ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
ヘミス・カチーナ Hemis Kachina (Jemez or Ripened Corn Kachina)
           Hemis 3

このところ展示会のニュースが続き、私たちカチーナの出番がなかなか回ってきませんでした。久しぶりに登場する最初のカチーナとして少々緊張しております。

私の名は、「ヘミス」と言います。この名の由来は、ニュー・メキシコのプエブロの一部族として知られる「ヘメス Jemez」から来たものと、研究者の方々から言われております。
私の役目は、ホピの人々にコーン(トウモロコシ)が豊作になるのを助けること。私は、カチーナたちが、半年間の滞在を終えて、ホピの村々から故郷であるサンフランシスコ・ピークスへ帰還する7月のニーマン儀式の「ホームダンス」に最もよく姿を現します。

                Hemis 4
イラストは、HOPI KACHINAS by Jesse Walter Fewkes より

儀式で私を演ずるホピの男たちは、顔の右半分をグリーン(そこには、発芽するスカッシュを象徴する図柄が描かれています)、左半分をピンク又は白く(そこには、雨雲を表す小さなシンボルが描かれています)塗ったマスクを頭から被り、タブリータと呼ばれる巨大な平らな飾り板を頭につけます。タブリータの一番高いところには2本のイーグルの羽根を飾り、左右の壇にも、それぞれシチメンチョウの羽根と長い草を飾り、また、タブリータ全体はグリーンに塗られ、発芽するコーン(男根とも解釈される)と雨雲のシンボルが描かれています。そうそう、ボディは、コーンのススで黒く塗り、お腹の上には、ペアの三日月型の図柄を描くことも決められています。そしてベイマツのひだ衿を付け、キルトに女物のサッシュ、キツネの皮をつけ、赤いモカシンを履きます。右手にダンスの時リズムをとるラットル、左手にはベイマツを持ち、二人のハノ・クラウン(道化)又はマナたちを伴って、厳かに登場するのであります。

巨大なタブリータを頭につけた私たちのダンスは、儀式に神々しさと厳粛な雰囲気、そして美しい精神性をもたらし、観衆を完全に圧倒します。そう、私たち「ヘミス・カチーナ」は、ニーマンのスターなのです。

             Hemis 1
厳かで美しい正面スタイル。顔の左半分は、ピンク又は白ではなく、イエローに塗られていて、それは光を表しているかのような効果を与えています。             
             Hemis 2
後ろ姿のディテールの見事さにもご注目ください。

人形の私を作ってくれたのは、クラーク・テナコングヴァさん。彼は、私と双子の弟を作るのに数ヶ月もかかり、先日の展示会に間に合わないのではと、カチン・マナたちをハラハラさせたようです。因みに、私の双子の弟は、LAのカチン・マナのところにおります。私たち兄弟は本当に良く似ていて、微かな違いしかありません。私の方が、やや顔幅が広く、マッチョな感じ、一方、弟の方はどちらかといえば、優男といったイメージでしょうかな?
先日の展示会では、会場の真正面の一番目立つところに飾られ、初めての体験に、胸は高鳴り、大興奮でした。大勢の日本の皆さんから温かい眼差しで注目していただき、とても嬉しかったです。

身長は約63cmという超大型作品。荘厳さ、美しさ、精神性、を感じさせる大傑作!自然顔料で彩色された色合いの美しさもため息ものです!!!!日本の家にも良く合い、床の間や玄関などに置かれると非常に効果的です。

価格: プレアデス
詳細は、ご案内の「価格について」をご参照ください。


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