ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
ナヴァホの男を表したカチーナ「タサプ」 TASAP, Navajo Kachina
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日本の皆さん、はじめまして。
私の名は「タサプ」。ナヴァホ族の男を表したカチーナ(精霊)です。
数年前にも、このブログに私の大先輩の「タサプ」が登場したので、覚えておられる方もいるかと思います。
それはそうと、何故、ホピの人々は、ナヴァホの男をカチーナ(精霊)にしたのか不思議に思われることでしょう。その訳ですが、彼らは、ナヴァホ族の持っている幸運やパワーを、カチーナを通して取り込みたかったからと伝えられています。なお、又、私たち「タサプ」は、雨や水分を表すカチーナともみなされています。何しろ、ホピは非常に乾いた土地なので、その生活に最も重要なのが雨の恵み。儀式の多くが、雨乞いに関係すると言われているほどです。そして、私たち「タサプ」カチーナは、儀式においては「アンクル」(叔父さん)の役割を担い、村のプラザで行われるダンスに姿を現し、ヘビーなビートに乗って、ゆっくりした動きで踊るのが特徴です。

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日本にやって来て、今、初めて雨期を体験しています。あまりにも豊かな雨量にビックリ!!!!
できることなら、この雨雲をホピの地へ届けてあげたい。

さて、人形の私を作ったのは、伝統的オールド・スタイルのカチーナ人形カーバーの大御所の一人をして知られるフィルバート・ホナニーさん。現在、実力ナンバーワンの人気カーバーです。
フィルバートさんは、全て自然顔料で私を彩色し、伝統に基づいたキルトの模様を絶妙に描いてくれました。そして、頭部には、三本の足場が高々と組まれ、てっぺんには羽根、その下には赤茶色の毛糸の束が飾られています。

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又、後頭部には、雨をもたらす大きな雲のシンボルと凝った羽根が付けられており、これらも見どころです。それと、両耳は、やはり水分の象徴である半分に割ったスカッシュ(ウリ)が表象され、その真ん中から羽根が付きだされています。
そして、何よりも注目していただきたいのが私のポーズ。頭部に対して、少々向きを変えたボディにより、とても表情のあるスタイルが演出されています。見れば見るほど、深い味わいのある私の姿を、どうぞ堪能してください。

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身長は頭部の羽根飾りまで入れて約35cm。コットンウッドに自然顔料で彩色。
色遣いが非常に美しく、丁寧に描かれた模様やディテールのこだわりも魅力的です。フィルバート・カチーナの本領発揮と言える名作。
フィルバート・ホナニー作 2013年

価格:お問い合わせください。


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