ホピ・カチーナ人形コレクション by Katsin' Manas Tokyo

アメリカ大陸最古の住人ホピ族が信仰する精霊を表したカチーナ人形。当サイトは、伝統的スタイルのカチーナ人形の魅力をホピの文化と共にご紹介するものです。ご希望の作品がございましたら、管理人までお問合せください。
カラスのお母さんカチーナ「アングウスナソムテカ」 ANGWUSNASOMTEKA (Crow Mother)
           crow mother 2

日本の皆さま、はじめまして。
私は、ホピ語で「アングウスナソムテカ」と言い、英語では「クロウ・マザー」、つまりカラスのお母さんカチーナです。が、しかし、実際、私がカラスの母であるというのではなく、顔の両脇にカラスの羽根のような飾りをつけた母的カチーナであるといった意味合いです。

一般にホピでは、私は、「ムチ打ちのカチーナ」の母と見做され、あるいは又、「ハハイ・ウッティ」と同様に全てのカチーナの母であるとも思われています。
私は、浄化の月である「ポワムヤ」(2月)のビーン・ダンスの儀式に、息子たちであるムチ打ちのカチーナを引き連れて登場し、ホピの子供たちがカチーナ・カルトのイニシェーションを受けるとき指揮をする役目を担っております。
下のイラストは、私と息子たちの姿を、20世紀初頭のホピのアーティストが描いたものです。

               crow mother and sons for blog
          "HOPI KATCINAS" by Jesse Walter Fewkesより

私に扮するホピの男は、カラスの羽根が両脇についたグリーンのマスクを頭から被ります。その顔には、白い縁取りのついた黒い三角製とその下に横長の四角形が描かれていて、殆どの場合、目や鼻、口はありません!幾何学模様的なこの顔の表現は、まるでモダン・アートです。そしてキツネの皮のひだ衿をつけ、女物のドレスを着て、やはり女物の儀式用の白いローブをまとい、グリーンのモカシンを履いて現れます。手に持つものは、メサによって異なり、ユッカの葉のムチであったり、あるいはコーンが盛られたお盆であることもあります。

               crow mother 1
                        (正面)

さて、この人形の私を作ったのは、伝統的スタイルのカチーナ・カーバーの第一人者の一人として知られ、芸術的センス抜群のマニュエル・シャヴァリアJr.さん。彼は、私を作るため、古めかしい味わいを出すエイジングの技法に加えて、新しい「レイヤー」という重ね塗りの技法を開発しました。この新技法の特徴は、手で触れて、いくら撫でても、又、年月が経っても、色落ちや色褪せの心配が殆どないと言われていることです。つまり、私のこの美貌は100年経っても衰えないということ!どうです、素晴らしいと思いませんか?
私は、2月に開催される「ホピ・カチーナ人形展」のDMカードのモデルの1体にもなっています。この展示会については、もうすぐ公表されると思いますので、皆さん、どうぞ楽しみにしていてください。

                 crow mother 3
                          (後姿) 

身長約36cm。コットンウッドにミックス・メディアで彩色。エイジングとレイヤーのテクニックで仕上げられています。ブルーグレー、ターコイズ・グレー、ホワイト、オフホワイト、そしてスパイス的なレッドなど、得もいえぬ美しい色合いと、まるでモダン・アートのような頭部の形態に魅了されます。
因みに、アンディ・ウォーホルも、同じテーマのカチーナ人形に魅せられ、有名なシルクスクリーン作品を残しました。下の写真です。

                 
                   Andy Warhol Kachina dolls
       Gallery/Dealer Photos-Pop International Gallerys Inc. のサイトより

価格:虹
詳細は、ご案内の「価格について」をご参照ください。


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