表して、日本の皆さんへ新年のご挨拶をいたします。
今年が、地球上のすべての生命あるものにとって良い年となるよう、そして広大な宇宙の中の特別な星である地球がいつまでも美しく輝いていられることを願います。
今年もまた、カチン・マナスの二人を通して、ホピとカチーナのことをお話しして行きたいと思います。皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年最初に登場しました私「ソツクナング」は、ホピの神話において、宇宙創造の大役を担った存在として伝えられており、ご存じの方もおいででしょう。つまり、私は正確に言えばカチーナ(精霊)ではなくて、神格なのです。
私は、雲や雨、そして入道雲や稲妻、豪雨などをコントロールするとてもパワフルな存在です。また、同時に不屈の戦士でもあります。なお、朝の星が私のシンボルとされているため「スター・カチーナ」と呼ばれることもあります。

ホピの儀式において、私を演じることができるのは長老だけです。私に扮する長老は高く盛り上がった入道雲(または星を見做すことも)を暗示する三角形のとがった帽子に羽根飾りをつけ、女物の白い刺繍されたキルトにウエディング用のサッシュをしめ、モカシンを履きます。そして、特定のキバのセレモニーと2月のポワミュヤや春のミックスダンスに姿を現し、威厳に満ちたダンスを披露します。

           sotuknangu 2 

            sotuknangu 3

さて人形の私ですが、作ってくれたのは、カチーナ・カーバーの大御所の一人、フィルバート・ホナニーさん。多くの「ソツクナング」がリング状の耳飾りをつけて姿で作られますが、私の場合はアワビの貝殻が耳たぶに飾られているのが特徴。キラッと光って、星のまたたきのようでしょう。そして額にはワラの鉢巻。これを巻くとテンションが上がります!また、長方形の黒い目の上に描かれている点々は雪を象徴、そして胸と腕、背中には稲妻を表す模様が描かれており、すべてがホピにとっての吉兆です。
12月に日本にやってきた私は、今、カチン・マナスTOKYOの家に逗留しており、これから初詣に近くの神社に連れて行ってもらいます。日本の神々とお話しするのが楽しみです。

          sotuknangu 4

身長:頭から足まで24cm。東部の羽根飾りまで入れると28cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。鳥の羽根、ワラ、アワビの貝殻使用。2011年制作。
白を基調とした淡いカラートーンが非常に美しく、天空の神らしい気品のある作品です。微かに微笑んでいるような目と口の表情は絶品!見ているだけで心が和みます。
SOLD


昨年中は当ブログの更新があまりできませんでしたが、訪れてくださった皆様、有難うございます。
今年は、充実した情報を数多くご紹介できるよう頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
                                  カチン・マナスTOKYO 渡辺純子


お知らせ
大阪の国立民族学博物館(みんぱく)で、1月から3月までの3ヵ月間、新しくなったアメリカ展示に関連した各種のイベントが開催されます。因みに3月20日(火・祝日)には、ホピからミュージシャンを迎え、ダンスとフルート演奏が披露される予定です。解説は伊藤敦規氏(国立民族学博物館助教)。
詳細は、国立民族学博物館のサイトをご覧ください。


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