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ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
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ラコン・マナ と女性結社 Lakon Mana and Lakon Society
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日本の皆さん、はじめまして。「ラコン・マナ」と申す者です。
私は、ホピとは異なるプエブロ種族の、女性結社の儀式に登場するリーダーです。ホピの「ポリ・マナ」と同様、本来、私は精霊カチーナではありませんが、カチーナ関係の書籍にはよく出ており、女性結社の特性を表す美しいモデルとして知られています。

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      イラスト:"HOPI KATCHINAS" by Jesse Walter Fewkes より
             
そもそも私の名前ですが、ムインガワ Muyingawa と呼ばれる発芽の女神をパトロンとする女性結社「ラコン」から来ています。この結社の目的というのは、病気の治療や、又、植物と人間の両方の繁殖を祈ることにあり、「ラコン・ダンス」という儀式が有名です。これは、秋の収穫の時期に執り行われ、娘用の白地に赤い線の入ったショールをゆったりとまとったラコン結社の女性メンバーたちが、村の広場に入ってくることから始まり、皆で輪になり、歌を歌い始めます。それから、おもむろに登場するのが私、「ラコン・マナ」でございます。ラコン・マナは、サンタクロースではありませんが、ギフトを沢山詰めた大きなバッグを運んできて、歌やダンスに合わせて、それらのギフトを観衆である村人たちに向けて放り投げるのです。そして、最後のギフトを、「プラーク」と呼ばれる飾り板を持つ結社の女性メンバーに投げます。この最後のギフトを結社の女性が受け取る意味については残念ながら不明です。)
         
私のスタイルの特徴は、雨雲のシンボルが描かれたヘッドバンドと、角とスカッシュのシンボルを頭部の左右につけていることです。そして頭のてっぺんには、イーグルの羽根を飾ります。顔を黄色く塗って、左右のこめかみを結ぶラインと、口の両端から耳の下を結ぶラインに黒い細めのバンドをつけます。そして、手にはイーグルの羽根を取り付けたトウモロコシの穂軸を持って登場。

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私のこうした出で立ちは、特に、独特の冠のようなヘッドバンドは、ホピ族のセンスと一味違うと言われており、ちょっとした自慢であります。

さて、人形の私を作ってくれたのは、ディーン・ホワト Dean Howato さんというカーバーです。実は、彼のお父上は超大物の伝統的スタイルのカチーナ・カーバーとして知られたウォルター・ホワト Walter Howato (1921-2003)さん。フェニックスのハード・ミュージアムには多くの作品が収蔵されているというお方なのです。息子であるディーンさんは、お父上のスタイルとテクニックをしっかり受け継いで、古色を帯びた温かみのある素晴らしい作品を生み出しています。私の黄色い顔にマッチしたデリケートなピンクの地のドレスや冠のようなヘッドドレス、それに愛らしい角とスカッシュのシンボルなど、心を込めて制作してくださいました。さらに、私と一緒にラコン結社のメンバーもね。彼女の方は、娘用のショールをはおり、白いモカシンを履いて、手には黄色のプラーク(飾り板)を持たされています。

            lakon mana 4

私たち二人、今年の1月に日本へ上陸しました。「女性二人組のカチーナ人形は珍しい!」って東京のカチン・マナに大歓迎され、私たち、大いに盛り上がっています。女性パワー炸裂って感じかしら。
日本の女性の皆さん、どうぞよろしくお願いします。

      lakon mana and member 2

ラコン・マナの身長は頭部の羽根飾りまで入れて約33cm。メンバーは約28cm。共にコットンウッドにミクスト・メディアで彩色。2011年制作。
「ラコン・マナ」は、滅多に彫られない非常に珍しいカチーナ人形です。温かみのある黄色の顔にベビーピンクの冠のようなヘッドバンドの表現、全体のカラートーンと描画の愛らしさは絶品!程良い古めかしさを感じさせるエイジング仕上げも見どころです。全体のバランスと安定感も良く、見ているだけで嬉しい気持ちになるような作品。

SOLD



お知らせ
大阪の国立民族学博物館(みんぱく)で、3月25日(日)までアメリカ展示に関連した各種のイベントが開催されており、3月20日(火・祝)には、ホピからミュージシャンを迎えて、ダンスとフルートの演奏が披露されます。予約制。詳細は、国立民族学博物館のサイトをご覧ください。


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